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「“コラテラル”ダメージ」の意味

本日『コラテラル・ダメージ』を観てきました。そこで一つ疑問がわきました。 「コラテラル」(collateral)とは、映画の字幕ではコロンビア反政府ゲリラのシンパの台詞で「目的のためにはやむをえない」(というような意味だったと思う)と出ていました。しかし手元の「新英和中辞典」(研究社)によると、「1.相並んだ、2.a 付帯的な、二次的な、b 直系でない」とあって、字幕のような意味はありません。映画ののストーリーから考えても、主人公の妻子の死を政府が「二次的な犠牲」(=本質的な問題でないため後回しにする問題)として処置したため、怒った主人公が自ら単身コロンビアに向かうことになり、これが話の発端になったというものであったように思います。 もし私の解釈が正しいのであれば、あの字幕は何故辞書にない意味を敢えて使ったのでしょうか。 それとも私の辞書が不備なのでしょうか。 (記憶する限りでは、私の辞書は以前宝○社のムックでかなり手厳しい批判を受けていたようなのですが…)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ZhakTin
  • ベストアンサー率30% (48/155)
回答No.1

collateral damage 巻き添え被害、巻き添え損害、周囲までの破壊 おそらく、 「目的を果たすための巻き添えはやむをえない。」 という意味合いではないでしょうか。 「変化に犠牲は付き物だ。」みたいな台詞と同じ意味だと思います。

nakrian
質問者

お礼

早速の回答、有難うございました。 確かにあの状況では「巻き添え」=「やむをえない」という解釈は妥当ですね。 英語の本来の意味にとらわれてそこまで思いつきませんでした。 有難うございました。

その他の回答 (1)

noname#1976
noname#1976
回答No.2

collateral damage は英英辞典によれば、"an expression meaning people who are hurt or property that is damaged as a result of war, although they are not the main TARGET, used especially by the Army, Navy etc." ということです。つまり「主要な標的ではないにも関わらず、特に軍隊などによる戦争がもたらすものとしての人的被害あるいは物的損害のこと」です。 collateral という形容詞はおっしゃるように「付帯的な・二次的な」という意味ですから、collateral damage =「二次的な被害」となり、「本来の目的のためにはやむを得ない二次的な被害」というように解釈できます。

nakrian
質問者

お礼

丁寧な回答を頂き、有難うございました。 もう一人の方の回答とともに、納得のいく解釈を頂きました。 有難うございました。

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