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クラスタサイズの比較

小さいファイルと大きいファイルをパーティションを分けて使っていますが、クラスタサイズは大きい方がいいのか、小さい方がいいのかわかりません。それそれどちらの方がよいのか、メリット、デメリットを教えてください。

みんなの回答

  • Oh-Orange
  • ベストアンサー率63% (854/1345)
回答No.2

★クラスタ・サイズとは? ・まず、ファイルがハードディスクにどのように保存されているの?って事ですが、 ・決まったサイズの入れ物があり、その箱に1つのファイルを入れます。しかし、  1つの箱はあまり大きくない為に、大きいファイルは1つでは保存できません。 ・そこで、決まったサイズの入れ物を鎖のようにつなげて、1つの大きいサイズの  ファイルを保存します。イメージできますか?→列車に例えますよ。 ・今、321人の人が列車の乗ろうとしています。  でも、1つの車両には100人しか乗れません。  では、どうするか?→簡単ですよ。  321人を100人+100人+100人+21人に分けて、4つの車両に乗せてあげましょう。  これで、321人は見事に4つの車両に格納(=保存)されました。 ・上記は『人』と『列車』に例えていますが、  ハードディスクでは『人』がファイルのサイズで、  『列車』がクラスタ・サイズということになります。→分かりますか? ・それで、今度は1人の人を1列車に乗せます。→さっきと同じ条件ですよ。つづき。 ・1人でも1つの車両に格納(=保存)します。 ・別の1人は、別の車両1つに格納します。 ・すると、100人いると1人ずつ車両に乗せるので、なんと100車両も必要になって  しまいます。→さっきは、321人でも4つの車両で済んだのにね。なぜ?それは、  1つの車両は最大100人が乗れますが、1人でも100人分を占める。って事だ。 ・つまり、小さいファイルでも1つの車両(=クラスタ・サイズ)の容量を使ってしまう  のです。→ハードディスクの保存はね。 ・よって、クラスタ・サイズが『大きい』と小さいファイルを保存していても、  実際にディスクに占める容量は馬鹿でかくなってしまいます。 ・また、クラスタ・サイズが『小さい』と小さいファイルではお得ですが、大きい  ファイルでは、たくさんのクラスタを連結して管理する事になって情報量が増大  してしまいます。→その分だけ、アクセス時間がかかったり、『断片化』という  現象が頻繁に起こってしまうのです。→『デフラグ』ってソフトで『断片化』を  修正する方法はありますが、最近は容量が多いため時間がかかりハードディスクの  寿命を縮めてしまいます。→頻繁に実行するとね。注意。 回答: ●『クラスタ・サイズ』が大きい場合  ★メリット  ・『断片化』という現象が少なく、ファイルへのアクセス時間が早い。  ・ファイル復元のときに、小さいファイルなら復元率が高まる。  ・『FAT32』の場合でもそれなりに大容量?を管理できる。など。  ★デメリット  ・小さいファイルをたくさん保存すると、どうしてもディスク使用量が増える。  ・破損クラスタができた場合に、失われる情報量が大きくなる。困るね。これ。  ・つまり、無駄が大きくなってしまう。→ハードディスクの浪費家って事だ。 ●『クラスタ・サイズ』が小さい場合  ★メリット  ・小さいファイルをたくさん保存する場合に、無駄なくディスク使用量を抑えられる。  ・破損クラスタができた場合に、失われる情報量を小さくできる。  ・つまり、無駄が少なく経済的だね。→ハードディスクという資源の。  ★デメリット  ・『断片化』という現象が大きく、ファイルへのアクセス時間が長くかかる。  ・ファイル復元のときに、大きいファイルの復元率が下がる。または困難になる。  ・『FAT32』の場合は大容量を管理できなくなる。など。 結論: ・質問者さんは『パーティション』で分けて使っているので、次のように使い分けましょう。 ・大きいファイルは『クラスタ・サイズ』が大きい『パーティション』に保存。→『C:』 ・小さいファイルは『クラスタ・サイズ』が小さい『パーティション』に保存。→『D:』 ・以上。回答とアドバイスを終わり。参考になりましたか?メリット?デメリット?の。

RAM-DISK
質問者

お礼

動画と文書ファイルを大量に扱うので、とても参考になりました。

  • ZENO888
  • ベストアンサー率49% (8944/18242)
回答No.1

1つのクラスタには1つのファイルしか入りません。 1つのクラスタで足りない場合には、複数のクラスタが使用されます。 例えばクラスタサイズ32KBの場合、例え1バイトのファイルでも1クラスタ:32KBを消費します。 このクラスタサイズと実際のファイルサイズとの差をクラスタギャップと言います。 よって、 クラスタサイズが小さい場合  クラスタギャップは少なくなりますので無駄が減ります。  クラスタ数が増えるので、断片化しやすく、管理するFAT等の管理情報も増えるので、アクセスに時間がかかります。 クラスタサイズが大きい場合  クラスタギャップが大きくなりますので、クラスタサイズより小さいファイルの保存には向きません。 まぁ、最近はHDD自体の容量も大きいですし、NTFSの場合には管理領域に小さいファイルを一緒に保存したりしますので、あまり気にする必要はないと思いますけど。 ちなみに、XPなら、ファイルのプロパティを開けば、サイズ(実際のファイルサイズ)とディスク上のサイズ(クラスタの合計サイズ) が表示されてる筈です。 (XPのファイル圧縮機能で圧縮されてる場合には、ディスク上のサイズの方が実際のサイズより少ない場合も有ります。)

RAM-DISK
質問者

お礼

ありがとうございます。適切なクラスタサイズに変更しようと思います。

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