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ディスクブレーキの効きが悪い原因と対処法
- ディスクブレーキの効きが悪い原因として、ローターに油が付着している可能性があります。
- その他にも、ブレーキパッドの状態や調整不良なども影響しています。
- 効きの悪いディスクブレーキのメンテナンス方法として、ローターの清掃やブレーキパッドの交換が挙げられます。
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ディスクはあたりが出るまで効きが悪いですから、まずはあたりを出すことが先ですが、もう1ヶ月乗られているとの事なので恐らくあたりは出ていると思います。 ローターに油が付着・・・これはディスクブレーキにとっては致命傷です。 その状態でブレーキをかけることによってパッドが油を吸ってしまい、効きが劇的に落ちます。 一度パッドが吸った油を元に戻すことはかなり困難なので、新品のパッドに交換するのが最善策です(中にはパッドを火で炙れば効きが復活するという意見もありますが、パッドの種類によってはそれが逆効果のものもありますし、仮に効きが良くなったとしても基本的にパッドを火で炙るという行為自体私は賛同しかねます)。 同じHAYESのメカディスクの上位モデル、MX2と互換性のあるパッドを使用しているようなので、MX2用のパッドを購入しましょう(例えばこれhttp://www.cb-asahi.co.jp/image/kaigai/bbb/05/bbs47.html)。 そして今後も当然パッドやローターに油が付かないようにしましょう。 ローターのパッド接触面を素手で触ることでも、皮膚の油が付着するので避けましょう。 基本的にローターのメンテは、ネジが緩んでいないかの確認と、たまにパーツクリーナーで掃除してあげるくらいで(このときクリーナーを直接吹きかけるのではなく、ティッシュなどに染み込ませて拭いてあげるやり方がいいです)、特別なことはしなくてもいいです。 RESPOのものは樹脂を犯さないようなので、それを使って問題ないでしょう。 ただ、パーツクリーナーの中には微量の油分を含んでいるものがあるようなので、パッドに使うのはやめておいたほうがいいですね。 基本的にローターが奇麗ならパッドが汚れることはないので、パッドの汚れがどうしても気になるならば、ティッシュなので乾拭きするかヤスリで表面を一皮向いてみてください(もちろん削りカスはしっかり取ってください)。 上記の事を行ったうえでなお効きが悪いと言うのであれば、まずは根本のブレーキキャリパーのセッティングを見直しましょう。 むしろこれは基本中の基本なので、効きが良いか悪いかに関わらず確認してみてください。 パッドとローターがちゃんと平行になっているかキャリパーの位置を確認しましょう。 また、メカディスクは構造上片側のピストン(パッド)しか動かないため、どうしてもローターを歪ませながらブレーキをかけることになります(自転車を降りてローターを間近でよーく見ながらブレーキをかけるとよく分かります)。 よって、すこしでもその歪みを無くすために、動かない側のパッドをなるべくローターに近づけるといったセッティングのポイントもあります。 また、パッドが減ってくるとそのローター~パッド間のクリアランスが変わるため、ある程度パッドが減ったらセッティングをし直すのが性能を維持するポイントです。 このように、基本的にはローターの掃除とローターとパッドの位置関係を適正にするのが主なセッティングになってきます。 これをやっても効きが悪いと言うのであれば、残念ながらその性能がそのブレーキの限界なのでしょう。 改善するならばパッドやローターを効くと評判のものに変えるか、ブレーキ本体を変える以外ないですね(この場合パッドやローターをアップグレードしてまで使うブレーキではないので、本体を変えるのが一番いいですね)。