間接疑問文は名詞節として成り立つため、What your age is is no matter.のような文の形でも成り立つ可能性があります。
no matter+疑問詞は形式主語構文?
高校生です。以前no matter+疑問詞は、it is no matter+疑問詞の変化したものであるという説明を目にしたことがあります。例えば、No matter what your age is, I want to marry you.と言う文があったとします、上の法則に従うとこの文は、It is no matter what your age is. I want to marry you.という文になります。本題に戻すと、It is no matter what your age is.という文が形式主語構文だとすると、What your age is is no matter.でも通じるということになりますよね? 間接疑問文は名詞節のはずだから、事実上What your age is is no matter.のような文の形でも成り立ちますよね? 長文で申し訳ありません。 文法にお詳しい方回答宜しくお願いいたします。
It doesn't matter what he said. などの動詞 matter に限っていうと,状況の it でしょう。
実際,この節内では,未来のことに will を用いませんし,「~しようとも」という意味からも,名詞節というより,譲歩的な副詞節になると思います。
もっとも,これは説明の仕方次第で,名詞の副詞用法というのもありますから,あくまでも名詞節といってもかまいません。
しかし,whether 節が「~かどうか」なら名詞節,「~であろうがなかろうが」なら副詞節と分けたり,whatever 節も「~するものは何でも」なら名詞節,「何が~しようとも」なら副詞節と分けるのが一般的です。
確かに,疑問詞節(間接疑問文)は基本的には名詞節なのですが,譲歩的な意味をもてば,副詞節と言ってもいいと思います。
質問者
お礼
丁寧な説明をありがとうございました。itは状況のitですか。名詞節と副詞節は確かにIt doesn't matter what he saidの場合ならどちらの解釈も当てはまります。whetherとwhateverを使った例が良かったです。ありがとうございました。
matter には,不可算名詞として,「重大性」という意味があり,It is no matter that he failed. のように用いられます。
これは一種の形式主語構文で,「彼が失敗したことは,たいして問題ではない」という意味になります。
そして,It is no matter what he said.「彼が何と言ったかは問題ではない」のような言い方も可能です。
しかし,これはどちらかというと堅めの表現で,普通は
It doesn't matter what he said. のように動詞 matter を用います。
この形も,形式主語構文に見えますが,実際には「彼が何と言おうとも,どうでもいい」のように,what 節は名詞節というより,譲歩節のような感覚になります。
そして,名詞 matter を用いた場合も,no matter +疑問詞で,「何をしようとも」という譲歩的な意味で用いられるようになりました。
It is no matter what ~と異なり,no matter what ~の方はくだけた表現であり,慣用的に,「何をしようとも」という意味で,whatever よりもよく用いられます。
説明が混乱しているかもしれませんが,結局言いたいのは,no matter what ~という言い方は,もともとは it is no matter what ~だっとしても,今では慣用的に,「何を~しようとも」という意味で用いられますので,それを It is no matter what ~. ともとに戻して,この文全体が譲歩的,副詞的になることにはなりません。
とにかく,no matter what ~という形でのみ,譲歩的な意味になるということです。
わかりにくければ,補足質問してください。
お礼
丁寧な説明をありがとうございました。itは状況のitですか。名詞節と副詞節は確かにIt doesn't matter what he saidの場合ならどちらの解釈も当てはまります。whetherとwhateverを使った例が良かったです。ありがとうございました。