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相互インダクタンスの測定
自分は今相互インダクタンスの勉強をしています。その中で、交流ブリッジを用いて巻き数の違う(具体的には300回と400回)有限長空芯ソレノイドを和動接続、差動接続して相互インダクタンスを求める実験を行いました。そこで疑問点なのですが、なぜ、和動接続と差動接続で相互インダクタンスが同じ値で求まるのでしょうか?これは、磁束とは無関係にもとまるものなのでしょうか?どなたかわかる方よろしくお願いいたします。
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回答No.1
相互インダクタンスは、巻き線の幾何学的な構造(巻き数、コイルの寸法、二つのコイルの配置)で決まり、外部の結線では変わりません。 磁束とは無関係? 磁束とは関係あります。(コイルA,Bの相互インダクタンスは、コイルAの電流によりBに鎖交する磁束、なので。)ただ、Bの差交磁束にはBの自己インダクタンス分も含まれるので、Bの鎖交磁束全体とは一対一の関係ではありません。 コイルA,Bの誘導電圧が Va=La*dIa/dt+M*dIb/dt Vb=M*dIa/dt+Lb*dIb/dt になることから、差動接続、和動接続で、電流と全体の電圧がどういう関係になるか、を算定してみると参考になるかと思います。