- ベストアンサー
高齢者の肺炎について
高齢者の死亡原因に「肺炎」が多いようですが、なぜでしょうか。 肺炎に罹らないようにするには、平素どのように心掛けたらよいでしょうか。 また、肺を丈夫にする、肺を衰えさせない方法があればお教えください。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
高齢者の多くは肺炎は誤嚥性肺炎によるもので、肺が強い弱いということが原因ではありません。 誤嚥性肺炎は嚥下機能の低下によって起こります。 喉のおく方には食べ物を胃に送り込む管(食道)と空気を肺のほうに送り込む管(気道)があり、その分かれ道にあたる部分には食べ物や飲み物を飲み込む時には肺の方に行かないように、呼吸する時は空気が肺に送り込まれるようにする蓋のようなものがあり、無意識のうちに呼吸と飲み込みを分けて必要に応じて食道側と気道側を開いたり閉じたりしています。 もし間違って食べ物が肺のほうへ入りそうになった時に正しいほうへ送りかえそうとするので『むせる』という反応が起こります。 年をとるとこの蓋がきちんと閉じなくなり食べ物が間違って肺のほうに入り込んでしまいやすくなったり、『むせる』という反応が鈍くなったりして、肺に食べ物や唾液などの肺にとっての異物が入ってしまい、これを外に出そうとして炎症が起こります。 これを防ぐには、飲み込むときにバラバラになりにくい食事や口の中に食べかすが残らないように口の中を清潔に保つ事などが有効とされています。
その他の回答 (1)
- reyna_px07
- ベストアンサー率62% (108/172)
回答No.2
肺炎球菌予防接種を受けられましたでしょうか。 肺炎の予防効果が数年続くと聞きました。 65歳以上で、父が受けています。 自治体によって違うかもしれませんが公費助成があるようです。
質問者
お礼
有難うございます 調べてみましょう。
お礼
回答有難うございます。 誤飲『むせる』状態は私も時々あり、先生ご指摘の事は充分認識しております。それが高齢者の死亡まで繋がる重大事とは知りませんでした。 しかし、若い時はたいしたこと無くても高齢者は容易に炎症が起こり肺炎になり易い・・・と言うこともありますね。 「年をとるとこの蓋がきちんと閉じなくなり」 怖いですね、あわてて飲み込まないことですね、 「・・・病気入院中、肺炎を併発して・・・」とある場合も「誤飲」が原因なんですか? 有難うございました。