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【市場化テスト】
ニュースに下記の記事がありました。 「市場化テストへ新規8事業選ぶ 内閣府が原案」 ここで言う市場化テストとはいったい何なのでしょうか? ご存知の方がいらっしゃいましたら教えていただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。
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市場化テストという用語が直訳なのでわかりにくいのですが、一応「官民競争入札」という名前が行政上は使われています。 イギリス、アメリカ等で実績があるのですが、政府の行う仕事を、行政側(官)と民間が競争入札を行い、より効率良く実行できる方がその仕事を行うと言うものです。民営化とか民間委託できるかどうか、できるとしたら今のまま公務員がやるのと民間がやるのとどっちがいいかテストしてみるという制度です。 行政の仕事はかなり広範ですが、「わざわざ公務員がやらなくても」と思う仕事がありますよね。いま市場化テストの対象になっているのだと、ハローワークの仕事などがあります。職業紹介事業は、既に民間にも同様の会社が存在します。公務員がやったほうが安くでき、かつ就職率もあがるのであれば構わないのですが、例えばリクルートがやったほうが安いし就職率もいいなら、公務員がやることで税金が随分無駄になっているわけです。 いわゆる『市場化テスト法』では、政府の全ての事業が対象とされており、役所の窓口業務や刑務所の運営・管理なども実際に民間がやることになっています。