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ズレータ
ホークスファンですが、最近情報に疎く、ズレータがメジャーに復帰したいことを知りました。ずっと、応援していただけにショックなニュースです。多村の加入はズレータの離脱を想定した部分もあるようですが、もし残留すれば、数年前と同じく長距離カルテットが可能だったわけですが、実際のところズレータはどういう状況なのでしょうか。交渉の過程や残留、退団いずれが濃厚なのかなどの状況を教えてください。
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ズレータ選手の契約問題は、小久保選手の4年振りのホークス復帰という明るい話題に水を差した形になったようで残念ですね。 まず双方の立場としては、 ズレータ本人は来期もホークスでのプレーを希望し、複数年契約を基本条件(具体的には2年8億円程度)としているのに対して、球団側はあくまでも1年契約に固執しています。 球団からの提示は倍増の1年3億円でしたが、その後の交渉でも単年は譲らず、5千万円の上乗せだけでした。 その後は平行線のまま、11月末迄の交渉期限を過ぎFAとなってしまいました。現在はMLBに売り込みをかけているようです。 さて、フリオ・ズレータ選手は小久保選手の故障による穴を埋めるべく、2003年のシーズン途中に入団しました。実はサードはおろか外野の守備もままならなかったのですが、2005年以降はファーストの守備も無難にこなしており、打撃成績も年々向上しています。2005年には打撃3部門でいずれもリーグ2位の珍?記録を打ち立てました。(打率3割1分9厘、本塁打39本、99打点) 今年の成績こそ前年を下回りましたが、4年間で454試合に出場して、打率2割9分1厘、本塁打122本、333打点の数字はまさに「パナマの怪人」の名にふさわしい立派なものですし、「パナマウンガー!~」のパフォーマンスで子供にも人気があります。 これまでの活躍からするとズレータサイドの複数年契約の希望は、決してわがままとは言えません。小久保選手は4年契約ですし、松中選手は7年!契約です。「助っ人」と言われる外国人選手を見ても、WBCの活躍でMLB行きかと思われていたイ・スンヨプ選手が4年30億円の長期契約で巨人残留が決まっています。ズレータ選手の球団に対する不信感が募るのも致しかたないと思われます。 それでは何故、球団側は単年契約にこだわるのでしょうか。 まず思い浮かぶのが、これまでの外国人選手との複数年契約の失敗です。昨年のバティスタ選手との2年15億8千万円の大型契約では1年を残して解雇という結果となり大損、カブレラ選手とは2年で5億6千万円の契約を結ぶも、期待した程の活躍もなく終わっています。そして今年DJカラスコ投手と2年5億円の契約を結びましたが、登板3試合で0勝3敗、防御率14.81と鳴かず飛ばず、その後は怪我もありほとんどファーム暮らしで1年を残して解雇… 確かに球団側が複数年契約に対して慎重にならざるをえないのもわかりますが、ズレータ選手のこれまでの活躍と貢献度を考えるとちょっと意固地に過ぎると思われてもしかたありません。 では他にそこまで単年契約にこだわる理由があるのでしょうか。と頭を捻っても私の拙い素人考えでは、通算6回の退場処分位しか思い浮かびません。今年の開幕早々の日ハム戦での金村投手に対する暴行行為が記憶に新しいところですが、ズレータ選手は結構、気が短いところがある様で、ちょっとスランプになると打席でもイライラしてるのがわかりました。今後も続くようだと本人は勿論、チームとってもマイナスのイメージになりかねません。 とは言え、ズレータ選手はチームに欠かせない選手だという評価は揺るがないだろうし、王監督の「単年契約は難しいだろう。お互いに納得する条件でまとまって欲しい」というコメントもありましたので、個人的には「去年も揉めたけど今度も大丈夫だろう。2年7億5千万~8億円で決まりかな」と楽観視していました。ところが昨日の降って湧いたような多村選手と寺原投手のトレードの発表です。 このトレード話はシーズン終了時からあったようですが、一旦白紙に戻ったもののここに来て突如決まった模様です。つまり球団側はズレータ選手抜きの来シーズン構想にシフトしたと見るしかありません。(球団側は「それとこれとはあくまで別問題」とコメントしていましたが…) ではズレータ選手は今後どうなるのか? 大砲不在のロッテが獲得を検討しているとの記事もありましたが、ズレータ選手本人はホークスが無理ならMLBという方針のようです。 いわゆる「松坂効果」?による日本球界の高評価を背景に、代理人のユージン・カサレジオ氏が売り込みに躍起になっているとのことで、特に松坂投手の入団が濃厚なレッドソックスがあるア・リーグ東地区には、松阪投手の「天敵」として多少水増ししたデータまで提供しているようです。代理人の「ホークスとの交渉を優先させるつもりはない」というコメントから、今後は完全にビジネスとして割り切った動きが予想されます。全く予断を許さない状況と言えるでしょう。ホークスファンとしては早く元の鞘に戻って貰いたいところなのですが…微妙ですね。
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- tohoho1114
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ソフトバンクは交渉を続ける模様。 国内ではロッテが興味を示している。 本人はメジャーに行きたいよう。 まだまだややこしくなりそうですね。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BA%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BF
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ご回答ありがとうございました。メジャー行きになるのでしょうか。
- zorro
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ご回答ありがとうございます。メジャーでも難航しそうですね。
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ご回答ありがとうございます。2年8億のズレータの希望は全く妥当だと思いますね。いや2年10億でもお釣りがくるくらいの活躍はしていると思います。個人的にはホークスに骨を埋めて欲しいと思うくらい欠かせない選手だと思っているのですが。バティスタやカブレラで懲りたという球団のいい分は、実績を残したズレータには当てはまらないと思います。バティスタやカブレラが来日する前から、ズレータはスラッガーの基本線(3割30本100打点)に近い成績は収めたわけだし、今年の年俸が1億円というのが低すぎるのではないか。バティスタやカブレラもそこそこの成績でしたが、この3人に関しては球団の査定と実際の功績がリンクしていないし、お金の使い方を誤っている。球団の目が肥えていなかったということではないかと思います。そういう意味で球団の姿勢には私も納得できませんね。ズレータは、単に成績だけのことではなく、最初から日本に溶け込もうと一生懸命だったし、たどたどしい日本語、パナマ運河のパフォーマンス、ベンチでは、常に相手投手の研究を怠らず、メモを取ったり、メモをチェックして次の対戦に備える研究熱心さなど非常に好感の持てる選手です。博多華丸仕込みの方言も随所に見られ、福岡のファンを十分に惹きつけているし、本人も残留したいというのが本音だと思います。ソフトバンクもボーダフォン買収の影響かしぶちんになっているのでしょうか。球団が単年にこだわる意味がわかりませんね。今年ズレータの成績が下がっているのは、チーム全体の打力の低下の影響です。個人成績は、チームの相互作用という部分はあるので、優勝すると多少本来の力以上の成績を収めることはあるし、チーム状態によっては逆のこともあると思います。ここまで活躍して、人気もあり、一生懸命日本語を話すズレータを私は外国人という気がしないので、ビジネスライクに交渉されていくのであれば、非常に残念ですね。