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サードパーティー製のWebメールクライアント
マルウェアの報道記事を読むと、「サードパーティー製のWebメールクライアント」を使うと、スパイウェアに感染しやすいといったことが書かれています。 この「サードパーティー製のWebメールクライアント」とは、具体的にどんなものを言うのでしょうか。 またこれを普段から予防するにはどうしたらいいのでしょうか。
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ふむふむ。 質問者さんのおっしゃっているのは、多分次のページに書かれたことを元に書かれたのだと思います。 http://www.sophos.co.jp/pressoffice/news/articles/2006/11/toptennov.html まず、第一に。 該当する内容が書かれていると思われる部分の記述は、Vista OS、つまり新しいバージョンのWindowsOS、Windows Vistaについて言及したものです。よって、今現在お使いになっているそれ以前のOSにおいては、この記述は全く当てはまりません。 一般的には逆に、WindowsOSに標準のメールクライアントであるOutlookExpressの方がサードパーティ製、つまり別会社が開発したメールクライアントよりも各種感染を誘発しやすい、と言われています。(実際には感染を許す原因となる問題は更新プログラムで改善済みで、更に感染しにくくする設定についても各所で説明されています。) 新しいVistaおよびWindows Mailメールクライアントでは、そうした問題がより出なくなるように頑張って開発がなされた結果、このような結果になったのでしょう。 第二に。 『サードパーティ製のWebメールクライアント』という表現だけを捉えると…私も含め、ほとんどの方が首をひねるばかりではないかという気もします。しっくり来ないので…取り敢えずその辺りの記述全てを読み返してみますと、次のように後述されています。 ***** (ここまで略)そのため、Windows Mail以外のメールクライアントを使用している組織や、従業員にWebなどによる個人メールへのアクセスを許している組織においては、感染を引き起こす可能性があります。(以下略) ***** 要するに、サードパーティ製のメールクライアント、そしてWebメールサービスの中でもプロバイダのアカウントなど他のメールボックスの内容を読み出し可能なサービスを引きくるめて言及したもの、と考えたほうがよさそうです。 結局…今現在Vistaのベータ版でもお使いでない限り、この辺りの記述は全く気にすることはない、ということです(^^; 最後に、OutlookExpressをお使いの場合の感染予防策について書かれたページを参考までにリンクしておきます。 http://www.paw.hi-ho.ne.jp/aoesukeji/kowaza/oesettei.html 実際には『ウイルスの可能性がある添付ファイルを保存したり開いたりしない』にチェックを入れると全ての添付ファイルが扱えなくなりますから、この設定だけは注意しないといけませんが…あとはその通りに設定されることを推奨します。 他社製のメールクライアント=メーラーをお使いの場合は、OEのセキュリティ上の問題は直接関係しないことがほとんどですが、場合によってはその製品に特有の弱点=脆弱性が見つかることもない訳ではありませんので、定期的に発売元、配布元のサイトをチェックし、必要に応じて更新プログラムを適用したり、バージョンアップしたりすることは必要でしょう。
お礼
ありがとうございました。 仰るとおり、その新しい記事を読み、Vistaであっても安心できないということがわかったのですが、サードパーティ製のメールクライアントって何??という感じで・・・。 パソコン用語は専門家にはすぐわかっても、ただのユーザーにはチンプンカンプンで・・・。 Outlook Expressを使用していますが、リンクを参考に、セキュリティに注意したいと思います。