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国債について

私が読んでいる本の中である米国債が97ドルで金利が下がったときに100ドルになったという話がでてきましたが金利が下がって国債の値段があがるのはどのような理由からでしょうか?教えてください。

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  • ppg-2
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回答No.2

資産の価値、特に国債は原理的には将来キャッシュフローを金利で割り引いた現在価値により価格が決定されます。 例えば1年後に100円受け取れる国債が金利100%で発行された場合、購入者は50円以下(100÷2=50)でしか買わないでしょう。 詳しく述べると、国債金利100%ということは国債以外のほとんどの資産が価値が1年後に2倍になるからこそ国債金利もそれと同等の100%で設定されているということです。この時国債を80円で発行した場合、1年後に100円受け取ることができますが、他の資産に投資したすれば160円受け取ることができるので誰も国債を買いません。つまり50円以下でしか買手がいなことになります。 一方1年後に100円受け取れる国債が金利10%で発行された場合、購入者は約91円以下(100÷1.1≒91)でしか買いません。 つまり現在の価値がいくらかという観点から価格は市場経済のもとで自動的に決定されます。

その他の回答 (1)

  • tiuhti
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回答No.1

満期まで期間が1年でクーポンが3%の債券があったとすると、その利回りは、 価格が100ならば、{(100+3)÷100}-1=3% 価格が95なら、{(100+3)÷95}-1=8.4% つまり、金利が下がる=債券の価格は上がる、金利は上がる=債券の価格は下がる、という事です。

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