余裕で間に合います。
一日一問毎日解けば。その際に一番大事なことはその解き方です。
残念ながら勉強できない人と勉強できる人を分ける境はここだと私は個人的に考えています。すなわち、前者は何題解いても力は上がらず、不安が募るだけの人。逆に後者は少しの努力で最大の効力を出し、もっと重要な科目、つまり英語に力を入れることができ、他に差をつけることができる人。
まず古文に対する考えかたを変えたほうがいいです。
つまるところ古文と言うのは昔の日本人、特に金持ちなヒマ人がやることなかったから暇つぶしに書いたものです。
そんなもん真剣に読んだって仕方ないとは思いませんか?
確かに文学的に非常に重宝されるものや、まして源氏物語のようなその当時の世界的名作は除きますが。
具体的にどんな内容かというと大抵恋愛です。
「どっかのタローさんが身分の違うレイちゃんに恋しましたー
あー身分違うわー。結ばれないっすよーー。萎えー」
大体こんなんです。
さて次に技術的な面に関して話を移します。
どこでわからなくなってるのかがナゾなので全く言いようもないのですが、基礎が意識の下に沈んでないのは確かでしょう。
「基礎が意識の下に沈む」状態になった場合センターの古文なんて10分もあれば回答でき、かつ満点がついてきます。
では、いかにしてこのような状態にするのでしょう。
それは人によりけりではあるとは思いますが、私がやった方法を紹介したいと思います。
秘訣でもなんでもないということがわかるでしょうが、とにかく濃い勉強をしろということです。
問題を解く際、頭の中で重要事項を全部いちいち引っ張り出してきて解くのです。この際いつも使ってる参考書で該当箇所をめんどくさくても見ることです。
みなさんがおっしゃってますように
「敬語」、「紛らわしい品詞分解」、ってのが特に重要です。
文章中出くわすたびに毎回確認します。もちろんたとえ文脈上明らかな場合も然りです。
こうしていくとだんだんめんどくなってきます。当たり前ですが。
んで気晴らしというか、いつもの学習とは違った演習の時になにもせずにわかってるとこは飛ばしてさーって読みます。
するとすらすら読めるんですよ、これが。
あと勘違いする人がいるかもしれませんが単語はマドンナで十分です。
まっすぐと光が指す道を進むうちに単語など拾い上げればいいのです。
生きている現代の英語と違い、古文など既に死んだ日本語です。
すなわちそれは不動のもので、単語は増えることなどないということが明らかです。
めんどくさいことをめんどくさがらないことが一番大事です。
もちろん本当に無駄なことは我慢してやる必要はないです。
しかし最低限度の努力と面倒を乗り越えれば古文は切れ味の良い刀となりあなたを必ずや助けてくれることでしょう。
今は古文より英語に絶対の自信をつけることです。
わかってらっしゃるでしょうが、英語が満点近く取れれば他が平均以下でも私大なんてどこでも受かります。
とにかく今はやるべきこととやってはいけないことをちゃんと考えて自分のために頑張ってください。それが分別と要領、それに見合う努力。それが「賢さ」なんですから。