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ある日突然宇宙に・・・
100%ありえない事だと知っているのですが、疑問です。 ある日、突然・・・・ 普通に生活しているとき、宇宙に瞬間移動してしまったとします。 宇宙服など何も着てない状態(普段着) で宇宙に行ってしまうとどうなるのでしょうか? 友達と話してて・・・ ・肺に酸素があるから、数十秒は我慢できる ・肺に空気があるために、体が爆発 のどちらかだと思うのですが・・・ 教えてください。
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- j-m
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真空にさらされた人体に何が起きるかという問題で昔からよく話題になったのは、 1)真空中では血液が瞬時に「沸騰」する 体温が37度Cのとき、水の蒸気圧は「47mmHg」、気圧がこれ「以下」なら水は沸騰するけど、正常なの人で拡張期85mmHg、収縮期130mmHgの「血圧」あるので血液は沸騰できない。 2)身体がフーセンのように膨張、破裂する 真空にさらされたとき、何が体を膨らませようとするのかというと、それは呼吸していた空気では無い。肺と消化管などに多少空気はあるけど、肺の空気は吐き出さればなくなるし、消化管のガスはさほど多くないから、ほとんど無視できる。残るのは、血液などの体液が沸騰して気体になったときの圧力しかない。それは結局、体液の蒸気圧と真空との圧力差だから、「47mmHg」でしかない。 だから、真空に投げ出されたとき、体が破裂する心配はない。 しかし、1気圧から気圧0の場所に「息を止めたまま」出ていくのは危ない。 これはエア・エンボリズムといって、潜水死亡事故の原因。 ダイビングで深度10メートルのところで、レギュレーターで空気を呼吸していたとすると、肺に入ってくる空気の圧力は2気圧と高くなっている。その状態で、海上まで息を止めたまま浮上すると、肺の中は2気圧、外界は1気圧になる為、この気圧の差で「肺が破裂」するので急いで浮上するときは息を吐き続けながら浮上する。(素潜りでは100メートル潜水しても、肺の中の空気は圧縮されて10気圧になっている。その状態から息を止めたまま浮上しても、肺はもとの体積にもどるだけだから、「気圧差は無い」ので肺が破裂することはない。) 3)超低温で瞬間的に凍りつく 日の当たらない真空の宇宙はマイナス百数十度と非常に涼しいけれど、真空中は放射冷却しかしないので、冷えるには途方もない時間がかかる。(魔法瓶の湯が冷めるの想像してください) これらの問題より深刻なのは、果たして真空中で、どれくらいの間、意識が保てるのか? 炭坑などのガス突出で、酸素が全く含まれていないガスを吸い込むと、ほとんど瞬間的に意識を失う。人間の呼吸は、通常は一回あたり、肺の容量の3分の1くらいしか換気しない、無酸素の気体を吸い込むと反射的に深い呼吸をして、肺の内部を完全に換気してしまう。すると直ちに無酸素の血液が脳に達して、昏倒してしまう。 1965年にNASAの有人宇宙船センターで、真空チャンバー(容器)の中にいる宇宙飛行士の宇宙服から、空気漏れが起きる事故があったという。 このとき、宇宙飛行士は1psi =0.068気圧未満の環境にさらされ、14秒後に意識を失った。15秒後にチャンバーは加圧され、飛行士は一命を取り留めた、この気絶する寸前に宇宙飛行士が感じたのは、舌の上で「沸騰する唾液」の感触だったそう。 >・肺に酸素があるから、数十秒は我慢できる >・肺に空気があるために、体が爆発 ↑ *「体は爆発しないが肺の破裂を防ぐため、息を吐きながら約15秒後に気絶する」ぐらいですかね
- m1234
- ベストアンサー率15% (3/20)
回答No7のURLのが正しいようですね。 英語なので補足しておくと: 爆発しない、血は沸騰しない、凍らない、気絶しない。 太陽光線で大やけどを負う。 減圧症にかかる、体が膨らむ。 すぐには凍らない → 絶対零度でも、熱を奪う媒体(気体や液体)がないから 爆発しない → 皮膚がある程度硬いため 血は沸騰しない → 循環器系の働きのため 1965年に15,000 feet上空で行った実験では、被験者が「舌の上の水が沸騰した」と言っているのが生々しいですね。
信頼ある回答を見つけてきました。 NASAのゴダード宇宙飛行センターのQ&Aより。 http://imagine.gsfc.nasa.gov/docs/ask_astro/answers/970603.html 息を止めようとしなかったら、30秒くらいは回復不能な障害を被ることはまずないでしょう。ただし、息を止めようとしたら、肺にダメージを与える可能性が高いようです。 理論上の予測と、動物実験の結果によると、体が爆発したり、血液が沸騰したり、体が凍ったりすることはありません。 また、即座に気を失うこともないそうです。
- SWM5903
- ベストアンサー率68% (4965/7212)
数十秒なんて我慢できないと思いますが… 下の方々が答えてらっしゃいますが、とりあえず 1:体は破裂しないと思われます。(人の肌はそんなに柔じゃないと思いますが) 肺の中の肺胞は…どうでしょう? 2:宇宙空間は極低温(星の陰に隠れていたら下手すると-273度)なので一瞬で体液が沸騰します。 つまり、体の中から火傷して筋組織が崩壊して即死…でしょうね。^^;
- Kon1701
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体は破裂なんてしないでしょう。 高い高度を飛ぶ軍用機、脱出のことは考えられています。また、急に気圧が失われることも考慮しています。真空ではないですが、非常に気圧は低いです。でも、体が破裂、なんてことはないでしょう。 ただ、そのような場合、肺の空気は吐き出すそうです。そうしないと、肺の損傷はあるかもしれません。 それと、アポロの時代、火災対策として船内の酸素を抜くことを考えていたそうです。(アポロの船内は約1/3気圧の酸素) 真空中での短時間の生存は可能なようですね。もちろん、すぐに呼吸できなくなりますし、肺の空気を排出する必要がありますから、ごく短時間でしょうね。
- tom13kei
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>肺に空気があるために、体が爆発 のほうが近いと思います。 肺の空気はあまり関係なく、我々は1気圧の環境の中でこの体を保っているので、気圧がなくなれば風船のようにパンパンに膨れてその後・・・ ではないかなァ。
- 112358
- ベストアンサー率40% (6/15)
肺の空気が爆発 および体中の血液が沸騰 血液だけでなく体液も沸騰(めん玉とか) 即死です il||li & il||li
- m1234
- ベストアンサー率15% (3/20)
血液中にある空気とかも沸騰して爆発じゃないかと。 気圧が低いというかないので、爆発するかも。
体の中に空気があるので、気圧の関係で体は破裂ます。 と、いう話を先生から聞いたことが・・・