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先生の一言で(長文ですみません)
中学2年の娘の事です。 小学校高学年時より目指している高校があります。 地元進学校で内申点42点、5教科偏差値65の娘が現在合格率80%になっています。 最近「一ランク下の高校に入って、そこで上位を維持していた方が大学に入る事に苦労しないらしいから、志望校変えようかな」と言うようになりました。 娘にしては珍しく後ろ向きの発言だったのでどうしてそう思ったのか聞いてみました。 「担任の先生がそう言ったから。『俺は一ランク上の高校に入ったが為にビリの方からついていった。惨めだぞ。みんなはそんな思いをするなら一ランク下の高校で上を目指せ』だって。その手もあるかって思った」 中学2年なので、差し迫っている訳ではありませんが、まだ、希望を持って向上してもらいたいです。 こんな時はどう接してやればいいのでしょう・・・。
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こんにちは、塾で長年教えている者です。 担任の先生の言うことは、ある生徒には正しくても、別の生徒には間違いです。子供一人一人すべて個性が違うように、伸びる環境も一人一人違ってきます。 同じ成績でも以下の通り、進路は違います。 自己管理能力があり、マイペースを守る子で、周りの人間の行動に流されず目的に向かって努力ができる子は一ランク上げようが下げようが大勢に影響ありません。結果を見ても、希望の大学に進学し、大体希望通りの職業につけています。 他方、素直で、教師や両親のアドバイスをしっかり守れる、真面目でおとなしい性格の子は、周囲に引っ張られて伸びるので、一ランク上げてでも、優秀な集団の中にいることで、その子の絶対的な能力も伸びていきます。 神経質で、そこそこ優秀で小さい頃からあまり挫折を知らず、壁に突き当たったときに精神的な脆さが出るような性格の子は、やはり一ランク下げて集団の上位にいるほうが最終的に伸びます。 中2~3の段階で性格や生活態度が変わることもあるので、皆に「1ランク下げて・・・」という一般化は全くのナンセンスです。もちろん子供の前では、担任の発言を否定してはいけませんが。 「そういうのが合ってる子もいるけどね・・・。」程度で対応しましょう。 中2の段階で「偏差値65の高校の合格偏差値80%」の優秀なお子さんの場合は高い目標を持つほうが、さらに伸びます。当たり前ですね。 また、高校で部活動にどれだけ注力するか否かでも志望校のランクは変えたほうが良いでしょう。 1ランク上げて、ギリギリ滑り込み合格の状態だと部活動との両立は難しくなるのは当たり前です。高校数学や高校英語の勉強はそんなに甘くありません。 要は、高校選びは単純ではなく、一人一人選び方は全く違うということです。 ここで最も重要なのは、中2の段階では高校を選ぶことよりも、どのような職業が自分にあっているのかを考え始めることの方が重要です。大人になるまでに、希望の職業は何回も変わるでしょう。結果的に希望の職業が見つからなくとも、全く違う職業についたとしても、どっちでも良いのです。そんなことよりも、意識し始めることが重要で、目標を持つことが重要なのです。 子供(中高生)と進路の話をしていて、一番苦労するのが、「何も希望の職業はない。」「仕事のことは考えたことない。」と言われることです。何事にも無関心なのは、教師として手の打ち様がありません。 社会全般のいろいろな仕事について、ご両親がわかっている範囲で教えてやって、アドバイスし、いろいろ話し合ってください。これは、学校の先生にはなかなか難しいのです。学校以外知りませんから。当たり前ですが、他の仕事、一般企業のことをほとんど知らないですから。 中2の段階は、成績そのもののアップダウンや高校選びよりも、今後の人生の肥やしになるのものに多く出会うことが重要で、勉強する動機付けを与えることが必要なのです。 そのようなことが欠落したまま、勉強だけを続けて、難関大に合格し、大学生になっても、進路を見失っているケースが多々あります。中高生のうちに、しっかりいろいろなことを話し合ってください。
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- stamkm
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中学2年でそういう考えはよろしくないと思います。 とにかく目標の高校に入るべきです。 同じくらいの実力の人間達と競い合いながら勉強していく ほうが、向上心が生まれると思います。 まぁそれぞれの考え方ですね。 けれど、ランクを落としてそれを目標にするという考え方は 良くない考え方だと思いますねぇ。。。
お礼
御回答ありがとうございます。 楽をして、と言うのはまだ早過ぎると思います。 頑張って、頑張った結果であれば親としても納得出来ます。
こんばんは。 先生の意見とはいえ、それは一個人の見解でしかなく、 必ずしもすべての人がそうだとはいえませんよね。 それは、「ある一人の人が高校受験に失敗したために 高校受験はみんな失敗するからしないほうがよい」といっているのと同じことです。 もっと多くの方々、たとえば部活の先輩で高校に行った人に聞いてみるよう進めたり、 ご質問者様が保護者のようですので、 親戚ですでに高校以上の人の話を聞く機会を設けてみてはいかがでしょうか。 それに、先生は合格率20%程度のところに偶然にも入れたがために、 実力以上の環境におかれ、 それが災いして惨めな思いをしてしまったのかもしれません。 そんな話をされてはいかがでしょうか? また、聞かれていないのに恐縮ですが、 担任としてはいかがな対応かと思います…。
お礼
早速の御回答ありがたく思います。 私も担任としてそう言う事を生徒に言うというのはいかがなものかと思いました。 質問欄には書かなかったのですが、来年大学受験を控えている息子がいます。 彼もまた進学校に進んだのですが、1年の時の最初のテストは学年で後ろから数えた方が早いくらいでした。 それが3年の今になって上位4分の1くらいにまで上がってきたのでいい事例だと思い娘に言ったのですが 「私の目指す高校はお兄ちゃんよりレベルが高いから、集まってくる人もレベルが高いんだもの」と言う始末でして・・・。 確かにそうなんですが、もう諦めモードになってしまったのかと悲しくなりました・・・。
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お礼
ご回答ありがとうございました。 娘は将来、弁護士になりたいと言っていました。 また、娘の回りには優秀な子が多く、なおかつ、お互いがお互いを刺激しあっていて、親としてはとてもいい状況にいるなと思っています。 テスト前になるとメールで問題の解き方、傾向等をやりあっています。 そう言う環境にいる事で伸びているのではないかと思います。 なので、進学校に行っても回りがそう言う環境なので自然、自分もやるのではないかと思っています。