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受賞作と候補作
芥川賞と直木賞の受賞作・候補作のデータベースを見ていてちょっと気になりました。 数回連続候補になった作家が何人かいましたが、ああいう方たちはあきらかに賞をねらって書いているのでしょうか?それとも書くたびに候補になっているのでしょうか? 候補に名を連ねて受賞した方はいいですけど、あげくの果てに結局受賞できなかった方はなんか可哀想というかせつなくて・・・。 もちろん受賞イコール名作ではありませんが。 書く側、出版する側に詳しい方がおりましたら、裏話など教えてもらえるとうれしいです。
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あれって公募ではなくて、「各新聞・雑誌(同人雑誌を含む)あるいは単行本として発表された短編および長編の大衆文芸作品中最も優秀なるものに呈する」となってますから、候補になって初めて、作家は自分の作品が候補になった事を知らされるんだと思います。 最終選考に残った作品の中から、選考委員が選びます。選ばれる作品は、明らかに選考委員の好みです。 数回候補になっても選ばれない人は、選考委員の好みじゃないんですね(^_^;) 数回候補になった後で受賞している人は、受賞前に作品がヒットして人気が出たにもかかわらず、「あの人が受賞できないのはおかしい」などの世論に押されて、あわてて賞をあげたのではないかと勘繰ってしまいます。 世間の評価の後手に回っているので、受賞作は、作者が油の乗っている時に書かれた「代表作」や「意欲作」ではなく、人気が出た後に書かれたいくつかの作品のうちの「最も最近出た作品」になってしまうため、受賞した作品を読んでも「?」となってしまうことがあります。 選考委員の作品評を読んでも、「?」です。 阿刀田高さんなんか、三浦しをんさんを男だと思ってたらしいですね。重鎮ばかり集めず、もっと「世間の実情を知っていて」「普段からたくさん読んでいる」人にやってもらいたい(^_^;) 伊坂幸太郎さんなんかは、いくらなんでも「死神の精度」の時には受賞するべきだったと思います。
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- r_kazuki
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こんにちわ。 書く側でも出版する側でもなく、読む側なので申し訳ないですが・・・。 私もとても気になっていました。 私は特に伊坂幸太郎さんが好きなのですが、 この方も5回直木賞候補になりながら、未だ受賞していません。 でもこの先日6回目の候補に上がっていた東野圭吾さんが受賞しましたのを見て 何だかこうなってくるともはや審査員の好みなんじゃ・・・?と疑いたくなりました。 それだけの理由ではないのは承知していますが、 少しは関与しているのではと思うと同時に、策略があるのでは?と思ってなりません。 作者さんたちも自分の作品が候補に挙がれば、次回こそは・・・! と躍起になるのも目に見えてますし、それを考えるとやはり可哀想で仕方ないです。 色々な作風を出せる作家さんが、1点の目標に拘っているわけですから、 読者にとってもとても残念だと思います。個人的な意見かもしれませんが; ■参考サイト「直木賞のすべて」↓ http://homepage1.nifty.com/naokiaward/
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ご回答ありがとうございます。 子供のころから「直木賞」って凄いネームヴァリューを感じていたので、最近の作品はちょっとショックです。 名前は出しませんが期待して読んだら、がっかりどころか怒りを感じたときもありました。作者に文句言ったらいいのか、選者に言ったらいいのか・・・と。 もちろん好みの問題もあるのですが、いくらなんでも・・・ってのが多くて。 いい作品に出会いたいですね。
お礼
ありがとうございます。 なんとなくカラクリみたいなのが見えてきました(笑) 選考委員自体の作品もつまんないのが多いですもんね。石原慎太郎さんが芥川賞の選考でブツブツ文句言ったときは同感でしたから。 伊坂幸太郎って読んだことないです。NO.1さんも書いていたので、ちょっと読んでみます。