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本当にバッテリーに水道水を補充してはいけないのか?
私の車のボルテージレギュレーターがお逝きになられたようで、バッテリーがエンジンルーム内で炸裂するという比較的大事件が起こったのですが、 その修理を依頼致しましたショップの方とお話をしていたところ、「バッテリーに補充するのは水道水でよい」と仰るのです。ちなみにこの方は大学の電気系学科を修められているとのことでした。 私もいくらか車をいじってきた身でありますので、これを聞いた瞬間はあまりにも意外な言葉でしたが、改めて高校化学で考えてみると、消毒用の塩素は充電時に発散してしまいますし、 その他存在していて良いと思われるイオン分は鉛よりもイオン化傾向が大きく析出しません。また沈殿を起こすほどの量が存在しているとも思えません。 過去ログでも精製水という意見が大部分を占めているのですが、水道水がダメという絶対的な理由をご存知の方はどうか教えていただけませんか? (精神衛生といわれればそれまでですが・・・) またゲルマニウム系バッテリー添加剤がどのように働いているのかご存知の方は合わせてお願いいたします。
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バッテリー用希硫酸は化学的に純粋なものでなければならない。純度の低いもの を用いると、正極板の腐食作用を早め、あるいは自己放電を大きくして寿命を短くする。したがって、最初に用いる電解液はもちろんのこと、使用中の電解液にも、他から不純物の入らぬよう注意しなければならない。バッテリー用希硫酸は日本工業規格(JIS K 1321)に規定されている精製希硫酸を用いる。なお、希釈、補水などに用いる精製水は(社)電池工業会規格(SBA S0404)で規定された蓄電池用精製水による。 http://www.kyorin1.co.jp/b-know1.htm 蓄電池用精製水の基準(SAB S 0404-1998)が決められています. 水道水や井戸水の注入は、バッテリー寿命の短命化、もしくは故障の原因となります。 http://www.hi-grove.com/prolonging.html サルフェーションの発生・抑制を図るという予防的なものであり、すでに機能が失われたバッテリーを復活させる目的のものではない。
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- pochi2tama
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「水道水を補充してはいけない」というか、「しない方が良い」と言う事でしょう。実際問題として、車で普通に使っていて数年で寿命となる事が多いですよね。この間にどれくらいの水を補充するか分かりませんが、日本の水道水(軟水が多く、要するに不順物となるミネラル分が少ない)の補充を繰り返しても、実際に蓄積される量としてもたかが知れているだろうし、よほど変な「水道水」でなければ(通常使用でののライフサイクルに対して)問題にならないレベルではないかと想像します。 ただ、ディーラー修理などの場合は余計なトラブル回避のため、(不順物のすくない)精製水を使う事になるとおもいます。。 とはいえ、最近はMFバッテリーが多く、補充(補水)はしないですね。 #自分は現車、前車ともMFバッテリです。その前は補水してましたが。
お礼
回答ありがとうございます。 そういえば、一般乗用サイズのバッテリーのアッパー・ロワ間には1セル当り30ml前後しか入らないようですし、 大学時代に水道水中のカルシウム・マグネシウム含有量を調べた事がありますが、本当に微々たる量しか含まれていなかったように思います。 しかし、仰るとおり予防整備・精神衛生の観点から基本から外れた事はしない方がよさそうですね。 ありがとうございます。
- blue1200
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バッテリ-メ-カ-、販売店、修理業者など、販売・取り扱いの有る企業では必ず精整水の補充します。 もちろん、取り扱い説明書にも明記してありますよね。 水道水の利用がいけないのは、主にバッテリ-にとっての不純物が含まれるからというものが多い様です。 正直、私の科学の知識では何がどの程度影響しうるのか分かりませんし、所有車両のバッテリ-液も補充したことが有りません(減らない為)。 まさかお客さまの車に水道水という訳にも・・ 車の業界では、業者・ユ-ザ-共に水道水は利用しないでしょう。しかし、他の業界では水道水が当たり前ということもあります。 船舶関係の会社では、ディ-ゼルエンジンが主に利用されます。一旦走り出せば信号・渋滞などが無く、数時間回りっぱなしになる為過充電になりがちで比較的頻繁に補水が必要となります。又、バッテリ-容量が大きい為その量もかなり多くなります。 その為、水道ホ-スから(もしくは清水タンクから)直に補充している船舶(会社)が結構あります。 それでも、8~10年は持ちますね。 多少の影響はあるにせよ、結局は使用状況の影響ほどでは無い、ということでしょうか。 保証・信用の問題も有りますから、車ではちょっと無理ですけど・・
お礼
回答ありがとうございます。 名誉のためというかそれほど言ったつもりはないのですが、文中のショップ様は電装の専門店ですので、ちゃんとピットには大きな精製水のタンクがおいてありました。 確かに船舶と自動車を比較すれば、自動車の方がバッテリーそのものの容量と必要とされる容量に対する要求が高そうですね。 消費電力の大きい車はアイドル時と走行時で充放電が入れ替わる可能性もありますから、割と酷使されている事実もまたいえます。 ネオンやバックレストモニタをフル装備した車は走行していてもバッテリーがあがる事があるそうですし・・ ありがとうございました。
- santana-3
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いざと言う時は「水道水」でもかまいません。ただ地域によって「水道水」の特性が違うので、注意が必要です。 「バッテリー専用の補充精製水」と「水道水」のと一番の違いと影響を及ぼすものに、「電気伝導率」があります。(一番高いのが海水、低いのが超純水) 「水道水」の方が「電気伝導率」が高いので、これが何度も「充放電」を繰り返す様なバッテリー(フォークリフト用等)には良くないと言われます。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど電気伝導率ですか、全く思いもしませんでした。 こういった言葉を聞くとアーシングですとか金メッキ端子だとかそういった項目しか思いつかない視野の狭さに辟易するばかりです。 話は逸れてしまいますが、楽器の世界でも、抵抗の全くないコードが必ずしも良い音を生むわけではないと聞きますから、それと同じ感じなのかもしれません(違 ありがとうございました。
追伸 ランサーに乗ってた頃の水道水は品質が悪く、毎日沸かすポットの中に3ヶ月程でカルシウムが2~3mmの厚みで固まり、包丁の先で叩いて引き剥がしてました、そのためポットの中は傷だらけでしたが....:-p また、常夏の国だったので356日/年夜間でもクーラを使いバッテリーには負担立ったと思うが、そんな水道水でもランサーのバッテリーは元気でしたよ
お礼
回答ありがとうございます。 私が現在乗っている車は国産乗用としては随分と過走行な代物なのですが、前オーナーに聞くと6年ほどバッテリー無交換だそうです。 そんなに繊細なものではないのかも知れませんね。 MFバッテリーによるレイアウトの自由度は魅力ではありますが、突然死するという噂もよく耳にいたします。 これもまた「神話」なのかも・・・ ありがとうございました。
- silkykun
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バッテリー内の電解液は、自然蒸発は無くとも電気分解によって減る場合があります。又、電解液不足は極板が露出、酸化してしまい劣化を促進させるばかりか、静電気発生の原因にもなりますので最近流行!?の破裂事故にも繋がります。電解液が減っていたらカー用品店等で販売されているバッテリー補充液(水道水は不純物を含んでいる為絶対にご使用にならないで下さい)を補水する訳ですが、満寿命が近いと推測できます。 因みに電解液は希硫酸ですので水ではないのです。 上記の水道水は不純物を含んでいるとは、カルキやミネラル等が希硫酸に影響するためだと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 電解液が希硫酸なのは当方も存じております。 しかし、硫酸中の硫化物イオンが水道水中で反応してしまうのはカルシウムイオンぐらいかと思ったがカルシウムがそこまで含まれて・・・という点を聞いてみたかったのです。 自動車業界、特にアフターパーツマーケットは「痒いところに手が届いてしまう」ところだと思います。 よって自分の先入観によって無駄な、または間違った事をしていないか気になってしまうのです。 ・・・しかし、自宅の近くの用品店には補充液2リットルボトルしか置いてありません・・・こんなに要らないのに・・・LLC用?と聞きたいです。 ありがとうございました。
理論的にどうか知らないが、マツダのボンゴに5年間、4万キロ、三菱のランサーには4年間、8万キロ、水道水だけを補充して元気に動いてました。 最近はバッテリーに水を入れる口がないので寂しい....
お礼
回答ありがとうございます。 参考URLは大変勉強になりました。 ちゃんと規格が存在している事を知れば、安心して精製水を補充する事ができます。 うーん、ショップの信用がちょっと・・「本音」ということにしましょうか・・・ ありがとうございました。