お仕事の前に事前に色々なことを勉強されるのはいい事です。
ただ、あまり考えすぎるよりも馴れる事が一番ですよ。
さて、施設で働く介護職員には資格要件はありません。
施設では介護福祉士、ヘルパー2級程度等と募集に資格を設けているのは、最低限の知識と技術を持っているかたを募集するときの条件です。
では、資格に無い方は?
施設として教育すれば充分に仕事は出来ます。
考え方でしょうが、「前の職場では…」「普通は、ああだ~・こうだ~」は施設の考え方なので不要な言葉。
全く素人でも頑張る方、優しい方を求めていると思います。
食事の援助、入浴介助
資格はなくてもできますが、一人ひとりの状況を覚えて、援助の技術も必要なので簡単には任されません。
注射等の医療行為は医師の指示を受けた看護職員だけが行います。
ただし、前後の体位交換や誘導などは介護職員でもできます。
薬の服薬、シップの張替え、塗り薬の塗布等一部の行為は看護職員の指示を受けて出来るようになりました。
施設の職員は最低基準の人数が施設の種類ごとに定められています。
統一の人数ではないし、最低基準は最低なので気にする必要は無いでしょう。
少ないように感じても基準はクリアされています。
職員は
「時間が無い」「人が足らない」「設備が古い」「あ~だ、こーだ」
と言いますが
『知識が無い』『技術が足らない』『連携が不十分』『勉強不足』
とは言いません。
難しい事例、困難事例、問題行動
これも良く耳にしますが、誰が感じる事なのか?
貴方が難しいと感じても、僕には簡単な事もたくさんあるでしょう。
利用者さんだって、問題を起こしているとは思っていません。
全ては勉強です。知識も技術も全部が勉強なので頑張ってくださいね。