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訴えたい
友人が都内の某大学病院にかかっています。乳がんで切除手術をしたあとに化学療法と放射線治療をうけていましたが、切除後日をおかずに、自分で転移を疑い、検査を依頼した結果、転移が明らかになりました。最初は「こんなに早くあり得ない」と言っていた医師団も、結果を聞いて、やはり自分の体は患者自身が一番よくわかっているのだ、と言って彼女の直感に驚いていたそうです。しかし、医師団の長である、とある乳がんの権威と言われる医師が「ヒマにまかせて気にしすぎるからいろいろ見つける」と彼女に直接発言したそうです。 あまりに心無い発言だと、友人は、別の医師の前でとうとう泣いてしまったそうです。その医師は「権威」の発言をフォローするように彼女を慰めたそうですが、彼女は納得できません。 いたずらに騒ぎたてて、検査をした結果それがことごとく間違いだったなら「ヒマにまかせて云々」と言われても仕方ないかも知れませんが、友人の場合は直感がことごとく「当たって」いたのです。それなのに、何故こんな言われ方をしなくてはいけないのか、納得できませんし非常に悲しく耐えられない思いです。 この医師の発言を訴える機関がどこかにあるでしょうか。友人は自分の病気と闘うことで手一杯です。彼女本人がそうしたいという希望を持てば、友人である私や家族がかわって、どこかしかるべきところにこの医師の暴言を糾すべく働きかけたいと思っています。 こんな場合どこにお願いすれば良いのでしょうか。命に関わる病を得た上に、頼るべき医師の暴言にも耐えなければならないなら、患者はどうやって病気と闘う強い気持ちを持つことが出来るでしょうか。こんな経験のあるかた、どのようにして問題を処理し、屈辱に耐え、気持ちを建て直しましたか?どうか教えて下さい。
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#1のhkor123です。お礼のコメント、有難う御座いました。 お友達は術前にPETスキャンも受けていたのですね。今現在、PETスキャンは(転移)癌の早期発見には一番と言われていますが、それでもまだまだ100%ではないようです。実際はPET,CT,病理組織検査、そしてマーカー数値など、色々な項目を重ね合わせて病状を判断していくしかないようです。(私はアメリカに住んでいますが、医学の進んだこちらでも同じ状況です) ですので5月の時点で転移を予期できなかった医師を「誤診」と責めるのは難しいかも知れませんね。医者は神様ではありませんから。でも、どんな状況下でも患者の身になってベストを尽くして下されば、患者はそれだけで心強く思うものです。某大学病院の暴言医師は、医師としての初心をすっかり忘れ去ってしまったのでしょう。母のフィルムをいい加減に見逃した医師も同じです。人間の命に係わる事なので許せません。志が曲がった医師にはこういった投稿を読んで、是非驕った心を綺麗にし、自分の一言がいかに患者の心を左右するかを再認識していただきたいと切に願います。 で、お友達は他の病院も当たられているのですね。それを読んでとても嬉しく思いました。最初の病院が誰かの紹介ともなると簡単には転院し辛くなります。何か理由があって、このまま暴言医師に不信感を抱いて治療を続けなくてはならないのかしらと心配していました。 乳癌は他の癌に比べて、武器となる治療法も多くあります。文面からするとお友達はまだ若い方のように推測されます。色々な治療法、新しい薬など勉強すればするほど、選択も増えます。親身になって下さる医師と相談の上、どうかご自分の納得のいく治療を受けていって欲しいと願っています。 私の母くらいの年齢になると自分の容態もよく分かっておりません。下手に中途半端な知識を耳にすると不安ばかりが増すので、逆にそれで良いと思っています。でも若い方でしたら、またもし私自身が同じ立場になったら、おそらく一生懸命勉強し、自分の戦い方は自分で決めていくでしょう。 私達周りの人間はサポート役に徹し、どんな時にも患者さん達が気分良く治療を受けられるよう助けてあげましょうね。私も今月末にまた里帰りします。母の世話をしている父も心配ですし・・。 アメリカでは、今月は乳癌撲滅運動の月です。沢山の人がピンクリボンのついたものを持って歩いています。それを見るたびに母のことを考えます。お友達の今後の治療、最大効果が出ますように、ささやかながら私もお祈りしています。
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- tokishi57
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公に訴えるに価します。医者の明らかな見落としです。腫瘍の所見は分りませんが術前に転移の状況は調べる必要が有ります。転移があればその部分も含めた手術を行うべきです。出来ないにしても説明はしておくべきですね。ただ転移の場所とか組織検査で確認出来ていますか?兎に角医師の態度は最低です。医者の権威などはいい加減なものですよ。学会名士が多いだけです。検索で医療事故110番を入力してみてください。癌に打ち勝つには気力、元気です。励ましてあげて下さい。それに今は免疫療法等優れた治療法も有りますから...。
お礼
早速にありがとうございます。友人は手術したのが5月半ば過ぎで、その直前には全身のPET検査を受けており、その検査では、乳房の腫瘍以外問題がありませんでした。術後患部に放射線をかけていましたが、8月半ばに別の箇所に自分で異常を感じ、検査を請求したそうです。医師たちは「気のせいだ」と言っていたそうですが「あなたの気が済むなら」ということで検査をした結果が「悪いものがでました」ということになったわけです。PETではわからないこともあるでしょうし、術前の検査で別の箇所の異常がわからなかったことで医師を責めることができるのかどうかは私にはわかりません。ただ、術後自分で新たな腫瘍を見つけ出したことをまるで悪いことをしているかのように責める医者に猛烈に憤りを感じるのです。tokishi57さんの仰るとおり医者の権威がどんなにいい加減なものか、よくわかりました。がんに勝つには気力が大事だと私も本当に思います。私も励まされました。ありがとうございます。
- hkor123
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お気持、痛いほどよく分かります。状況は違いますが私も母の乳癌で悔しい思いをしました。 4年前、母は市内の検診で小さなしこり及びマンモグラフィにも影が出たのに「異常なし」の返信。ところが翌年は「要精密検査」。結果的には初期とは言えない状態で発覚し、今は少し骨に転移が出ています。現在も入院中です。 本人が検査を受けていなかったならともかく、異常も認められたのに「異常なし」とは一体何なのでしょうか。一年前に治療を始めていたら・・と思うと今でも悔しさで一杯になります。じゃあ自分で検査に行っていたらいいじゃない?というのも最もですが、本人が歳をとっているため「医師の一言」は絶対です。結果が「異常なし」だったので母は何も言わず、しこりがあったことは私も翌年まで知りませんでした。 私はこれ以上いい加減な検査の犠牲者を出してはいけないと思い、前年の検診結果(フィルム)を市の記録係から借りてきて現在の主治医に見せたのです。でも駄目でした。明快な感想などもらえません。医療関係者の連結は固く、しかも母は公立の病院に入っているので、市はその医師の雇い主ですから・・。立場上何も言えないでしょう。 幸い、その先生ご自身はとても柔和な方です。どんなに忙しくても声を荒立てる事もなく、母は安心しきって治療を受けています。その姿を見て、私は深追いするのを諦めました。もう治療に専念するしかないと・・。でも見逃した事実も知らない医者が今でも検診結果を担当しているかと思うと本当に腹が立ちます。 ご友人は病院を変える意思はあるのでしょうか?そうでなければ訴訟を起こしても彼女が辛くなるだけのような気がします。その医師の下での治療が続くわけですから。 「病は気から・・」といいます。医師を信頼できないとか、医師の言葉に傷つきながらの診療は果たして良い結果に繋がるものか・・。私もそんな医師の暴言は許せないです。ですが、何かの理由で転院出来ない、またはしたくないのなら、その辺にrikashuさんの質問の答えがあるような気がします。 すみません。お役に立てず。ご友人の回復を心よりお祈りしています。
お礼
早速の返信ありがとうございます。hkor123さんもお母様のことではご苦労されましたね。マンモグラフィーの写真をきちんと読影出来る医者は本当に少ないそうです。友人はこれまでにもこの医師の心無い発言に耐えていたふしがあります。このたびの「暴言」があって初めてそれらしきことを言っていました。 別の大病院から引き抜かれていらした有名な医師ですからたくさんの患者を抱えて忙しいのはわかりますが、だからと言って、患者の心を考えない発言が許されるわけはありません。自信を持って執刀した手術から二ヶ月も経たないで、転移が明らかになったことに苛立っての上での発言かもしれませんが、転移したのも、それを医者でなく自分で見つけたのも彼女の咎になるはずかありません。それを「疑心暗鬼になって暇にまかせていろいろ考えすぎるから」とはひどすぎます。見つけたことが悪いことみたいじゃないですか!彼女は今乳がん専門の腫瘍内科の医師の診察を受け、意見を求めるために遠方に出向いています。「病院はひとつじゃない」と気丈にがんばっています。彼女自身は私たち(友人たち)が「ひどい!訴えてやる」と怒ったことで少し気が済んで、辛うじて落ち着いているようです。本当にこういう心のない医師には対抗する術がありません。hkor123さんのお母様もどうぞお大事になさって下さい。わかってくださる方があるだけで私も随分気持ちが救われます。彼女にもアドバイスいただいたことを報告します。
お礼
hkor123様。本当にお心のこもるお返事、何度もありがたく読ませていただいています。 友人は週末地方の医師を訪ね、病状の説明や今後の闘い方について相談してきたのですが、詳しい結果はまだ聞いていません。ただ、当日夜メールが入り、非常に難しい段階(病状)だという説明は受けたようなことを言っていました。でも、どんな段階になっても必ず闘う道は残されているはずだし、何も出来ない、手の施しようがない、ということはあり得ないことだ、と私たちは信じています。 現在の主治医は乳腺外科医ですから、多分外科的施術が最上のものだと信じている人だと思います。でも、がんは切ればそれで良いのか、切りさえすればおしまいなのか、ということに非常に疑問を感じていたので(彼女も手術直前まで悩んでいました)この外科医がたとえ見放したとしても必ずほかの方法を考えてくれる内科医や放射線科医がいると信じているのです。友人はお察しのとおり、「若年性」ですから非常に若い人です。幾つになったからもう病気になっても良い、ということはありませんが、若ければ若いほどこれまでの道のりの短かったことを考え併せるとこんな重病にかかり残念な思いは募ります。元気一杯働き素敵な恋もし、楽しい旅行もして笑って生きて欲しいのにどうして彼女が、と泣いた日も数え切れません。でも私たち友人ネットワークは泣く段階は通り過ぎたので、今は彼女のサポートをどうやって笑って、楽しく毎日出来るかを考えています。本人もとても明るく、がんを特別怖いものとは考えない。油断できない慢性疾患と考えて付き合う、と言ってます。 日本でもピンクリボンの運動が知られてきて、今月は東京や仙台でもいろいろなイベントが開催されます。私も協賛企業のものを購入するとか、寄付ののっている商品を買って友人に配るとか、まあそんな程度ですが微力でも役にたてることがあれば、と思い、気をつけています。勿論毎日ピンクリボンのブローチとブレスレットは欠かさずつけて、人に訊かれれば説明しています。 hkor123様の闘いも続きますね。あなたのお返事が本当に私たちの大きな力になったことを知っていていただきたいと思います。ありがとうございました。