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イオンのハイブリッド型50年債

イオン(8267)が9/20に発行条件を発表した 『ハイブリッド50年債』について、 他の社債・転換社債とどう違うのか 等、 (素人にもわかるように)ご説明いただけないでしょうか?? お願い致します。

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回答No.1

わかり易く書けるか自信がないんでごわすが・・・ (財務・法律・格付け・微細な事、一切抜きで、イメージにて) ○ハイブリッド証券は、株式と債券の両方の性格をもった証券でごわす   暴れん坊でリスキーなお父さんと、おとなしくしっかり者のお母さんから生まれた赤ちんでごわす。 ○まず、株式と債券の根本的な違いを見てみましょう  株式   ・満期な~し   ・配当金(利益の分配)、会社の儲けに応じて増減、また、儲けがなく苦しい時は後回しで、出さない   ・会社が破綻した時、紙くず、倒産→会社資産の整理、この時、会社資産の残り物を     請求しても、優先順位が最後尾で実質的に何も得られない   ・株主総会に出席して議決権を行使できる  債券   ・満期あり   ・利息、会社の儲けに関係なく、毎度毎度きっちり貰える   ・会社が破綻した時、会社資産の残り物に対して、請求する権利の優先順位が高い     また、担保が設定されていれば、限りなく元本保証に近い ○ハイブリッド  さて、企業にとっては、株式の発行も債券の発行も、どちらも資金調達でごわすが、  債券を発行する時、例えば、   ・債券の満期を非常に長くする、場合によっては永久にしてしまう(永久債)   ・債券の利息をきっちり固定的に払う約束ではなく、株式のように苦しい時には     繰り延べ可能の条件をつけちゃう(利払繰延条項付)     また、ちこっと複雑でごわすが、会社の財務状態が苦しい時には、利息の支払い原資に     制限をつけちゃう(利払いの原資制限)。     〔株は、商法で配当金の原資に制限があります〕   ・会社破綻時、会社資産の残り物に対して、請求する権利の優先順位を最後尾に    近いとこに持ってちゃう、もちろん無担保で発行する(無担保・劣後特約)  こうすると、債券ごわすが、やや株式寄りになりましぇんか?  そう、債券(社債)なんだけど、いろいろ条件付けて、限りなく株式に近い・株式寄りの発行をする。  これが、イオンが発行したハイブリット50年債でごわす。  尚、転換社債は、株に交換できる権利を付けたものでハイブリッド債とは違います。  車を買う時、ディラーの販売担当者が、『オプション、どうしますか?何か付けますか?』  これと一緒でごわす。株に交換できるオプションが付いた社債、債券から株式に  一気に変身できる変身オプション付社債でごわす。 では、では、専門家ではないので、イメージ的なものしか書くことができましぇん。 ご参考になれば幸いでごわす。

arai-guma6262
質問者

お礼

お返事が送れてしまい、申し訳ありません。 大変わかりやすいご説明でした! (私は硬い文章を読むより、たとえが多いほうが理解できやすいので^^) sannsyokupannさんのご説明をもとに、勉強してより知識を 深めようと思います! ありがとうございました!!

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