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インチアップとバースト
セダンなどの車に19インチくらいのホイールを履かせるとすぐにバーストすると言っていたのですが本当でしょうか?
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他のかたが ご説明の通りだと思います。 では、もし、段差やキャッツアイなどには全く乗り上げなかったら? 非常に気を付けて運転したら? それでもバーストしやすいの? という疑問は湧くと思います。 そうですね、いくつかの要因が有ります。 ・負荷能力 - ロードインデックス ・空気圧不足 ・ローダウン ですね。 まず、ロードインデックスですが、これは、その車にふさわしい以上のロードインデックスが確保されていることが必要になります。(負荷能力が確保されていることが必要になります。) 「インチアップするサイズのロードインデックス値が、標準タイヤサイズのロードインデックスを下回らないようご注意下さい。」 「もともと付いていた純正のサイズのロードインデックスよりも下回らないように」などと時々どこかに記載されていますが、厳密にはこれは間違い。純正タイヤは、たまたまサイズ的に都合が良くてそのサイズを選んだだけのことで、 自動車メーカーは、“そのロードインデックス” が必要だからそのサイズのタイヤにした訳ではないのです。 そのロードインデックスを「勝手にミニマムに決め付ける」ことはナンセンスです。 {例えばこれ(http://www.bridgestone.co.jp/tire_kanri/01/05.html)を見ていますと、何だか、純正サイズのロードインデックス以上のロードインデックスのインチアップタイヤしか選べないように読めますよね。…} 一番簡単で、なおかつ必要な負荷能力をぜったいに下回らない方法は、やはりタイヤメーカーなどがいう“「もともと付いていた純正のサイズのロードインデックスよりも下回らないように」”と言っておくことが、ひと言で済んで簡単なのです。 よって、場合によっては“「もともと付いていた純正のサイズのロードインデックスよりも下回らないように」”より下回る数値のロードインデックスのタイヤでも 大丈夫な場合も多いですね。 純正の空気圧指定値から、自動車メーカーが狙った本当の負荷能力を調べ、これを下回ることのないように空気圧を設定できるタイヤサイズを選べば良い訳です。 (http://nagoya.cool.ne.jp/hackle/air.html) (http://tyre.dunlop.co.jp/tyre/faq/index.html) リインフォースド規格タイヤ というものも有ります。サイズ選択の幅が広がります。 (http://toyotires.jp/run/run_30_b.html#) (http://www1.bbiq.jp/rd-tire/lo-bar.html) よく分からない場合は、専門家に相談して「正しい空気圧」を聞いて下さい。 (よく分からない場合は、タイヤを購入する前に、専門家に相談してタイヤサイズを選んでもらって下さい。) 正しい空気圧になりましたら、あとは安心。 空気圧をきちんと入れて、段差やキャッツアイなどには全く乗り上げなかったら、もう何も心配はいりません。……かというとそうでもありません。 タイヤは空気圧が自然にどんどん抜けてしまうのです。 (http://tyre.dunlop.co.jp/products/kiso/index.html) (http://tyre.dunlop.co.jp/products/kiso/new_01.html) この↑2枚の写真を見て下さい。どちらも指定空気圧の60%なのですが、扁平タイヤのほうは。空気がまだバンバンに入っている状態に見えるではありませんか! こうして、気が付かないで乗っていますと、いきなりバーストです。 あともう一つ、ローダウン ですね。 インチアップし、ロープロファイル(扁平)タイヤを組むと、なぜかローダウンすることをセットで考える人もいるのですよね。「フェンダーとのすき間がどうとかこうとか」いって。 これが本当は非常に危険なのです。 ローダウンさせますと、タイヤがハの字を向く格好になることが多いのですが、ホイールの見えている表(おもて)面は少し浮き気味で地面とも離れていて安心ですが、見えていない裏側のホイールリムと地面は逆に近くなってしまい、そちら側のタイヤサイドウォールのみにかなり負担がかかってしまっています。 ローダウンさせるということは、「バーストするかどうか? ではなくて、いつバーストするか?」と考えておいたほうが良いですね。 このようにローダウンさせた場合、インチアップさせたロープロファイルタイヤのほうが、一般タイヤよりもはるかにサイドウォールに負担がかかり、バーストすることは明らかです。 インチアップしてローダウンされている場合は、今日にも明日にもなおしたほうがよいですね本当は。 もしここを読まれた、インチアップしてローダウンされているかたの不安になることを記載しなければならず、本当に申し訳ないですが、 しかし、読まれたかた本人と、ご家族と、周りの全てのかたの命と安全を考えますと、できれば今日にも明日にもローダウンのほうを標準車高のところまで、ぜひ、なおして頂きたいものです。 インチアップのほうは、なおす必要はありません。 ・段差やキャッツアイには強く乗り上げないように気を付けて運転をし、 ・負荷能力に合う正しい空気圧を知り、 ・正しい空気圧になっているように日頃の点検をしっかりやり、 ・車高を純正のままにしてあれば、(ローダウンをなおして純正の車高にしてあれば、) インチアップしてロープロファイルタイヤを組んであっても、全く問題はありません。 .
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- lafale
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タイヤの外径を変えずにアルミを大きく(インチアップ)すると タイヤがその分薄くなり扁平率が下がります。 その場合、段差などでタイヤに過度のストレスがかかり、 結果バーストしやすくなるのではないでしょうか? タイヤの外径を変えないのはもちろんタイヤハウスに入らない、 車検に通らないなどの事を起こさない為です。 標準タイヤから1、乃至2インチのインチUPが無難ではないでしょうか?
お礼
ご回答有難うございました。
何インチだろうと、扁平率が低ければ危険性はあります。 普通に走っていれば問題はないのですが、段差や路面のキャッツアイなどに当たるとタイヤが衝撃を吸収できずにホイールとぶつかって傷が出来ます。 そこから裂けてきてバーストします。 40以下ならその危険性は大となります。 自衛隊のパジェロのホイールは18インチですが、あれだけ荒れ地を走っても全く問題ないですよ。 扁平率が高いからそれだけ衝撃に対して強いんですね。
お礼
扁平率の問題なんですね。 ご回答ありがとうございました。
お礼
とても詳しくご回答いただき有難うございます。 参考にさせていただきます。