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脳腫瘍の術後について 大変困ってます
母の事なのですが、3月25日に下垂体腫瘍の開頭手術を行いました。 その後の経過は順調なのですが、アルツハイマーのように、時間の概念がなくなったというか、人の名前などははっきりわかるのですが、自分が手術したとは思っておらず、「さっき誰それさんがきた」などと、まったくありもしない白日夢を見ているようなのです。食事も外に食べに行く、など等、ついさっきのことまでもが覚えていないようです。これは時間の経過とともに徐々に直っていくものなのでしょうか? 長くなりますが、ちょっと詳しくお話しますと、検査段階で動脈瘤も見つかったので、その手術もあわせて行ってます。結果は13時間の手術で2つの動脈瘤のうち、ひとつはクリップがけに成功、しかしもうひとつは腫瘍の奥にあるために届かず断念しました。腫瘍については除去は出来なかったものの、切込みを入れて中身を搾り出すような手段で小さくすることには成功したそうです。先生がおっしゃるには、奥にある動脈瘤を探す時に右の嗅覚神経を傷つけてしまったかもしれないので片方の鼻が効かなくなることもある、とのこと。あと、そもそも病気の発見にいたった、左眼の視界狭窄についてもこれ以上はよくならない、と。現在は動眼神経も弱っているので左眼は閉じたままです。しかし、今の健忘症みたいな症状については、一過性のものだろう、と言ってます。私たち家族にとってはその言葉だけが救いです。実際にこのような症状と言うのは直るのでしょうか。本当に本当に困っています。どなたかこのような症状について何かご存知でしたらどうか教えて下さい。よろしくお願い致します。
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お母様の年齢が判りませんが、高齢者が色々な原因で入院になった場合、この様な一種の痴呆症状が一過性に出現する事は珍しくありません。これまでの生活と違って刺激が少なくなった事が、この様な状態になり易くさせていると考えられます。これは下垂体腫瘍、脳動脈瘤の手術に限らず、肺炎などで入院をしても同じです。 以前からある程度しっかりされている方の方が、この一過性の痴呆症状が出現しにくいとは思いますが、それでも入院が長期になるとかなりの頻度で出現をします。 これにはまず、知的刺激をしてあげる事が大切です。まずは会話をよくする事をお薦めします。又、お母様自身が何かをしようと意欲を持ち始めることが大切です。会話の中からこれを引き出すようにしてください。決して怒ったり、馬鹿にしたりしてはいけません。萎縮して意欲をそいでしまいます。 入院中ですので、看護職をはじめとするプロがすぐそばに居られるのですから、その方たちに相談しながらお母様に対する知的刺激方法を行なってください。歩くなど体を動かすようになると、かなり早く回復する事があるように思います。お大事になさってください。
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- mekoneko
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御家族にとっては本当に心配ですよね。 お母様の年齢など解りませんが、私の主人(56歳)も昨年10月脳動脈瘤のクリッピング手術を受けました。場所的に頭部の真ん中の両目の視神経辺りでした。 お母様は術後4日目ですから顔がむくんで来たりしている頃ではないですか? 主人も2週間位、人の名前が解らなかったり、聞いている事に全然関係の無い返事 をしたり、手術前まで食べなかった物を食べたがったり、仕事の事、ペットの名前 など思い出すことが出来ず、家族や親戚が障害が残ったと思いショックでした。 あくまでも主人の事ですが、手術後3週間目から普通に戻りました。 人間の身体はキズなどが付いたら細胞が活発に活動し再生しようと働き始めるそうで、主人は頭蓋骨と脳の間に水分が溜まり体内に吸収されるまで2月位掛かりました。(熱を持っている所を冷やそうとするらしいです) 現在術後5カ月たっていますが、身体は疲れやすく、異常な食欲になったりする事が、たまにありますが医者からは「脳と言う禁断の置に進入したのだから1年くらい様子を見てください」と言われました。 ご家族にはとってもショックですが (私もどうしようかと寝れない日が続きました) 2週間位様子を見ていたら変わってくると思います。 心配な事、不安な事、医者と話し合い納得したら良いと思います。 お母様の一日も速い回復をお祈りします。
お礼
お礼を申し上げるのが遅くなってしまい、大変失礼しました。 どうもありがとうございました。 私も他の家族も、一時期はどん底まで落ち込んでいました。mekonekoさんからのお返事で、どんなに勇気付づけられたかわかりません。涙が出るほど嬉しい返信メールでした。 今日で術後2週間経過しましたが、まだまだ錯乱(と言うのでしょうか)は続いています。今食べたばかりのご飯も忘れちゃうくらいですが、それでも手術直後よりは幾分良くなってきました。そう言えば、うちの母も異常な食欲を見せています。 とめどなく色々な話をするのですが、その95%は食べ物についてです。(人間の本能って言うのでしょうかね。) はじめのうちは、面会時間が終って帰ろうとしても、あまりわかっていないようで ボーッとしていたりしましたが、最近は自分も一緒に帰ろうとしたり、寂しそうな表情をするので、可哀想になる反面、これも回復へのステップと思おうとしています。私のほうも、まだまだ会話のすれ違いが多すぎて、時折涙してしまうこともあるのですが、そんなこともあったんだよ、と笑って話せるときが来るのを信じて、みんなで一歩ずつ歩いていければ、と思っています。 どのように書いても、感謝の気持ちをお伝えしきれませんが、本当にどうもありがとうございました。mekonekoさんも、ご主人様もどうぞお大事になさってください。心からご健康の回復を願っています。
お礼
本当にどうもありがとうございました。 お礼を申し上げるのが遅くなってしまい、大変失礼を致しました。 母は今年で60歳になりました。今まで病気ひとつしなかったような母なので、家族もですが、本人が一番がっくりきてしまったようです。出来るだけ家族には、平気そうに振舞っていたものの、手術の前夜には、家族の面会時間が終ってみんなが帰ってから、号泣していたと看護婦さんから聞かされました。「手術前の落ち込みようから考えたら、今の時点では手術した、ってことがわからないほうが本人には幸せなのかのよ。」と看護婦さんに言われました。 はじめのうちは、手術をしたこと自体を信じていなかったのですが(「手術はいつだったっけ?明日だったわよね?」など等)、最近では“どうも納得いかないが、どうやら手術はもうしてしまったらしい・・・”に変わりつつあるようです。鏡もまともには見ようとしません。きっと頭は剃ってあるし、包帯も巻いてあるので、これが自分だとは思いたくないようです。素人考えですが、潜在意識の中で、手術したことを認めたくない(嫌な思い出だから)という気持ちがあるように思います。一昨日は顔がパンパンに腫れていて、びっくりしました。むくんでる、なんて生易しいものではなく、誰かに殴られたのかと思ったほどです。どうやらナトリウムの摂取不足から来ているようで、そういうことでも精神症状が落ち着かないこともあるのよ、と看護婦さんに聞きました。今は点滴を一時やめて、おかゆにナトリウムを混ぜて摂取している状況です。今日は顔の腫れもすっかり引いていました。 今は尿道にカテーテルを入れていますが、尿意を感じてしまうようで、トイレに行きたがります。(その頻度も下がってきましたが) はじめは車椅子だったのが、だんだんしっかりと歩けるようになってきました。この調子でだんだん精神状態も落ち着いてくればいいと思っています。 調子に乗って長々と書き連ねてしまいました。 お忙しい中、ご親切にお答えいただき、本当にありがとうございました。