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新発国債の募集期間の購入単価について
新発国債の購入単価が100.00円でないのはどうしてでしょうか? 新発国債を買う場合、取扱期間中の販売単価が毎日違がう金融機関があります。 例)第60回利付国債5年・9/12入札・発行日9/25・取扱期間9/13~9/22中の販売単価が100.37円、100.52円等。 発行前の新発債なのに100.00円で購入できないのはなぜでしょうか? 100.00円で購入できる金融機関もあるとききましたが。 お暇なときで結構ですのでご回答よろしくお願いいたします。
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こんばんは、No,1です。 おっしゃるとおり、 入札直後~発行日までも、市場で価格が動いている(売買されている) から、ということです。 私の記憶では、入札日の朝(8時半あたり)にクーポン(利率)のみ決定し、 それから入札を行い、結果が午後(13時あたり)発表されたと思います。 「結果」というのは、「発行価格」です。 99.80円とか、100.26円(いずれも額面100円当たり)とか。 クーポンと発行価格が決定すると、「利回り」が決まりますよね? そして、この発行価格が決定・発表されて以降は自由売買と言うか、 単価は常に変動しながら売買される、という感じです。 その後のマーケットの推移を予想して、業者は入札に参加するかどうかを決めます。 そして、入札に参加した業者(機関投資家)は発行価格で購入する事ができます。 入札よりも、その後のマーケットで購入する方が良さそうだ、という 判断がなされた場合は、入札に参加しない、ということになります。 入札の需要とか、株価との兼ね合いとか、いろんな要素が絡み合って、 その後のマーケットが変動します。
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- setchan
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以前、証券会社で働いていました。 数年前の話なので記憶があいまいで申し訳ないのですが、お答えします。 個人向け国債ではなくて、普通の利付国債ですよね? 質問者さんの書かれている例でお話しますと、 発行日が9月25日とのことですが、ここでいう「発行日」とは、 金銭の払込日の事だと思います。(証券会社→発行体への) 入札、というのも、国債の場合は、先にクーポン(利率)が0.1%刻みで決定し、 入札時の実勢の市場金利に応じて金利が決まり、価格が決まります。 うまく説明できないので申し訳ないのですが・・・ 要するに、利率は0.1%刻みで決める事になっているので、 実勢金利との差(0.01%台の細かい部分)を価格で調整するのです。 また、入札が済めばその債券は存在していることになりますので、 市場では刻々とその価格が変動しているはずです。 ただ、たくさんいらっしゃる個人のお客様へ販売する価格として、 一分一秒で変化する市場の価格を反映させるのは非常に困難な事ですので 一日ごとに価格を改める、ということがされている金融機関もあります。 そういう経緯があり、また、販売手数料が何銭、と上乗せされていたり、 会社の判断に委ねられている部分があると思うので、 質問者さんのおっしゃるとおり、金融機関によって価格が違うのだと思います。
補足
早速のご回答ありがとうございます。 10月の新発債は下記の通りです。 2年利付国債(10月債)の発行予定額 1. 入札予定日 平成18年9月28日 2. 発行予定日 平成18年10月16日 3. 償還予定日 平成20年10月15日 http://www.mof.go.jp/jouhou/kokusai/yotei/auct631.htm 金融機関での取扱いは9月29日~10月13日です。 10月16日に新規発行するのに、発行前の9月29日~10月13日に購入する場合でも単価が100.00円ではありません。 発行前でも「入札後は市場で売買されている」ため単価が変わるのですね? まだ発行されていないのに売買ができることに疑問をもったので質問させていただいたしだいです。
お礼
再度ご回答ありがとうございます。 「入札直後~発行日までも、市場で売買されている」とは思いませんでした。発行されていないのに売買できるのかが疑問でした。 ご回答誠にありがとうございました。