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工業社会における利潤?
利潤といえば、知識経済社会と工業社会を比べたら、工業社会において「都市への人口流入→商品価格と生産費用の構造的な差→利潤」という図式が成り立っているそうです。矢印になる部分、つまり、欠落する箇所をより詳しく説明していただけませんか? ちなみに、私は経済学も日本語も下手なので、わかりやすい言葉をお使いください。お願いします。
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最近、岩井克人さんが、会社関連の本を複数出しています。 そちらがお奨めですね。 私も経済学の事はサッパリ分かりませんが、 「都市への人口流入→商品価格と生産費用の構造的な差→利潤」 最初の矢印は 商品価格を一定と仮定して、人口流入による需要(消費)が増えれば、生産規模が増加し(一日中同じ商品を作れる場合と、一日に何十種類の商品を作る場合を比較してください)人口流入の無い所と比較して効率的な生産が出来るため結果的に商品の一つ当りの生産費用が下がる。 後の矢印は 商品価格を一定と仮定していますから、差額が利潤になることは解りますよね。 知識経済社会との関連はご質問の意図が理解できません。工業製品と著作権・特許権製品の違いですか。 出来るだけ、分かり易い言葉を使いましたが、利益を得るには、能力・技術の差異と費用の差異が基本ですね、ただこの二つは混同しやすいので注意してください、上の例は前者の差異です。後者の例は、原材料や賃金の価格の低下です、上の例では他の全ての商品価格を一定と仮定して説明していますから、この部分は無視されています。 初歩的な説明です、ただし、この回答が正しいかどうかは保証できません。 後者の生産費用の低下(人口流入による、労働力の供給過剰に拠る賃金の低下)からも説明は出来ます。
お礼
早速ご回答ありがとうございました。 「市場経済の需給」の視点で考えれば、一応わかりました。なんだか恥ずかしい質問をしたような気がします… >知識経済社会との関連はご質問の意図が理解できません。工業製品と著作権・特許権製品の違いですか。 いいえ、そこまで考えたことはないのです。「知識経済社会」とはあんまり関係ありませんけど。 実は、本を読んでいるところ、ある箇所がなかなか理解できなかったりして、質問させていただきました。どのように片言の日本語で話の要旨を伝えられるかと思って、その本の文脈を整理して私なりに表現しました。かえって意味不明な質問になってしまいました。ごめんなさい。 ちなみに、ご紹介の書籍は私にとってやはり難しいですが、参考してみます。