がると申します。私は技術屋のほうですが、デザイナさんとはお仕事上お付き合いも多々ありますので。
んっと…デザイナさんが「HTMLエレメントを直接打ち込む」状況ってのはそうそうあるもんでもないです(まったくうたないわけではないのですが)。
ですので、基本的には「Web作成ソフト(知っている限りではDreamWeaverが多いように思います)」を含む、何らかのアプリケーションとにらめっこしているほうが多いのではないでしょうか。
で。大変失礼ながら。WebデザイナとWebプログラマは、根本的に「異なる」スキルを要求されます。
正直なところ。「デザインとプログラミングが双方ともにきっちり出来るレベル」の人は、この業界二桁の年で見ておりますし、会社さんも随分と多々拝見してますし、ゆえにデザイナさん、プログラマさん共に多々拝見しておりますが、見たことありません。
「デザインはプロレベルでコーディングも多少は」とか、その逆ならなんとか「いなくもない」レベルですが。
技術屋から見ると、デザイナさんの「そこそこ書けるプログラミング」は、やはり正直なところ「お仕事では使えない」レベルです(いやまぁ私の場合、基準ラインが少々高すぎるのかもしれませんが)。
きっと、技術屋がデザインしたものは、やはりデザイナさんにとって「これじゃ表に出せないよねぇ」なレベルなのだろうと思います。
このあたりはやはり「餅は餅屋」です。
で。以下はデザイナさんも技術屋も一緒なのですが。
基本的に我々のお仕事は「お客様の意思を形にする」のがお仕事です。
ですので、他人とのコミュニケーションが苦手だとするとちょっと厳しいでしょうし、逆に他人とのコミュニケーションが好きだと、楽しい可能性は高くなるかと思います。
「相手の望んでいるものを見つけ出して形にし、それによって相手が喜んでくれる」
これが楽しそうだと感じられるのであれば、あるいはとても向いてらっしゃるのかもしれません。