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排卵誘発剤の危険性について
- 排卵誘発剤の「過剰反応」とはどういうものなのでしょうか。
- 予防する方法、または事前に知る方法はないのでしょうか。
- 排卵誘発剤の使用による生命への影響にはどの程度の確率があるのでしょうか。
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専門家ではないので、調べられる範囲でお答えしております。 排卵誘発剤には、クロミッドのような経口薬とHMGなどの注射薬があります。 生理の5日前から服用するクロミッドには、 副作用はほとんどありませんが 妊娠率は低く10~30%です。 注射薬を毎日使うことで、双子や三つ子などになる可能性は約20%で卵巣が 過剰に刺激される危険もありますが、妊娠する率は50~70%です。 卵巣の過剰刺激はこのうちの4%の患者さんにおこります。 卵巣が増大し、腹水や胸水がたまります。 このため食欲低下、排尿障害 下腹痛がおこります。 0.3%~0.9%の方では血液が濃縮し重症化して まれに脳血栓が起きることがあります。 さらに腫れて大きくなった卵巣が ねじれると、 卵巣を切除しなければなりません。 この様な異常は減多に起こるものではありませんが、 お子さんが生まれる ことの価値と、副作用の危険とをよく比べた上で治療を決断されると 良いかと思います。。。
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●「多胎妊娠」をまねきやすい。 (これは一度に何個もの卵が排卵されたために起きることです。) ●排卵しにくい卵巣に対して排卵誘発剤を使ったときに、卵巣が過敏に 反応しておなかが張ったり、卵巣が大きく腫れてしまうことがあるのです。 これが「卵巣過剰刺激症候群」と呼ばれるもので、きわめて特異的な体質で 排卵誘発剤に非常に敏感に反応する方にしか起こりませんが、一応知識として 頭の中に入れておきたいことです。この現象は急激に起こるため、前もって 予測することはできません。そしてきわめてまれですが、腹水や胸水がたまって 呼吸困難を起こしたりすることもあります。こういったことが起こったら早めに 入院して尿量、血液の濃縮度等を細かくチェックする事によって大事に 至ることを予防することが出来ます。 しかし、これはごくまれなケースであり、こういったことが起きないように いろいろと工夫して治療がすすめられています。また、先ほどもお話しした ように排卵誘発剤ははじめは弱いものから、また少量から使うのが原則です。 医師が経過を観察しながら目的に合わせて量と質を調整して使えば 決して恐い薬ではないのです。排卵誘発剤は不妊治療にとっては 貴重な薬であり、妊娠率も大変高くなります。ですから、単純に危険だから 使わないと拒否してしまうのは損なことです。
補足
ありがとうございます。 しかし、残念ですがこの程度のご説明では元家内の考えを変えることはできないかと思います。 >きわめて特異的な体質で排卵誘発剤に非常に敏感に反応する方にしか起こりません その特殊な体質であるか否かを、事前にチェックする方法はないのでしょうか? >この現象は急激に起こるため、前もって予測することはできません。 つまり、「治療中突然呼吸困難におちいって死ぬ」という可能性があるのでしょうか? >しかし、これはごくまれなケースであり、 具体的に何人に一人の特異体質なのでしょうか? >決して恐い薬ではないのです 男の私の眼から見ても、このご説明では「とんでもなく怖い薬」としか思えません。 >排卵誘発剤は不妊治療にとっては貴重な薬であり、妊娠率も大変高くなります。ですから、単純に危険だから使わないと拒否してしまうのは損なことです。 「でも生命にはかえられない」というのが元家内の意見なのですが…。
補足
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………………。 4%!! 25人に1人!!! そんな高率で卵巣の過剰刺激が起きるんですかッ!!!!! >0.3%~0.9%の方では血液が濃縮し重症化してまれに脳血栓が起きることがあります。 111人から333人に一人の割合で、重傷化し脳血栓が起きるんですか!! >さらに腫れて大きくなった卵巣がねじれると、卵巣を切除しなければなりません。 いやまあ……………………言葉も無い。そんな高率で命にかかわる障害が発生するのでは、男の私でさえ戦慄します。とうてい元家内に排卵誘発剤を受けよ、体外受精を受けよと言えるはずも、ない……とうていない……。 復縁は不可能でしょう、ねえぇぇぇ……。 いえ、Kanmiさんにはまことにありがとうございました。感謝いたします。本当にありがとうございました。