元酒販店の者です
リキュールには明確な保存期間はありませんが、フルーツ系のリキュールに関しては(カシスやフランボワーズなど)長期間陳列していると(数年単位)明らかに色が悪くなっていきます。ですから店ではフルーツ系は長く置かないようにしていました。
ではどう判別するかというと1の方の仰るとおりなめてみてまずけりゃやめる という程度です。腐らないのではらをこわしたりはしませんから美味しくないと思った時点で使用をやめればいいと思います。
アルコール類の賞味期限と言うのは実は設定するのが大変難しいのです。現在明確に設定されているのはビール類、缶チューハイ類(氷結にも設定されています。)だけですが、これらも別に飲めなくなるわけでも劇的にまずくなるわけでもないので期限はあってないようなものです。期間よりもむしろ保存状態のほうが重要なためです。以下簡単に各酒類の特徴をかきますが長くなるので興味が無ければ読み飛ばしてください。
日本酒 保存が悪ければ3日で悪くなりますが良ければ何年でももちます。非熱処理である生酒は冷温であれば数年の長期熟成には耐えます。(カドがとれて美味しくなります。)パック酒は厳密には正しい日本酒ではありませんので長期熟成はききません。1年ほどが目安だそうです。
焼酎 スピリッツ ブランデー ウイスキー
いわゆる蒸留酒は基本的に無期限。よほど高熱直射日光多湿等劣悪な環境に置かなければ開封後でも何十年大丈夫(風味が多少飛ぶことはあり得る)です。
ビール 酒類では例外的に早めに飲むのがいいです。ただビールのタイプによっては5年程度の熟成で味がよくなるものもあるにはあります。
ワイン 若すぎても古すぎてもだめ。期限がどのくらいかはその畑のぶどうの力と保存環境に左右される為期限設定は不可能。30年寝かして輝きを増すワインもあるが3年で飲めなくなるワインもあります。
で リキュールというのは醸造酒と蒸留酒を混ぜたものなんで、エキス分もモノによって違いまちまち。期限設定はありませんが、前述のような注意をします。直射日光・高温・多湿は避けてください。
お礼
そうですか。よくわかりました。 再度ご回答ありがとうございました。