Q/ブルーレイでは見違えるように高画質や高音質になっていると直ぐに解かるものなのでしょうか?
A/解像度(画質)については、32型を超えるハイビジョン対応(D3以上の端子を備えた物)のテレビを使えば画質については差を感じるでしょう。最高画質にとなると37型以上でHDMI1.3入力搭載のテレビと、次世代ポストDVDプレーヤーでHDMI1.3出力を搭載した製品が必要になります。
これらを利用した場合は、5倍の解像度となるためより高精細になるでしょう。既存の製品では差はほとんど感じられないでしょう。まあ、全くないかというとそうでもないでしょうが、ノイズの差程度にしか感じないでしょう。
音質については、スピーカーとアンプ次第です。
DVDでもAVアンプとパワーアンプ、高性能なスピーカーを採用すればより音質は向上します。まあ、DVD-Audioなら最大192KHz/24bitのステレオ音声を体感できますから、より忠実で高精細な音を聞けます。
DVD-Videoでも96KHz/24bitのオーディオ収録が可能ですから、システムさえ揃えれば環境によっては今のDVDも十分な音質に達していないと言うことになります。
次世代ディスクでは、これらを大幅に拡張します。圧縮オーディオならDtsという圧縮技術において、2048chまでの拡張に対応します。現在のシステムが6,1ch(リアセンターを分離することで7.1ch)ですから、信じられないほどのチャンネル数になります。また、ロスレス圧縮、非圧縮(PCM方式)によるマルチチャンネルオーディオにも対応します。
これら、驚異的なオーディオの拡張が行われます。
ただし、これには2つの問題があります。1つは、これほどの拡張をしたところでその差を感じる人が沢山いるとはいえないこと。そしてもう一つは、まだ既存のDVDで5,1chシステムや、その中でもさらに高品位な96KHz/24bitオーディオ対応のアンプとスピーカーシステムを採用していなければ、DVDも十分な品質で視聴していないことになります。そして、それは今現在のほとんどのDVD利用者が実際に体験していないものでもあります。これが、1つ目にも結びつく。結局、今のDVDの最高音質が分からない人の方が多いですからね。
まあ、オーディオに関して言えば、DVDは既に家庭では十分を超えた存在とも言えるでしょう。いわば特典的な物でしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。まだブラウン管のテレビを使っているんです。いつか液晶かプラズマを買って思う存分、楽しみたいと思います。