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NaSSAの利用、

普段はSNRIと三環系、時々メチルフェニデートを処方されているのですが、特に夏季は体調が悪くて辛いです。そこでSNRIをNaSSAに切り替えるか、NaSSAを加えるかして不調を克服したいのですが、NaSSAについての情報が少なく服用の仕方があまり良く分かりません。SNRIや三環系の薬剤との併用はどうなのでしょうか? 主治医に相談して反対されるのも嫌だし…。 ヒントでもいいのでお願いしますm(_ _)m

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回答No.1

鬱病で2年間休職中の者です。 わたしも、SSRIとSNRIは経験ありますが、NaSSAというのは初めて耳にしま した。 調べた範囲で概要をお伝えします。 NaSSA(Noradrenergic and Specific Serotonergic Antidepressant) ⇒「ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ剤」いう分類で、  作用的にはSNRIに似ていて、ノルアドレナリンとセロトニンに働きかけます。  SNRIはノルアドレナリンとセロトニンの再取り込みを抑制してシナプス(神経  細胞接合部位)での両者の濃度をあげます。  これに対して、NaSSAはノルアドレナリン濃度とセロトニン濃度のセンサーを  だまして「少ない」と感知させ、それを補うようにノルアドレナリンとセロトニンを  放出させて両者の濃度をあげる作用をもちます。  成分分類的には四環系抗鬱剤のようです。  日本では未認可。治験第二相段階(少数の患者に投与、安全性と用量、用法の確認)。  一部のクリニックで鬱病患者に使用。後は個人輸入。  ※ 治験は市販までで三段階あり、市販後にも一段階あります。 成分:ミルタザピン 商品名:レメロン、ノルセット、ミルセット(ジェネリック) 製薬会社:Organon/ 明治製菓 服用法:就寝前1回/日(眠気を伴う性質のため) 最大投与量:15~45mg ビーク:1-3h 半減期:20-40h (イギリスのデータ) 副作用: ・食欲増進 ・眠気 (これ以上は治験段階なのでよくわかりませんでした) ということで、日本未認可、治験第二相なので、NaSSAを希望しても、お医者様は まず反対するでしょう。 それと治験薬ということなので、薬剤の流通量も少なく、大学病院とかの大きい病院や 製薬会社とかと太い繋がりがあるところでないと安定した入手が難しいのではない でしょうか。 また、NaSSAがいいという情報をどこからか入手されて、切り換えを希望されている のだ思います。 しかし、以上のように治験段階ということもあって、効果があるかも知れないし逆に危険 かも知れません(治験第二相ということはまだ患者には少数しか投与されていません。) それに質問者の方はメチルフェニデートというかなり強力な処方に慎重を要す薬剤も使用 されています(この薬は難治性うつ病、遷延性うつ病に持ちいられるものです。) その点をお考えになって、どうしてもというならリスクを認識した上でお医者様に相談 してみてください。 すくなくともリスクを負う以上、わたしはお勧めできるものではないと思います。

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