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中東の国は、なぜ、大国になれないのか・・・

前から疑問なのですが、なぜ、中東地域の国は、圧倒的な資源があるのに国際政治の場で名を連ねることができないのでしょうか?やはりいろいろな圧力があるのでしょうか?ご指導ください。

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  • sudacyu
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回答No.11

 No.8です。  資本主義であろうとなかろうと、経済活動をする以上、国民の労働が国家の富の源泉であることに変わりはありません。  この理論を最初に言い出したのは、共産主義経済理論家ですが、現実の経済の動きを分析して得た、この部分には間違いはありません。(もっとも、当時は労働=肉体労働という認識でしたが、現在では、頭脳労働も当然含んで認識されています。労働価値説という言葉を使うと、労働=肉体労働という当時の認識と誤解されかねないので、使わない方がいいと考えています。)    産油国では、働かないで他国から富が転がり込んでくるため、国民に富を消費する習慣は付きますが、働いて富を作り出す習慣は身に付かないのです。  また、一次産品のモノカルチャー経済(農業・鉱業による一種類の生産物に依存した国の経済)は、決して安定ではなく、経済情勢が変化して売り手市場が買い手市場になれば、立場が逆転します。  安定した経済=国民による富の生産が、国際政治発言の基盤なのです。  参考:社会主義国の失敗について  その原因は、 1.国民が自由主義国ほどは、個人が働かなかったこと。 (知的労働を含めた、労働生産性で考えます。) 2.自由主義国に比べ狭い経済圏であるにもかかわらず、拮抗するだけの軍事費支出をしたことで、社会資本が不足し、経済活動が活性化できなかった。 (軍事費は、社会資本の蓄積にはなりにくく、富の浪費につながりかねません。社会資本=道路などの生産も含めた社会的活動のための設備です。)  これが二大原因です。ソ連はこの状態でアフガニスタンで10年間戦い続けた結果、前線への物資補給に支障をきたすようになり、最後は軍が政権を見放しました。生死の掛かっている軍人は、戦えない状態を作り出した政権を支持することはありません。  資本主義経済理論は、現実の経済活動を解析し、理論が作られていますが、共産主義経済理論は、現実の経済活動分析の上に、更に未来の経済・政治体制を予想しました。この予想を理論的支えとして現実に作られたのが、社会主義政権です。  政治において、理論が先で、現実が後からできるという、人類にとって壮大な実験でしたが、(宗教国家の建国とかなり似ています。)理論と現実のギャップは埋めようがありませんでした。  大きなギャップは2つ 1.国民が働かなかったこと 2.社会資本の蓄積がなかったこと 理論上、社会資本の充実した発達した資本主義社会で、共産主義革命が起こるという想定でした。  現実は、そのような資本主義社会は、労働者の福祉を考えた社会保障システムを導入し、修正資本主義となりました。  そして、実際に革命が起こったのは、社会資本の不足した未熟な資本主義社会でした。その結果、資本家に代わって国家が労働者を搾取して社会資本を充実する社会が出来上がり、国家は国民から革命を起こされる可能性を含んだものとなってしまいました。  ソ連の崩壊は、一種の市民革命と見ることも出来ます。  今後もし革命が起きる可能性があるとすれば、それは中国でしょう。共産党が一党独裁から平和裏に複数政党の存在する民主主義政治体制への移行を演出できるかどうか、人類初の実験です。

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  • ArukuMail
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回答No.1

単純に、裏方にってしているんだと思います。 つまり発言より影響力をとったと

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