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「本当は恐ろしいグリム童話」について

この本は作者の創造が入ってるのですが、原作のものと大きく展開がずれたりしているのですか?

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  • weisse
  • ベストアンサー率26% (11/41)
回答No.4

大学の授業でジェンダー視点からグリム童話を習いました。 はっきり言って、原作ですら手書き原稿から決定版である第七版で内容がだいぶ違うものがたくさんあります。そして、グリム童話自体も昔話の創作が入っています。当時求められた内容に沿う必要もありましたし。 「本当は恐ろしいグリム童話」は全くの別物です。ただ、原作をもとに作者自身の解釈によって創作されたものに過ぎません。もちろん解釈は人それぞれなのでこういう本自体はおもしろいのですが、「本当は」ってつくと微妙な気持ち。 もしグリム童話に興味がおありでしたら、決定版と初版・手書き原稿をまとめたグリム童話の本などを見比べてみてください。当時の風潮に合わせてどんどん性的な暗示のある表現を消していくのがわかります。

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  • panyuu
  • ベストアンサー率41% (7/17)
回答No.5

グリム童話というのはグリム兄弟が昔から口伝えで伝わってきた物語を本にまとめたものです。 グリム兄弟は民話の学者さんでした。曖昧なところには手を入れたりしていたそうですが。 なので、あそこまで性的なシーンは無かったのではないでしょうか。 ちなみに私の高校の図書館にはその本があります。しかも常に貸し出し中です。私は知らずに借りてびっくりしました。

回答No.3

基本的に全く別のものと考えた方が良いでしょうね。 この本は、『グリム童話集』を精神分析的に読んだらどう解釈できるか、当時の社会状況を背景に考えたらどう解釈できるか、ということで作られた創作です。グリム兄弟の編纂した『グリム童話集』とは(グリムの初版と比較しても最終版である第七版と比較しても)全く違う、桐生操の創作です。 とりあえず、岩波文庫かちくま文庫に入っている『グリム童話集』と桐生版との同じエピソードを読み比べてください。 これらの本には「カット」はありませんので。 ちなみに、「人魚姫」はアンデルセンの創作であって、グリム童話(民間伝承)ではありません。

回答No.2

この本は二人の女性によって書かれています。 聞いた話ではもとのグリム童話を直訳してあるので原作に近い内容になっているとのこと。 私も読んだのですが過激なシーンが多く、かなり危ないです。 話の展開は原作を読んでいないので分かりませんが、これが本当にグリム童話かぁという内容になっています。

  • reigen76
  • ベストアンサー率44% (4/9)
回答No.1

原作のものと言いましても、一般的に知られているグリム童話は、子供に不適切な部分がある為に大体部がカットされているはずです。 『グリム童話』と言えど、様々な本が出ていますし、何が本当で嘘なのかの境目などはわかりませんが、 この本はグリム童話の詳細…というか、「人魚姫」や「シンデレラ」などの童話の真実に近い伝承をまとめてある様な感じなんではないでしょうか。   展開がずれているっていうのは何とも言えませんが、 全く逆の物語になってしまっている、というのはないと思いますよ。残酷な表現は多々ありますのでそこ辺りは注意が必要かと。 でも買って損はないと思います。 ってもうお持ちでだったらすいません;   著者によって童話の書き方、捕らえ方は違いますから、 もし童話に興味がお有りでしたら、色々な方の本を読んで自分なりに解釈してしまうのが一番だと思いますよ^^

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