極論になるかと思いますが。
お米や野菜や果物を作るには、「水」が絶対に必要だという事です。
特に、稲を育てて米にするには、途方も無い水量が必要です。
必然的に河川の近くに水田はあります。
当然、地形により河川より高い所にも水田はあります。
その際は、いったん川からポンプで水をくみ上げ、高所から各水田の周りに張り巡らされた、側溝や小川を通じ、水田に供給されます。
大変なのは、「水の取り合い」です。ある意味戦いに近くなります。
上の方の人が水を全部せき止めると、下の水田に水が来ません。
ですので、時々行っては(例えば夜間や早朝でも)各人が水田の水位を調整します。もう「いたちごっこ」に近いですね。
また、私のこれは推論ですが、土壌に山砂を含んでいる為、刈入の際に水はけが良く、耕しやすかったのもありそうです。
私の住む新潟県は、米の産地としては知名度が日本一でしょう。
信濃川に阿賀野川、これら大河が無ければ成り立ちません。
切り立った山々から、一気に肥沃な雪解け水を、平地の広大な新潟平野に流し込んでくれる、それらの条件があったからだと思います。
私の母の実家が、群馬県の利根郡の片田舎にあり、正月にはちょくちょく帰省していました。
「雪が箒で掃ける?」 新潟県人には不思議でなりませんでした。
横道にそれてすみません。
農業に取って「水」は不可欠なものでしょう。
必然的に、「川」が必要となるのだと思います。
こんな回答でよろしいのでしょうか?
ご希望に添えなかった場合はお許し下さい。