多分現在、整形外科等受診されておられると推測致しますので、実際に診察してくれる医師に、どんなふうにおこなったら良いかお尋ねになられたほうが賢明です。
貴方の年齢、糖尿病、心臓・腎臓などの既往症、現病歴、脊髄が圧迫されている状況や現在の筋力等々により、どの場所にどんなふうにやったらよいのかが変わりますので。
でもまぁ、とりあえずは「お腹(+お尻)の筋肉を付ける」ように使用してみてください。先ずは真ん中の縦の腹筋(腹直筋)で良いです。
もし足側の痛みが増強されてしまうようでしたらお尻のほうは「今のところは無し」でも構いません。
因みに家庭用オートプログラムの製品ですよね?
自分でプログラムを組む場合は、周波数や通電の間隔ほか 色々と知識が必要になります。
ところで、
毎日ガンガンやれば良い訳ではありません。ある程度、強強度でおこなうのでしたら、1~3日おき位のほうが筋力強化の効果は出易いです。軽負荷でしたら毎日でも構いませんが、とにかく休ませる(筋の修復・再生=筋繊維の増大)時間は大事です。
もちろん良質のタンパク質を含む バランス良い栄養摂取も大切ですよ。
EMSは筋肉を付けるには有効ですが、終了後きちんとストレッチしておかないと、固くて損傷しやすい(≒将来的にかえって主訴悪化を引き起こしやすい)筋肉になってしまいます。
EMSですと、力を入れながら徐々に伸びる筋運動(=遠心性収縮)はおこなわれませんで、随意的なコントロール性も落ちます。
筋量を増やせばそれで良いのではありません。柔軟性・コントロール性を 確保・向上させるために、ストレッチや自分の意思で筋肉をコントロールするエクササイズも少し組み込んだほうが良いです。
筋がまんべんなく付いてきたら、次第にEMSから「自分での運動」に切り替えていきましょう。
医療機関でのEMSと異なり、お家では皮膚表面からの通電しか出来ませんので、内部筋には効果を出せません。
「コントロール性の確保」以外にも、自宅EMSトレーニングでは充分おこなえないインナーマッスル・エクササイズをおこなう意味でも、「自分で動くトレーニング」は大事です。
症状が緩解されますようお祈り致します。どうぞお大事になさってくださいね。