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耳の骨って、喉にあったの??

耳の中の耳小骨って、太古の昔には、喉にあったって聞きました。進化の過程で喉から、耳のほうへ移動していったんだそうです。とても、興味があるのですが、詳しく書いてある本やHPをご存知の方はいらっしゃいませんか?

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

哺乳類の耳小骨は槌骨、砧骨、鐙骨の3つからなりますが、は虫類では鐙骨のみが耳小骨でした。顎関節を構成していた方形骨(上顎と下顎をつなぐ骨。この骨があるため蛇は口を大きく開くことができる)と、下顎のなかで方形骨と関節をなしていた関節骨が哺乳類への進化の過程で不要となり(下顎骨と上顎骨が直接関節面を形成したのです)、耳小骨に変化しました。と、実はうろ覚えですが。 遠藤秀紀氏の「哺乳類の進化」という本(値段は張りますが、名著です)に記載されていますので、参考になさってください。私も持っていますが、職場に置いているのでうろ覚えで回答している次第です。

chickdev
質問者

お礼

ありがとうございます。さっそく、アマゾンで注文してみます。楽しみです。

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その他の回答 (5)

  • suiran2
  • ベストアンサー率55% (1516/2748)
回答No.6

ホ乳類はある特徴を持った動物をホ乳類と呼びましょうという定義があります。その一つに「関節骨を砧骨と槌骨として利用し,音を増幅することが出来る。」ことがあげられます。それがない動物は,もし存在していたとしても,ホ乳類とは呼びません。ですから過去にもそのようなホ乳類は存在していません。

chickdev
質問者

お礼

なるほどそのような定義があったのですか。ご回答ありがとうございました。

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  • suiran2
  • ベストアンサー率55% (1516/2748)
回答No.5

お礼への回答を物語風に… 魚類は3種の耳小骨を持ちます。しかし,爬虫類は方形骨の1種です。ホ乳類は再び3種に戻りましたが機能はかなり異なります。 ホ乳類のご先祖様は,恐竜が闊歩していた時代に夜行性でこそこそと生活をしておりました。その生活では,視覚よりも聴覚や嗅覚が大切な感覚でした。 地上を支配していました爬虫類は,視力に頼り,聴覚は方形骨のみで音の増幅を必要としませんでした。しかし,ホ乳類はより小さな音を捉えようと,使用しなくなった関節骨を砧骨と槌骨として使用し,てこの原理で音を3倍に増幅することに成功しました。ですからホ乳類は最も鋭敏な聴覚を備えた動物です。 http://www.asahi-net.or.jp/~hi2h-ikd/biology/earkaibo.htm ○付]視覚動物としての霊長類の歴史 http://www.pri.kyoto-u.ac.jp/brain/mikami/Btopic1-AM.html

chickdev
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。なるほど、音が生存のためには重要な情報だったんですね。 根本的なことなのかもしれないんですが、また不思議になりました。進化の過程で、関節骨が砧骨と槌骨として働くようになった哺乳類と、そうじゃない哺乳類が大昔には生存していたのでしょうか?そして、そのような聴力の低い哺乳類は淘汰されてしまったのでしょうか。 それとも、進化の過程で、哺乳類はすべて関節骨を砧骨と槌骨として利用できるようになったのでしょうか? これは、きっと何故キリンの首は長いのかと同じ問題ですね。

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  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.4

「人体 失敗の進化史」(これも #2 の遠藤氏の著書) という本でも耳小骨についてちょこっと触れています. そこだと, 「耳の感度をよくするために, ちょうどそばにあった (顎の) 骨を 2本拝借して今のように 3個のセットからなる耳小骨ができた」とか書いてあったような.

chickdev
質問者

お礼

顎の関節の骨が、耳のほうへ移動して耳小骨になったんですね。でも、なんで、それが音を伝えるなんて大事な役割をになうようになったんでしょうか?もし、移動していっただけなら、何の役にも立たない、小さな骨のかけらが耳のところにあるってことになりそうな気がするんです。どうしても、何かの必然性があったに違いないと想像してしまいます。お返事くださってありがとうございました。さらに、興味が沸いてきました。

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  • suiran2
  • ベストアンサー率55% (1516/2748)
回答No.3

爬虫類の顎関節の方形骨と関節骨が砧骨と槌骨になったわけですが,もともとそれらの骨の存在場所は耳の下にありました。喉ではありません。ご自分の顎を動かしてご覧になると顎の関節がどこかおわかりになると思います。耳の下にあります。 爬虫類の顎は,上顎と下顎が方形骨と関節骨といった頂板のようにつながっています。ですから顎を大きく開くことが出来ました。しかし,頂板のようにつながっていると下顎を自由に動かすことは出来ません。そのため歯は哺乳類のように左右に動かして食物をすり潰すことが出来ません。胃の中に胃石と呼ばれます石を入れ,胃石で食物をすり潰していました。恐竜の生き残りの鳥類は,現在でも全く同じに砂嚢の胃石で消化しています。 良いサイトは探しましたがありませんね。爬虫類と哺乳類の比較解剖学等の成書しかないのではと思いますが… 一応下記を参考にしてください。 http://www1.c3-net.ne.jp/anatom-ks-neuro-angio/zugaikotsu.htm

chickdev
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。顎の関節の骨が移動して、砧骨と槌骨になったんですね。鳥類も爬虫類も顎の形態が同じということは、両方とも砧骨と槌骨がないんでしょうか?だとすれば、どうやって音をつたえているのでしょうか?また疑問がわいてきました。

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noname#158067
noname#158067
回答No.1

太古の昔がいつを指すかによっても変わってくると思いますが 爬虫類から哺乳類に進化する際、顎にあった方形骨と関節骨がはずれ 私たちの耳の砧骨と槌骨になったと言われているようです。 それらが喉からきたのかはちょっと確認できませんでしたスミマセン(汗)

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