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ボトル内液体検査装置の原理について Part2

 東京ガス・エンジニアリングのボトル内液体物検査装置という製品についてです。  以前、下記アドレスで一応の結論を見たのですが、余りホットな話題でなかったこともあり、回答者が少ないまま終了しています。  この度、8/11の英国テロ未遂を受けてテロ対策に注目が集まっているこの機会に、この装置の実用性についてもう一度検討してみたいと思います。  この装置の原理等について見識のある方、もしくは推測でも良いので、考えのある方は是非お教えください。  http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1793301

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回答No.2

過去の質問の「No.3 回答へのお礼」を元に回答します。 >あってますか? あっています(導入当初はメーカーの人が警備の補佐をしていたので、直に仮説をぶつけてみました)。 アルコール飲料は、50%を超える辺りから危険物として認識するそうです。与那国島の泡盛は引っかかるようです。 >結構微妙な性能だと思います。例えばボトルの中に水を詰めて、その中に危険物を浮かせれば「安全」と判別されるのではないでしょうか。 それを狙ったのが、今回のイギリスのテロ未遂事件です。 メーカーも警備スタッフも始めから判っていますが、こんなことは当然発表しませんよね? >この「水かそれ以外か」という大胆な仮定には感服しますが、それを空港の危機管理用に使えと言うのはどうかと・・・。 この液体検査器と従来の金属探知機の組み合わせ、更にライター・マッチを全面禁止にして(喫煙場所に固定したライターを置く)、パソコンと携帯電話とカメラを防爆コンテナに詰め込んでしまえば、テロはずいぶんと難しくなると思いますよ。 ちなみに、導入当初(義務化で全国の空港で一斉導入だったそうですが)は、1台200万円以上。導入台数によって100数十万円まで値引きしたとか(前述の)メーカーの人が言っていました。

sylvest
質問者

お礼

>アルコール飲料は、50%を超える辺りから危険物として認識するそうです。  具体的な数値ありがとうございます!アルコールでもある程度は大丈夫なんですね。 >それを狙ったのが、今回のイギリスのテロ未遂事件です。  そうなんですか!それは初耳です。新聞とかでは読んだ覚えがありませんけど、既に装置をくぐりぬけられることもあるんですね。でも他の手段で差し止められる、と。 >喫煙場所に固定したライターを置く >パソコンと携帯電話とカメラを防爆コンテナに詰め込んでしまえば  なるほど、防爆コンテナという物があるんですね。それでは遠隔爆破も出来ませんね。 >導入台数によって100数十万円まで値引きした  全国義務化でもこれだけの価格がするんですね。固定費用的には数千円程度の物だと思うのですが。しかし市場規模を考えると仕方が無いのかもしれませんね。  大変価値のある情報ありがとうございます。当初の疑問はかなり解消されました。オフィシャルデータというか、口伝以上のものが無いのは少し残念ですが、それはやはり望むべくもないのでしょうね。

その他の回答 (2)

回答No.3

No.2です。捕捉を。 >防爆コンテナ 航空コンテナの種類とかではなく。 弾薬類を輸送するときに使う頑丈な箱で、米軍なんかだと「DANGER」と朱書きされていて、錠前がいくつもつけられていました。 >オフィシャルデータというか、口伝以上のものが無いのは少し残念ですが 自分も警備関係者ではないので。残念なことに。 警備員やメーカーさんを捕まえて質問攻めでしたから、多分不審人物として見られていたでしょうね。

sylvest
質問者

お礼

 補足、ありがとうございます。  そろそろ出尽くしたようですので、締め切りたいと思います。ありがとうございました。

  • gori8063
  • ベストアンサー率36% (116/319)
回答No.1

本品の試作機に関する学会発表を見た経験があります。 手元に講演要旨もありますが、どこまで詳細を公開していいのかわかりかねますので控えますが、原理としては液体の比誘電率を測定しているもので、原理的には決して怪しいものではないと考えられます。 肝心の判定については、各種の液体を測定してクラスター分析等を行って一定のしきい値を求めているようで、詳細は企業秘密も含めてわかりませんが、理にかなった方法をとっているように思います。 測定時間が短時間であることもあり、空港等の検査方法としてはよくできた機材だとは思います。 誤判定率などに関してはメーカーさんに聞かないとわからないかもしれませんね。

sylvest
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございます。  原理については公開されているけれど、実際の閾値については機密情報なんですね。  以下に精度の公開されている誘電率計がありました。  http://www.nihon-rufuto.com/science/science-items/s-item13.html  また、以下に主要物質の誘電率がありました。  http://syllabus-pub.yz.yamagata-u.ac.jp/amenity/Electrochem/Quantity/@Quantity.asp?DSN=ElectroChem&nQuantityID=67  基本的には有効な動作が期待出来そうですね。  水の誘電率に近い液体爆発物とかは無いのでしょうか?

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