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ヒズボラ?イスラエル?
こんにちは。最近よくニュースで見かける「ヒズボラ」。 恥ずかしながら全く無知で、ニュースを見ていても頭がついていきません。 ヒズボラは前々からいたグループなんでしょうか? イスラエルと何故いがみ合っているのでしょうか? ビンラディンとかイラクはまた別の問題ですか? 全体の流れを教えて下さい(>_<)
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中東の国々(イラク・イラン・エジプト・シリア・レバノン・アラブ首長国連邦など)は、ほとんどがアラブ国家です。アラブ国家とは、その国の多くの人がアラブ人だったり、指導者がアラブ人の国です。アラブ人はイスラム教徒が多いので、中東の国々は、イスラム国家とも言えます。 一方、イスラエルはユダヤ人国家です。ユダヤ人はユダヤ教徒が多いです。ユダヤ教徒をユダヤ人ということもあります。 重要なのは、アラブ人・アラブ国家はイスラエル・ユダヤ人を非常に嫌っているということです。去年か今年かは忘れましたが、イランのアマデニジャド大統領が「イスラエスは地図から抹消されるべきだ」と言って、アメリカやヨーロッパ諸国から批判されていました。こんな風に、アラブ諸国とイスラエルはいがみ合った状態にあります。 「ヒズボラ」は政治組織です。レバノン政府にも「ヒズボラ」の人がいます。「ヒズボラ」の特徴は、とても軍事的なことです。アフガニスタンの「アルカイダ」のようなものです。「ヒズボラ」はアラブ人・イスラム教の組織なので、イスラエル・ユダヤ人を嫌っています。レバノン政府はイスラエルとの共存を目指しているようですが、「ヒズボラ」が勝手にイスラエルに攻撃をしているのです。それをレバノン政府が止められないでいる状態です。 パレスチナ問題を述べると、メチャクチャ長くなるので、簡単に説明します。 大昔、パレスチナ(現在のイスラエルの周辺)には、ぽつぽつとユダヤ人が住んでいました。しかし、侵略などがあって、ユダヤ人は世界中に散らばってしまいました。18世紀頃から徐々にシオニズム運動(ユダヤ人国家を作ろう!という運動)が始まりました。その頃は、パレスチナの土地は人のあまり住んでいない荒れ果てた土地でした。そこにユダヤ人が移住して、開墾していきました。その後、パレスチナの土地は発展して、周辺のアラブ諸国よりも生活水準・賃金が高くなりました。すると、周辺のアラブ諸国からアラブ人がパレスチナの地に入植してきました。20世紀までには、ユダヤ人よりもアラブ人の方が多くなってしまいました。そして、戦後にパレスチナの地を半分はユダヤ人に、もう半分はアラブ人に分け与えるという決議が国連でなされました。ユダヤ人はこの決議に同意しましたが、アラブ諸国は反対し、「ユダヤ人を滅ぼしてしまおう」と戦争を起こしました。これが第一次中東戦争です。その後も、アラブ諸国とイスラエルの間で何度も戦争が起こって今に至ります。 重要なのは、パレスチナの土地は、ユダヤ人の物でもなく、アラブ人の物でもないということです。仲良く半分半分に分けるべきなのです。アラブ人は「自分の土地に侵入してきた侵略者」とイスラエル人を見ていますが、それは間違いです。ですから、共存するのが望ましいのです。 これがパレスチナ問題です。 アフガニスタン、ビンラディンの率いるアルカイダが、政権をとっていました。9・11の同時多発テロはアルカイダが行いました。ですから、アメリカはその報復のためにアフガニスタンと戦争したのです。 イラクは、大量破壊兵器(生物兵器・化学兵器・核爆弾)を持っているとして、アメリカが攻撃しました。実際は無かったようですが。 イラクの人々はフセインも嫌いでしたけど、アメリカも嫌いなので、イラクではいまだにアメリカ軍への攻撃が続き、戦争が終結しません。あと、イスラム教の宗派のシーア派とスンニ派がいがみ合っているので、宗派間での殺しあい(自爆テロなど)が続いています。これも戦争が終結しない理由です。 イランはウランを濃縮して原子力発電を行うと言って、ウラン濃縮を進めています。ウランを濃縮すると、原爆の原料ともなるので、アメリカやヨーロッパ諸国は濃縮をやめるように言っています。しかし、イランは止めようとしないので、ココでもいがみ合いが続いています。 断片的ですが、分かられましたか??
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- ssawhnaf
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アメリカとイスラエルが軍需産業の金儲けのために戦争を仕掛けてます。 アメリカとイスラエルは軍需産業の金儲けのために脅威をデッチ上げて戦争を仕掛けます。 アメリカは軍需産業に依存して経済が成り立つ軍産複合体に支配された国で 戦争と搾取をしなければ成り立たない国で世界各国と共生できない国です。 アメリカの歴史は口実をデッチ上げて戦争をしかける戦争の連続の歴史です。 世界の軍拡競争もアメリカが軍拡をするからでアメリカのせいです。 軍拡競争や戦争や搾取をなくすためにはアメリカを打倒しなければなりません。 世界各国が国連中心主義で平和と共生を守ってきたのに アメリカとイギリスとイスラエルと日本だけが国連を無視して戦争と搾取をしてます。 軍拡競争と戦争をなくして世界平和のため、搾取をなくして世界の共生のためには アメリカと軍需産業とグローバリズムを打倒しなければならないという考えから 世界各地で反アメリカ戦線が作られ大部分の国が反アメリカ戦線に参加してます。 NHKスペシャルベネズエラ革命、ラテンアメリカの反米で紹介したように 中南米ではベネズエラ、ヨーロッパはEU、アフリカはAU 中東はイラン、アジアは中国がリーダーになって反アメリカ戦線を作って アメリカの戦争や搾取にNOを突きつけアメリカ打倒のために戦ってます。 アメリカとイギリスとイスラエルと日本は世界各国の市民から 平和と人権を侵害し世界と共生できない国と評価され軽蔑され孤立してます。 このままでは日本はアメリカとイギリスとイスラエルと道連れで滅びます。 日本はアメリカ盲従をやめ中国が指導するアジアの反アメリカ戦線に参加すべきです。 日本は世界各国と協力してアメリカ打倒に立ち上がるべきです。
お礼
戦争の背景にも色々な問題が絡み合っているんですね。 確かに戦争をする際に表で言っている理由と実態は違う気がします。 回答ありがとうございました(^^)
- kenji000128
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中東問題の根本はヨーロッパの帝国主義にあります。 サイクスピコ協定、フサイン・マクホマン協定、バルフォア宣言などを調べれば、原因の本質がわかります。 少し他の回答がイスラエルよりのような気がするので、少し補足をします。 国連によるパレスチナ分割決議は中立的なものではありません。欧米主導の決議であり、パレスチナ人には不毛の土地しか与えられませんでした。アラブとしては戦争に訴えるしかありませんでした。 アラブ諸国は結局、欧米の支援するイスラエルに戦争で勝つことができませんでした。そこでアラブの国々はイスラエルとの融和という現実路線をとり始めました。それを裏切りと感じる民衆の感情がヒズボラやハマスという過激派を成長させることになりました。
お礼
どちらが悪い、と言うような簡単な問題ではないと言うことですね。 アメリカがユダヤ人の味方をするからアメリカもイスラム教徒からのテロの対象になっているということでしょうか。 イスラエルとアラブ諸国だけではなく色々な国が関わっている問題なんですね。 どちらが悪い、というの偏った意見は持たず、冷静な目で判断していこうと思います。 回答ありがとうございました(^^)
- simazuka
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No.3です。 ユダヤとアラブの対立は複雑なので私も気長に勉強してます。 >イスラエルはどういったちょっかいを出されたのでしょうか? ガザ地区でイスラエル兵1人誘拐されたのが始まりで その後、テロリストが北部イスラエルに侵入して 2人が誘拐されました。 そして、ロケット弾を撃ち込んできて一般市民が巻き添えになったのがきっかけです。 >ヒズボラの組織を警戒して、潰しておこう!ということでしょうか? ヒズボラともう一つの過激派組織ハマスを潰そうとしていると思います。 というのは、'94、'96、'00年と同じコトをされているので堪忍袋が切れたのだと思います。 あと、イスラム過激派の中でも勢力争いがあります。 今回は、ハマスの穏健派とアッバス議長がイスラエルと和平交渉をしようとしている矢先に これをよしとしない一部の人がちょっかいを出しました。 イスラエルにしてみればイスラム側がまとまるのを 待つことは出来ないでしょう >イスラム教というのはアラブ人が、ということですすか?? 質問の内容がイマイチわからなかったので回答になるかわかりませんが アラブ人指導者がイスラム教という宗教を利用して という意味です。 >強攻策とは、市民ごと殺すということですか?! 日本のマスコミはあまり真相を報道しませんが 今回の場合は イスラエルが空爆する前に、ヒズボラの周りにいる一般市民に対して「これから空爆するから逃げろ!」と ビラをまいたり、ラジオで通告したそうです。 しかし、ヒズボラの督戦隊が一般市民に逃げることを許さなかったそうです。 結果として一般市民を巻き添えにしてしまったのが真相のようです。 四面楚歌のイスラエル人の1人は他の国に換算すると 数十人に値するそうです。 だからあまり呑気なことは言ってられず 実力行使も多いのだと思います。 これらの問題を解決できる方法を発見すれば 後世に名が残ると思います。
お礼
なるほど。大分理解できてきました。 レバノンの中でもハマスやヒズボラがあり、 国内がまとまっていないと言う事ですね。 市民を逃げることを許さなかったというのが事実で、 そのためになくなった方がいるのなら、なんだかそれは間違っている様な気がします。 私も気長に勉強していこうと思います。 わかりやすい回答ありがとうございました(^^)
No.1です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/ヒズボラ http://tanakanews.com/d0113israel.htm wikipediaは結構時事的なことも載っているので、活用してみて下さい(^^)/
お礼
わざわざ有難うございます>< 活用してみます(^^)♪ 沢山の方から回答頂けたおかげもあって、 時事問題への知識が少しついた気がします。 回答ありがとうございました(*^^)v
- jk7
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ビンラディンとかイラクとは、別の問題です。 ↓ こちらがわかりやすいので、ぜひ参考にして下さい。
お礼
分かりやすく解説してありとても参考になりました! ありがとうございました(^^)♪
- simazuka
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もともとパレスチナの地には ユダヤ人、パレスチナ・アラブ人、その他が共存してました。 でも#1さんのおっしゃるとおり 歴史的にユダヤ人はパレスチナから追い出されて そして各国で迫害されていたためパレスチナに戻ってきました。 じゃー、なんでまた共存ができないのかというと 周りのアラブ諸国はそれを望んでいないからです。 中東ではイスラエル以外はみんな独裁国家なんです。 金正日なみに自国民を弾圧しています。 表現の自由なんてありません。 そういった政治的な国民の不満を イスラム教という宗教を利用して 外敵に向けさせているのです。 この外敵というのがイスラエルであり西側諸国なのです。 いま、ヒズボラが使っている武器はシリア製イラン製ですし、 9.11の支援者にサウジの王室のメンバーがいたり… テロリストはアラブ諸国に利用されているのです。 今回のイスラエルのレバノン侵攻は イスラエルがちょっかいを出されて ちょっと成敗しに行こうと思ったら ヒズボラ画結構武器を持っていたので これは本格的に潰さなくてはならないと思ったようです。 しかも、ヒズボラが一般市民を盾に戦闘をするも イスラエルは他に方法がなく強行策をとっている感じです。
お礼
なるほど、アラブ諸国とユダヤ人が共存は難しいですね…。 イスラム教は利用して外敵に目を向ける、というのは日本に対する勧韓国の対応に似てる気がします。 ここでちょっと疑問があります>< イスラエルはどういったちょっかいを出されたのでしょうか? ヒズボラの組織を警戒して、潰しておこう!ということでしょうか? イスラム教というのはアラブ人が、ということですすか?? 強攻策とは、市民ごと殺すということですか?! 理解力がなくて申し訳ないです(;_;)
補足
肝心なことを言い忘れてました! 回答ありがとうございました(^^)♪ とても役立ちました!
- SoaringPenguin
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#1さんの書き込みは詳しくて参考になりますが、イスラエルが国連決議を無視してパレスチナを(パレスチナ人と分けずに)占有し、かつ周辺諸国の一部も侵略したことをきちんと書かないと、「アラブ人が悪者」という一方的な印象を与えてしまいますよ。
お礼
国連決議で何かが決まったんですね。 なるほど、アラブ人だけの責任ではないんですね! (ユダヤ人がアラブ人を追い出した面でということでしょうか?) 偏見を持たずに冷静な目で見極めます! 回答ありがとうございました(^^)
お礼
回答有難うございます。 沢山書いて頂けてとても嬉しいです(^^) 中東の国々にはイスラエル以外にユダヤ人国家はないんですね。 初めて知りました。 ということは、イスラエルの周りは敵だらけ!ってことになりますね>< きっとユダヤ教とイスラム教の神に対する考えが違うのも共存が出来ない原因なんですね。 大体の流れがつかめてきました☆ 本当に感謝感謝です♪ ただまだいくつか疑問なことが…。 ヒズボラはユダヤ人を倒すために出来た政治組織なのでしょうか? 現在壁を立てようと計画しているのはユダヤ人でしょうか?? 厚かましくて申し訳ないです>< もし時間があればでいいので答えて頂ければ嬉しいです。