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ルンバール 腰椎麻酔の術後について
まだひよっこナースです。 高比重の麻酔薬を使いルンバールをかけた手術で、 「術後しばらく枕をつかってはいけない」と先輩看護師から言われましたが なぜですか? 高比重の場合、下方へ麻酔は固定されてるんですよね? 頭部を少し高くしたほうが、麻酔の影響が頭部へ回らないのでいいのでは?と思うのですが。 教科書などで調べましたがよくわかりません。 専門家の方でご説明していただければ助かります。 よろしくおねがいします。
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麻酔科医です。直接の回答にはなりませんが 昔(今も?)よく使われたペルカミンは麻酔域固定までの時間が早い薬でした。 今はマーカインが多いかと思いますが、これは麻酔域固定まで時間がかかる(病棟に帰った後にも麻酔レベル上昇したという報告あり)ので逆に頭を上げておいたほうが安全でしょう。 薬の変遷とともに処置も変化するべきです。 「枕を使わない」というのは受け継がれた迷信と思います。
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- ayu19
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解剖生理学の教科書を見てみましょう。 脊椎の形によるものが関係してきます。 前彎、後彎により、腰椎穿刺したときに麻酔がどこに行きやすいかで麻酔の効きを調整します。 頭を上げてしまうとそのバランスが崩れてしまい、腰部より下に麻酔が行ってしまう恐れがあるからだと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 参考にさせていただきます。
麻酔科医ではないですがいいですか?私もナースです。 高比重液は等比重液に比べて、体位による麻酔域の調節が可能です。 注入後、頭を低くすれば麻酔域が上に広がってきます。 そして、質問内容の、腰椎麻酔後の床上安静についてですが、 脊髄くも膜下麻酔(ルンバール、腰椎麻酔)による、硬膜穿刺後頭痛を予防する為に、しばらく水平にして安静にします。 この頭痛は、硬膜の穿刺孔より脳脊髄液が漏出することにより、 頭蓋内圧が下がることが主な原因と考えられているようです。 なので、枕なしで完全に水平にするわけですね。 安静時間は麻酔科の指示がありますか? うちの病院では、麻酔科医が安静時間を決定しています。 なんか、昔はよく24時間安静とかあったらしいんですが、 24時間安静にした場合とそうでない場合を比較して硬膜穿刺後頭痛の発症率に差が無かったという報告があるそうで、術後早期離床を図るという点でも、今では、麻酔薬の効果が消失するまでで十分と考えられているようです。 もし頭痛が出てしまったときの対処法、治療ですが、 安静、輸液、鎮痛薬のほかに、カフェイン投与なんかもあります。 コーヒーやココアなんかですね。これは私もこの前知って、 なるほど~と思いました!
お礼
回答ありがとうございます。 私の病院では特に麻酔科医の先生からの術後安静の指示はなく、 病棟の先生の指示はあるのですが。 カフェイン投与は初めて知りました! 参考にさせていただきます。 ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 ルンバールの場合、マーカイン使用率高いです。 麻酔科医の方からの回答ということで、参考になりました。 ありがとうございました。