No1で補足をお願いした者です。前者の方のタイプですか。
あまり関係ないですけど、フジテレビで朝ニュースを読んでる小倉智昭さんとか、一時ポスト小泉といわれていた衆議院議員の福田康夫さんなども吃音をお持ちだそうです。
本題に入ります。
私は小学生の頃には主に1で、中学生から現在にかけては2です。が、「主に」と書いたとおり、私の場合は両方を併発しているので、2を主としながらも頭文字がダブるような場合があります。
さて、結論から言うと、吃音は徐々に改善されていきますし、うまくいけば完全に直ることもあります。が、消えたと思ったら突然現れたり、突然消えたりするので長い時間をかけなければなりません。
私の場合は、先述の通り、小学校からひどくなり始めましたが、一時に比べるとずいぶんと改善された気がします。(年齢が上がるとともに周りの対応も大人になっていったのも大きいですが)
吃音の原因というのは決定的な解明はなされていないのですが、どうも原因は心にあるようです。前に吃音が出た時に、他人に指摘されたとか、自分自身で恥ずかしい思いをしたとかいうようなことが、トラウマとして心に残ってそれが滑らかな発音を阻んでいるのでは、というのが今推定されていることです。
なので、まずは月並みになってしまいますが「気持ちを楽に持つこと」です。また、話をする時だけではなくて、普段からストレスをあまりため込まないのも重要です。私なぞは悩み事を抱えたとたんに吃音がひどくなることがあります。
次に、実践的なものに移りますが、まず「頭文字をごまかす」という手があります。私もよく使います。これは、例えば「ありがとうございました」だと、頭文字「あ」をわざと欠落させて「りがとうございました」にするのです。これはかなり有効だと思います。普通の会話ではあまり使えませんが、単発の、とくに「あいさつ」系の言葉には(経験上)大変有効です。
このとき、あまりはっきりと「り」を発音するのではなく、うまくごまかしながら言うのがポイントです。
次に、「うまく発生できる様子をイメージする」
これもわりと有効です。先述したとおり、吃音は心因性のものと推定されています。「また吃音が出るんじゃないだろうか」と心配することが心にとって負担となり、あらたな吃音を生む悪循環に陥っている場合があるのです。
私の場合は趣味で落語を聞くのですが、話す時はいつも、落語家の話しているような様子をイメージしながら話をしています。落語でなくとも例えばアナウンサーでもよいです。
そして最後、「吃音が出るなと思ったら『あの』『あれ』を文頭につける」
「あの」「あれ」でなくてもいいです。説明するのが難しいのですが代名詞のような発音の「あの」です。話しかける時に使うような「あのー」というようなものではありません。
「あのさ、あれ、パソコンの・・・」などのような感じです。
この方法は、「吃音が出る!」という心的な負担を「あの」などの全く関係ない一語をおくことで解放し言葉が出やすくするものです。
私が日常、用いている方法は以上です。
おしまいに、これは私が思っていることなのですが、私は今となっては「吃音もまぁいいかな」という風に思っています。そりゃできれば治れば良いと思いますけど。
かつては吃音がもとで笑われたこともありました。しかし、世の中、言葉を発することすらできない人も居るわけですし、口が利けるだけありがたいと思わねば、などという風に考えています。
参考URLは吃音もちの著者による、吃音の少年(著者が自分を投影したものと言われています)を主人公にした小説です。吃音の方には是非読んでいただきたい一冊です。
質問があれば補足してください。
お礼
あぁ・・・もう・・・自分なんかの為に・・・ありがとうございました orz 感激で胸がいっぱいです・・・・。 アドバイス本当にありがとうございます。頑張ってみます。。。