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虫歯の取り残しを防ぐには

1年程前に治療した歯が、虫歯の取り残しで神経近くのところで再び虫歯になってしまいました。この事で歯医者さんに対する不信感が強くなってしまったのですが、目視だけで虫歯を完全に除去するのは無理なのでしょうか。 今通っているところでは手術用顕微鏡をつかって小さい虫歯でも除去するという事ですが、ダイアグノデントという機械を使わないと虫歯が残っていても分からないんじゃないかと、心配になってきます。 もちろん自分自身のメンテナンスも大切なことは分かっていますが、完全に虫歯を除去してもらうには、どのような治療・設備の歯医者に行けばいいかアドバイスをください。お願いします。

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  • michael-m
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回答No.1

 どこかで再虫歯は取り残しが原因という情報でも仕入れてしまったのでしょうか?確かにそんな説を主張する歯医者もいますが…。  20年以上も前、まだ光重合レジン(歯に詰め、光で固める白い材料)が開発期であった頃、 光重合レジンの収縮によって起きる再虫歯が学会で取り上げられました。  その時の報告で「アマルガムは硬化時・後の膨張によって歯との境界から虫歯が発生するのに対し、レジンは収縮する為に内部から虫歯発生する傾向がある。またインレーは適合性やセメントの溶解によって療法見られる」という発表がありました。これ以後、如何にしてレジンの収縮を最小限に止めるかの研究が続いています。  最近になって、ミニマムインターベイションという考え方が普及し、その中で「軟化していない虫歯部分は外部との交通が遮断されていれば、拡大する危険性は少ない」と言う報告があります。  確かに、一部取り残しも原因ではありますが、必ずしもそれだけではありませんし、条件によっては残す事もあります。  虫歯と言うと変色が思いつきますが、実は変色しない虫歯も多く、目視だけでは容易に判断する事は出来ません。  この虫歯の場合、感染した部分に選択的に着色する検査薬が開発されています。検査薬自体は以前からありますが、最近の物はその機構が変わって来ています。これは目視でも充分に識別できます。  歯医者選びで大切なのは最新の設備の有無ではなく、何が大事なのか(ポイント)を知っているかどうかです。レーザーや手術用拡大鏡などの最新設備があっても、その器具の限界を知らず、万能と思い込んでしまっては逆に普通の歯医者より低レベルな治療しか出来なくなってしまいます。  設備を使いこなせる歯医者なら『設備があるからウチは進んでる』という宣伝はしないでしょう。なぜなら、それによって患者さんに設備が万能と言うイメージを植え付けてしまい、必要の無い条件でも、その器具を使わざるを得ない状況に自分を貶めてしまうからです。  拡大する事の利便性は理解できますが、試用した経験からすると、その必然性についてはかなりの部分で疑問です。  この事から、設備による歯医者の選択基準はさほど重要ではないと思います。やはり、「何のために、何を行うか」を患者さんにキチンと(利点や欠点、限度と予後を含めて)説明できる歯医者がベターではないでしょうか。説明できると言う事はそれだけ『知っている』と言う事ですから。 (長文で失礼します)

kinue
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 以前かかっていた歯医者さんがダイアグノデントを使わないと虫歯の部分が取りきれないといつも言っていたので、気になっていました。 歯医者さんの技術は実際に治療してもらわないとわからない(治療してもらってもよくわからないかも)ので、つい設備のほうに目がいってしまいます。 今後はよく説明してくれる歯医者さんを選んで、通院したいと思います。

その他の回答 (2)

  • puyopuyo3
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回答No.3

「取り残し」を防ぐための方策でしょうか。それとも「見落とし」を防ぐための方策でしょうか。 虫歯の除去については、#1に書かれている通りです。削りまくっても、(きちんとした基準のもとに)控えめに削っても、予後に大きな差が出ないという統計が出揃ってきています。 見落としに関しては、確かにダイアグノデントなどの診断機器が出てきて、注目されています。しかし、経過を観察すべき「初期虫歯」でも、ダイアグノデントでは、「虫歯」という数値が出ることが報告されています。 このあたり、診断に絶対はありませんし、最終的に削るかどうかはダイアグノデントだけでなく、レントゲン、視診などと総合的に判断する必要があると思われます。

kinue
質問者

お礼

#1でも書きましたが、以前かかっていた先生はすべてダイアグノデントの数値が目安で、10以下の数値まで削らないと、虫歯の取り残しでまた虫歯になるとおっしゃっていたので、それを信じていました。 すべてを機会に頼ってもいけないのですね。回答ありがとうございました。

  • michael-m
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回答No.2

No1です。 回答中のミニマムインタベーイションは ミニマル・インターベイション(Minimal-Intervention )の間違いでした。 お詫びして訂正します。

kinue
質問者

お礼

ご丁寧に、訂正ありがとうございます。

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