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ガスと電力
関西ではガス会社と電力会社の対立が 激しいと聞きましたが、何がどう激しいのですか? ただ、規制緩和になったからですか??
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ずばり、今、関西電力はガスを売っています。又、大阪ガスは電気をつくって売っています。関西電力は今までは、大阪ガスから火力発電所用のLNGを買っていました。しかし、最近では自分たちでLNGを直接買う事によって、燃料費と人件費を削減しました。それどころか、岩谷(ガス会社:カセットボンべとかで聞いたことある人もいると思います)と手を組んでガスを売る事をはじめました。又大阪ガスはLNGを安く手に入れることが出来る為、ガスタービンの火力発電所をつくり、電気をつくるようになったのです。今までは、ガス、電気で分かれていたのもが、境が無くなってきます。主流の電気、ガスの販売についても皆さんが書かれているとおり色々競争があります。
- shoyosi
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関西電力は、今年4月から、熱電源を全部電気にすれば、料金を10%割り引くというサービスをはじめました。これに当然影響を受けるのは、大阪ガスです。大阪ガスは、当面、大きな団地向けに、都市ガスを利用した燃料電池で発電し、その排熱を冷暖房や給湯などの熱源とする熱電併給(コージェネレーション)の家庭向けシステムの実用化を目指し、対抗する考えの様です。 (参考) http://www.osakagas.co.jp/osakagas/today/newwork.htm http://www.adachi.net/hayao/000320ZB.htm
- marimo_cx
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補足頂いた内容が良く解らないのですが…… 規制緩和によって電力事業に参入できるようになったとはいえ、元々違う業種なのですから、事業規模がどうであれ電力供給が本業の所と複業である所の電力事業の範囲で寡占状態を覆すという方が現実的でないと考えます。 技術的な問題に関して言うと、ガス会社は当初規制緩和で電力消費地での地域コージェネレーションシステムを考えていて、小規模ガスタービン発電を考えていたようなのですが、騒音問題と日本には熱供給インフラがないという事でコージェネレーションシステムのメリットが発揮できない事と、発電のみのガスタービンにおいては実際のものが東京電力久里浜火力発電所にありますが、結局小型発電所には向かないのと電力会社が先行しているのでトーンが落ちているようです。そこへ来て、自動車用燃料電池の開発の成果により、場合によっては自動車よりも先にマイクロコージェネレーションの商品化に見通しが立ってきたというのが大きいでしょう。 ようは、電力業界という枠の中では電力系の寡占は当然続くでしょうが、エネルギー業界という視点で見ると電力業界のパイをガス、石油業界が食ってしまうという事ではないのでしょうか?通信事業の規制緩和のように通信各社がNTTの市内回線を借りなければならないのとは違い(確かに代行送電というのはありますけど、消費地で直に発電する方法も出来る)、わざわざ相手の土俵で戦わなくても良いのですから。
- marimo_cx
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私は関東で関西の事は詳しくは判りませんが、関東でも結構競争しているようです。 ずばり製品名で一例を挙げてしまうと「“ガスヒーポン”vs“エコアイス”」なんて解り易いと思います。 大口の電力需要家は結構多量の電気ではなくても良いエネルギーを使っています。例に挙げた空調設備も電力でなければならないものではなく、電気vsガス以外にもヤンマーのディーゼルエンジン式のものもあり、こちらは発電まで出来ます。 そして、今ヤンマーのディーゼルエンジン式コージェネレーションシステム(発電、空調、給湯などの複合システム)を上げましたが、近い将来都市ガスを燃料とした燃料電池式のコージェネレーションシステムまで登場してくる見通しで、燃料電池にいたってはビルだけでなく家庭用まで実現可能と目されています。こうなるともう大口から家庭に至るまで“電気よりガス”となりかねない状況すら目前に迫っています。今までの電力会社の市場をガス会社が食い込んでくるのですから(大口電力では既に食い込まれている)、競争が激しくなるのは必然と思います。
補足
その件とは別にガス、電力の分野に規制緩和により 双方とも競争できる状態ですよね。 となると、関西でいうと大阪ガス、関西電力となりますが 会社としては大阪ガスより関西電力の方が何倍も力があると 関係者の方から聞いたことがあるのですが そうなると関電の独占となりうるのでしょうか??
補足
ご回答ありがとうございます! だいぶ、私のお聞きしたことに近づいてきたので うれしいです。なんで、その垣根がなくなったのですか? そうなるとやはり関電の方が有利?ですか?