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「とともに」の使い方
日本の祭りやそこで伝えられてきた伝統芸能も、時代( )行われなくなってきた。 (1) とともに (2) につれて (3) にともなう (4) にしたがう 括弧の中に入れる言葉は「とともに」でいいですね。友達に「につれて」はどうしてだめかと聞かれて、「につれて」の場合、「時代の変化につれて」というべきだ、つまり「につれて」の前に変化を表す名詞或いは動詞の辞書形が出ると答えてあげた。でも、「とともに」の例文を調べたら、それもほとんど同じであるようです。語感で言えば、「とともに」はぜったいOKと分かっているが、なぜか分からなくなってしまいました:( どなたか教えてくれませんか。そして、(3)と(4)の形式なら、後に名詞に接続しますね。もし、「にしたがって」「にともなって」に書きかえったらOKですか。 「一つの変化といっしょに、別の変化が起こる」という意味を表す「にしたがって」「につれて」「にともなって」「とともに」はどういうふうに使い分けたらいいでしょうか。
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全然専門家ではなくて、以下の解釈は僕の個人的な解釈なのですが。 まず、4つの選択肢において、(1)だけが仲間はずれですよね?なぜなら、(2)(3)(4)はどれも、「つれる」「ともなう」「したがう」という動詞の変化形だからです。 そこで僕の解釈ですが、つれる、ともなう、したがう、というのは、時代が変化する、その結果として伝統芸能も行われなくなる、というような流れが感じられます。もっとも、実際にはそこに厳密な原因→結果は存在しないわけですが、 「時代につれて」「時代にともなって」「時代にしたがって」は個人的には違和感があります。なぜなら「時代」が変化したから「伝統芸能」も変化したわけで、時代がとまっていたらだめだからです。なので「つれる」「ともなう」「したがう」のは「時代」にではなく「時代の変化」になのです。もっとも検索してみるとそれぞれの表現も使われているようですが。 そして「時代とともに」ですが、これはメインの文が「伝統芸能が行われなくなった」という変化を明示しているので、「時代とともに」というときは時代も変化していることを前提としている、つまりどちらも変化していることを表していると考えられます。もっとも、「時代の変化とともに」という言い方も普通にできると思います。 あまりうまく説明できませんでした。使い分けについてはもっと詳しい人の解説を待ちたいですね。お役に立てればよいのですが。
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- lupinletrois
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(1)~とともに、(2)~につれて、(3)~にともなって、(4)~にしたがって で比較します。(もとの(3)(4)は、後ろにつながりませんから。) 「時代」が「時代の変化」「時の流れ」なら、(1)だけでなく(2)も使えます。 「近代化」なら、(1)~(4)すべて続くことができます。「~化」は、同様に 全部使える場合がほとんどだと思います。文として意味は少し違いますが。 「人は老化( )足腰が弱くなる。」--- (4)以外、「老化する」なら(4)もOK。 (2)(4)は、動詞などの変化の後に使いますが、多くの段階があるものに 限ります。その後の述語も段階があります。(例:年齢は、20, 21, 22, ・・・) 「地震( )火災が発生した。」 -- 地震は瞬間なので、(2)(4)は使えない。 (3)のほうが「地震」が原因 のニュアンスがでます。このように、関連する 場合は、(3)が適切になります。 「子供の誕生( )タバコをやめた。」 -- (1)だけ。 (3)は、「誕生」と「タバコをやめる」はともなう動作ではないから不自然です。 「教科書( )授業を進める。」---(4)だけ。 (1)~(3)は、時間の変化を受けるのに対して、(4)は「内容」も受けます。 なお、質問文ですが、丁寧さのバランスが悪いところがあります。 ・ 「・・・と分かっているが、なぜか分からなくなってしまいました」 →「・・・と分かっていますが、なぜか分からなくなってしまいました」 ・「どなたか教えてくれませんか。」 →「どなたか教えてくださいませんか。」 または →「どなたか教えていただけませんか。」
お礼
早速返事してくれて、ありがとうございました。何とかわかってきたような気がします:)