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ブラームスの曲
私は、最近ブラームスを聴いています。 どなたかブラームスでオススメな曲あれば教えて下さい。 ちなみにブラームスで好きなのは、6つの小品集の「intermezzoOp,118-2」です。
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失礼します。 渋さと重厚さのブラームスは今からの時期にはちょっと暑苦しいかな?とは思いますが・・・笑 (秋に聴くともっともフィットしますが・・・) 以下におすすめの曲を挙げておきました。 ・F、サガンの小説「ブラームスはお好き?」でも有名になった、交響曲第3番。(ブラームスの英雄交響曲なんていう人も・・・特に3楽章のメロディーはロマンチックで素敵です) ・同じく、交響曲第1番・・・(これまた、あのベートーヴェンの第10交響曲なんて、あだ名?がついていたりもします。特に第1楽章冒頭のティンパニーの鼓動に導かれて管楽器群の下降音と弦楽器群の上昇音との対比が荘厳さと神秘性をも醸し出す序奏は圧巻!第4楽章のアルプスホルンのあとの弦楽器のテーマは思わず鳥肌立ちますよ!) ・のどかな第2番と人生の秋とも言える交響曲の最後を飾るにふさわしい第4番、いずれもお聴き逃し無き様! ・2つのピアノ協奏曲と唯一のヴァイオリン協奏曲は前出なので省略します。いずれも、音楽史の上で、抜きには考えられない大傑作です。言うなれば、「独奏楽器を伴った交響曲」といった趣です。 ブラームスは和声や対位法といったテクニックを存分に駆使したオーケストレーションの上手さは群を抜いています。もともとはピアノが専門のブラームスですが、オーケストラで用いられる各楽器の性能や効果的な使い方も十分熟知していました。 そして、ブラームスを聴くうえで絶対に聴き逃してはならないのは「室内楽」曲の数々です。 まさに名曲の宝庫です! ・まず、映画「恋人たち」の中で流れて有名になりました、弦楽六重奏曲第1番。(映画は~第二楽章)是非、秋に聴きたい曲です。 ・クラリネット五重奏曲・・・クラリネットと弦楽四重奏という編成です。モーツァルトのものと双璧をなす、最晩年の名曲です。メロディーと各楽器の掛け合い等を含め素晴らしく、特に第二楽章や、終楽章の変奏が最後は「ため息」のごとく終わる感じが、もう絶品! ・ホルン三重奏曲・・・ホルン、ヴァイオリン、ピアノという変則的な編成。中間楽章のホルンとヴァイオリンのむせび泣きが心に染みます。 ・ピアノ五重奏曲・・・ピアノと弦楽四重奏という編成。全曲を通じてドラマチックな感じの曲。 ・ビオラ・ソナタ第2番・・・これも晩年の曲。クラリネットで演奏されることもあります。やはり、秋にもっとも合っていて聴きたい曲のひとつですね。 ・そして、大トリ!は、私の最も好きな曲。 ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」・・・しっとりとした詩情豊かな名曲です。鬱陶しい梅雨の時期にもその題名の如く、うってつけ?の曲かと・・・ あと、第2番、第3番も甲乙つけがたく素晴らしいです。まさにヴァイオリン・ソナタの「三部作」とでも言える傑作です。 とりあえず、このあたりから入ってみては如何でしょう?
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私が好きなのはピアノ協奏曲第2番です。 この作品は交響曲第2番やヴァイオリン協奏曲と並ぶ、成熟期・全盛期の代表作で、ブラームスの作品の中で最も有名なもののひとつです。 協奏曲は通常3楽章から構成される形式ですが、この作品は4楽章で構成されています。第2楽章(スケルツォ)が他の章と異なり非常に情熱的です。また第3楽章では独奏部をピアノではなくチェロが演奏するなど、通常のピアノ協奏曲とは一風異なることを感じられると思います。 4章の構成のため演奏時間が50分と長く思えるかもしれませんが、実際には聞いてみるとあっという間に聞き終わっているはずです。 機会があれば、是非とも聞いてみてください。
お礼
ピアノ協奏曲ですね! 私も協奏曲系の曲大好きなんです(笑)。 ブラームスのピアノ協奏曲のCDは持っているのですが全部聴いていないので今度聴いて見ます。 ありがとうございました。
- Ta595
- ベストアンサー率57% (525/911)
こんにちは。 ブラームスは各ジャンル名曲ぞろいですから,セレクションに悩みますね(笑) ピアノ曲が挙がってますので,ピアノ関係を中心にご紹介します。 まずは独奏曲で, ☆パガニーニの主題による変奏曲 同じテーマをもとにして,ラフマニノフがピアノ協奏曲風に曲を書いていて名作として有名ですが(パガニーニの主題による狂詩曲),ブラームスはピアノ独奏曲です。 ピアノの機能をフルに活用した大曲・難曲で,ダイナミックな響きが楽しめます。 CDがあまりないのが玉にキズですが・・・ (注:回答を書いている間に#2さんとだぶってしまいましたが,それだけいい曲だと思うので,そのまま載せておきます。) 次は,ピアノつきの室内楽曲 ☆ピアノ四重奏曲 第1番 ヴァイオリン,ヴィオラ,チェロ,ピアノによる四重奏曲です。 ややくすんだ内向的で愁いを帯びた響き,牧歌的で優しい旋律,そしてここぞという所での熱気の爆発,というのがブラームスの特徴かな,と個人的には思っているのですが,そのブラームスらしさが4人の合奏の中にギュッと濃縮された名曲だと思います。 最終楽章のジプシー音楽風の盛り上がりが熱いです。 そしていよいよ真打ち?として, ☆ピアノ協奏曲 第1番,第2番 基本的な傾向はだいたい同じですが,フルオーケストラを手にしたブラームスが持てる力を存分に発揮してスケールの大きな音楽を作っています。 オーケストラがとても雄弁で,単にピアノの伴奏になっていない所がさすがブラームス,だと思います(ピアニストからみると,難しい割に目立たなくて大変,という事になるらしいですが・・・)。 --- 以上,暑苦しい曲中心になってしまったのでお好みには合わないかもしれませんが,私の好みの都合ということでご勘弁を(笑) なお,ピアノにこだわらず,一般的によく聴かれるブラームスの作品という事でしたら,過去にこのような質問がありましたので,よろしければご参考に。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1789523
お礼
パガニーニの主題の変奏曲はとても素晴らしい曲なんですね。どんな曲なんでしょう?早く聴いてみたいです(^^)。 ピアノ四重奏曲第1番も優しさ、情熱などが表現されているのですね。これも私が気に入る曲だと思います!ピアノ協奏曲のCDはもっているのですが全部聴いていないので今度聴きたいと思います。 詳しい解説付きで非常に分かりやすかったです。 ありがとうございました。
intermezzo op.118-2 がお好みなら 下記C Dはお薦めです。 このC Dを持っていますが,内容はいいと思います。 intermezzo op.118-2 は重なりますが,好きな曲なら 聴き比べにいいかと思います。 http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=189275 その他では, パガニーニやハイドンなどの変奏曲もいいかと思います。 http://www.piano.or.jp/enc/dictionary/composer/brahms/index.html このページから上記C Dに入っている 4つのバラード / Balladen op.10 2つのラプソディ / 2 Rhapsodien op.79 などが試聴できます。
お礼
CDまでご紹介していただきありがとうございます! たくさん曲が入っているのにお手ごろ価格なCDで購入しようかなと考えています。 変奏曲がお薦めということですね! 是非聴いてみます。 ありがとうございました。
- pyara
- ベストアンサー率30% (24/78)
ピアノ曲ではないですが、 個人的に交響曲#2、#4、バイオリン協奏曲が好きということもありお勧めします。どれも聴きやすくいい作品だと思います。
お礼
聴きやすい曲ご紹介くださって うれしいです。是非聴いてみます。 ありがとうございました。
お礼
確かにブラームスは秋って感じですよね! でも私は、年がら年中色んなクラシックを聴いているのでそういうのは全然気にしてません(笑)。 交響曲第3番の第3楽章がロマンチックなんですね! 是非聴いてみたいです。 交響曲第1番私も聴きました。おっしゃる通り第4楽章で鳥肌立ちました(^^)。 それにしてもブラームスのことよくご存知でいらっしゃいますね!尊敬します!私もブラームスの研究始めようと思います。jupitanさんが最もお好きな曲きっと私も大好きになると思います!この曲から聴いてみます。jupitanさんから色んな曲をお教えいただいたのでまた知識が増えました。 ありがとうございました!