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ホームの転落防止柵はなぜ普及しないのでしょうか?
例えば山手線は、利用客が多いのにもかかわらず、転落防止柵はありませんね。 (ドア位置決まってるから設置は簡単そうだと思うのに) 京浜東北線が通過するホームには転落防止柵があったほうが、安全な気がしますけどどうでしょうか? 快速運転時に、ホームのドアを閉めればもっと、安全だと思います。 (通過時にある程度減速している?) 仮に転落した場合列車はすぐに停車できるのでしょうか?
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こんばんは。 鉄道会社に勤めております。 転落防止策の導入メリトとしては、 ○ 線路への転落事故を減らせる。 ・・・と言う点があります。 しかしながら、デメリットとしては、 ○ ホームドアや東急多摩川線のセンサー方式の場合、機器の不調や誤作動のリスクがつきまとう。月にすると1件程の不具合があるとか。 ○ ドア位置が決まってしまうので相互乗り入れが出来ず、将来の新型車の寸法やドア位置は決められてしまい手直しが出来ない事。 ○ ホームドアなどを導入しても線路内に立ち入る人は柵を越えたりして、結局事故は無くならない。 ○ ホーム幅が狭くなるため、混雑時に難がある。 ○ 停止位置に厳密さを求められるため、駅手前から徐行で到着するなど、所要時間が伸び運転間隔が詰められず、輸送力が落ちる。 ○ 混雑時に車両に乗り切れない旅客が、車両とホームドアとの間に残ってしまい、センサーが作動していつまでたっても列車が発車出来ない。 ・・・という問題があります。 質問者様の仰る様に、確かに安全ではあります。 しかし、上記理由でナカナカ導入し辛いのが本当の所です。
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- ultraCS
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ホームドアの無い簡易な柵であれば、コストは別にすれば設置すること自体の問題はありません。 ただ、現在の白線の部分に柵をたてるとホームの有効幅が減少し、混雑に拍車をかける可能性があるというのは指摘されています。駅によっては階段脇の通過が困難になることもありそうです。 また、ホームドアを設置する場合、現状のホームの構造では難しいこともあげられます。三田線の場合は、かなりのホームで鉄骨の補強が必要でした。また、説稚児も駅によってはホームの沈下が判明しています。 もっとも、ホームドアを設置してしまえば、ホーム監視要員を減らせるので、それとバーターになります。最近はホームドアがないにもかかわらず、監視要員を減員していますから、設置のインセンティブが高くないというのもあるでしょう。
お礼
確かに狭いホームはありますね。 なかなか、難しいようですね。 回答ありがとうございました。
お礼
確かにドア位置が決まると車両の規格を統一しなければならないですね。 混雑時にホームドアがあると、乗降車に時間がかかりますね。 回答ありがとうございました。