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地下鉄の転落防止柵について詳しい方

地下鉄に転落防止柵(電車にのるとき自動で開閉する扉のようなもの) がありますが、あれについて知りたいので、 ご教授いただける方おられましたらよろしくお願いします。 ・転落防止策の開発コストと設置コスト、そしてランニングコストはいくらくらいなのでしょうか? ・転落防止策によってどの程度安全性が向上したのでしょうか? (何%事故が減ったのか等) ・設置した理由は事故防止以外にもあるのでしょうか? (例えば、法令で設置が義務づけられているなど) ・現在の転落防止柵のいいところと悪いところ 自分なりに調べてみたのですがどうもよくわからないので・・・ よろしくお願いします。

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回答No.3

鉄道従事者です。 コストに付きましては他社のこと故、いくらのモノなのかは分かりません。 また、自社内のハナシであっても、社内の内々の事なので、金額までは出て来ないと思います。 ホームドアが付く様になってのメリットは、 ● 飛び込みや転落事故が減った ● (東京メトロ南北線のような、天井まであるホームドアの場合)ホームの空調管理がしやすくなった→電車待ちでも快適になった ・・・という点があります。 欠点は、 ● ドア位置が固定化され、ドア数が異なる列車の運行は出来ない。 ● 多客時に押し込んで乗せようにも、ドア挟みに対応するセンサーに触れて、ホームドアが閉められない。 ● 電車とホームとで2枚ドアがあるため、停車時分は伸びるため、その分運転本数がどうしてもホームドアの無い路線より少なくなってしまう→輸送力の低下 ● 機械仕掛けが増えれば、その分故障に対するリスクも増える。 ・・・といった点があり、 混雑率の激しい路線や、 他社と相互乗り入れしている路線、 特急が走っているような路線では、 ナカナカ導入が難しく、新規路線であらかじめ相互乗り入れが決まっているような路線くらいしか導入が出来ないのです。 ホームドア導入で、三田線では導入後の転落事故は1件のみです。 コレをどう捉えるかによるのですが、 ● 転落事故が減って良かった。 ● ホームドアがあっても、線路内に降りようとする人は、やはり降りてしまう ・・・という2つの見方が出来ると思います。 南北線や無人運転の新交通システムのようなケースではまずありませんが、 万が一時の転落時に、ホームドアがあると、ホーム上への脱出が逆に大変になる要素もあると思います。 安全性は高くなるものの、万全策ではありませんし、それ相応のリスクも付いて回ります。 設置理由としては、事故防止の他、人件費の削減があります。 鉄道において、 運転士は、「前方」に注意の目が。 車掌は「側面」と「後方」に注意の目がいきますが、 ホームドアがあれば、 基本的には、軌道内には人はいない前提になるので、車掌を省く事が出来ます。 到着時のドア監視などは、TVモニターで代役をさせられます。 法令というより、人件費削減のためといったケースが多いです。

その他の回答 (4)

  • asa2525e
  • ベストアンサー率28% (8/28)
回答No.5

こんにちは。私も鉄道従事者です。ただの一駅員なのでコストなどはわかりません。 ホーム可動柵(各会社によって名称は異なると思います)の設置により安全性はかなり保たれていると思います。従来の柵なしのホームでは、貧血などによりホームに落下(私の親戚はこれで電車に轢かれて亡くなりました)・子供があやまって転落・目の不自由な方が方向を見失い転落・・・転落だけならいいですが、最悪電車にひかれて死んでしまうことも多々・・・。これらのことはほとんどなくなりました。また、自殺者(飛び込み)もわざわざホーム柵のあるところで乗り越えてまでは自殺しませんから、人身事故とは無縁です。人身事故があると、振替輸送を委託したりと鉄道側もお金がかかりますので(遺族に請求することはないようです)経費削減にも役立っているのではないでしょうか。 メリット ・事故がない ・ワンマン運転が可能なので人件費削減 デメリット ・よく故障する(エラーがでたり) ・電車のドア位置と合わないと開閉できないので手動運転をしているときには停車位置を直したりして電車が遅れやすい などでしょうか。 事故がないというのはもうすばらしいことだと思いますよ~。お客様にとってもそうですし、駅員や運転士にとっても重要です。自分の運転する電車に飛び込まれ、精神的におかしくなり退職せざるを得なくなった運転士などよく聞きますからね。人身事故がないというのは安心して仕事ができます。

noname#256808
質問者

お礼

お世辞ではなく、みなさんの意見はとても参考になりました。 本当にありがとうございました。

  • allinone
  • ベストアンサー率0% (0/3)
回答No.4

素人なんですが、南北線を利用していたので・・・ 乗客が乗降中でも強引にドアを閉められるケースを何回も見ています。これは運転手が本来車掌のやるべきドアの開閉をすることによって、注意散漫になっているのではないでしょうか? 転落防止柵設置により車掌が居なくなって、より危ないと思います。

  • m2052
  • ベストアンサー率32% (370/1136)
回答No.2

都営三田線はホームゲートを設置して東急目黒線と乗り入れ運転していますが、ホームからの転落というより侵入事故が1件あっただけだそうです。 電車は運転技術で停車位置を揃えているわけではなく、CTO(自動列車運転装置)が用いられているようです。

  • ise0917
  • ベストアンサー率29% (46/156)
回答No.1

調べてみましたが、なかなか載っていないですね。 まず設置コストですが、駅によってだいぶ変わるでしょうし、設置するタイプによっても異なると思います。(転落防止柵、ホームゲート、ホームドア等) 設置に伴い、ホームも補強と乗り入れ車両の統一、高度な運転技術が必要となるようなので、悪いところにもなるんでしょうね。良い所は、ホームを覆うことになるので、転落事故防止や将来ATO等が普及してくれば、ワンマン運転みたいので人件費削減等も可能になると思います。ちなみに、法令の義務化みたいのは無いようですが、新大久保駅での事故以降必要性が出て来たのは事実みたいです。 最後にあまり参考になっていないですね。

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