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「インサイド・マン」におけるナゾについて
「インサイド・マン」を観に行ったのですが、不覚にも途中で数分、眠ってしまいました。。 その後、最後まで寝ずに観ていたので大勢に影響はないと思ったのですが、終わり方が中途半端で、今年1番に近いガッカリ映画になってしまいました。 (1)なぜ、どうやって、クライブ・オーウェン扮する主犯は、銀行の貸し金庫にとんでもない秘密が隠されていることを知ったのか? (2)銀行設立創業者の会長は、どうやってユダヤ人の友人富豪から財産を巻き上げ、指輪を手に入れたのか? この2点について、映画の中で説明があったのでしょうか?または、主犯や会長が告白するシーンや、主犯が秘密を知るシーンや会長がユダヤ人富豪から財産を巻き上げ指輪を奪うシーンがあったのでしょうか? 眠っていた間にそんなシーンがあったのか!?と気になっています。 おバカな質問ですが、どなたかご教示願います。。
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質問者が選んだベストアンサー
以下推測です。間違っていたら申し訳ありません。 (1)銀行員の中に密告者がいた。 これは「insideman」に「スパイ、内通者、内部情報に通じたもの」の意味があるからです。日本語でも「インサイダー取引」などに使いますね。 私が一番怪しいと睨んでいるのは「携帯電話男」です。理由は、 ・犯人グループは犯行方法、子供との会話から暴力行為を嫌悪していることが分かる。 ・殴られるシーンは波ガラス越しで直接映ってはいなかった。実際には殴られていなかったのかも知れない。 ・被害にあった「罵られる巨乳女」「覆面を取って引きずられる男」は2人とも犯行グループのメンバーであった。 ・携帯電話男は平社員ではなく個室を与えられていたので重要事項に携わる機会があった。 ラストに種明かしがあるかと期待していたのですが確認できませんでした。家宅捜査の際デンゼル・ワシントンに貸し金庫の鍵を渡す人物も、車で内側男を迎えに行く人物も顔が違うような気が。一部にオーナー自作自演説がありますが、それはリスクが高すぎるので無理ではないかと思います。 (2)ナチス政権から正式に譲渡された。 貸し金庫の中に入っていた書類はそれを証明するものであるとジョディ・フォスターとの会話の中にありませんでしたっけ?表紙にも「NAZISTISCHナントカカントカ」とドイツ語で書かれてありました。 富豪一家が強制収用された後、銀行オーナーはナチス政府に取り入って合法的(当時の)に手に入れたのだと考えられないでしょうか。 欧米、特にドイツ国内では第二次世界大戦の戦後処理は未だに現在進行形で行われています。この事実が明るみに出れば、オーナーは残りの人生をドイツの拘置所で過ごすことになるであろうと念頭に入れておいたほうがいいでしょう。 いずれにしても、うやむやのままでは癪に触るのでDVDが出たらもう一度確認したいと思います。だって主演の3人はこの脚本がおもしろいと感じて出演をOKしたんですよね?それってあまりにも悔しいではありませんか!
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回答ではないので恐縮ですが、私も質問者様と同様で「ガッカリ派」です。見かけは大層な映画、でも中身はスカスカという印象でした。何かを期待して最後まで観ましたが・・・結局、肩透かしでしたね。 お仲間を見つけて、ついお邪魔してしまいました。
- xxmoonxx
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こないだ観ました。そういうシーンはありませんでしたね。 なので多分こうじゃないかな、という回答になってしまいますが。 1については、犯人グループの中にお年寄りのユダヤ人(黒い服を着た人)がいましたので その人に聞いたのではないかと思います。 そのお年寄りがおそらく、むかし銀行創立者に財産を取られた方か、その子孫なのでしょう。 犯人グループの動機は、犯行に対する警察の捜査が進み昔のことが公になることで恨みを晴らせる というのとあとは単純に、お金でしょうか。 2については、第2次世界大戦のドイツではユダヤ人が迫害されていましたので そういうことが簡単だったのではないでしょうか。 わたしはおもしろい作品だと思いました。 他の方の見方も気になりますねー。
お礼
ご回答、ありがとうございました。 犯人グループに老ユダヤ人がいたのは気付きませんでした。確かに、その人から聞いたのかも知れませんね。 しかし、ナチスと結託して薄汚く稼いだ輩はたくさんいたのですから、そんな連中の中でも、この会長は一体どんな悪事を働いたのかを描いてほしかったです。これは2の質問のもととなったところです。 例えば、富豪のユダヤ人が「アンネの日記」のアンネ一家のようにひっそり隠れ住んでいるのを、ユダヤ人一家の友人だった会長がゲシュタポに通報し、しかも逮捕に同行して彼らが連れ去られた後の空家となった部屋からダイヤを筆頭とする重要な財宝だけを奪い取ると同時に、ゲシュタポと結託して彼らの財産の一部をまんまと懐にして財をなしたとか、どれだけ人としてあるまじき行為に走ったのかということを。 そうすれば、主犯のクライブ・オーウェンがあれだけの大犯罪(でも実際には何ら重大な犯罪行為は無いですよね)を計画するに至った動機が際立ちます。 そしてその動機を持つに至った経緯を描くことで、この犯罪が実は司直に“重要な戦争犯罪”を暴き出させることを目的としていた、という点が強調され、ラストの意味もより濃厚な色合いを持つので、1のように思った次第です。 なので、寝てた間にそんなシーンがあったら悔しい!と思ったんですけどね(笑) でも、そんな“重さ”の無いところが、本作の特徴でもあるとは思います。あとは観た人の好みによりますね。
- KAZUYANG
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No.1さんの回答の通り、とくに劇中では表現されませんでした。 また、この映画は映画用に起こされた脚本なので、そのあたりのストーリーは個々の想像に任せるって感じなのでしょうね。 原作があれば、そこには記載されているのかな?って思いましたが・・・ >今年1番に近いガッカリ映画になってしまいました。 確かに^^; 私も、オープニングの妙なラテン?インド?の音楽で「はずした?」って思いました。
お礼
ご回答、ありがとうございました。 原作は無く、オリジナル脚本みたいですね。 それにしても、観客の想像に任せたのなら、任せずに描いてほしかったものです。 本作では、そんな“後の引き方”は、余韻の残し方が違うと思います。
- nyan_neko
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こんばんは。 1も2も描かれていないですね。
お礼
端的なご回答、ありがとうございました。 やっぱりそうだったようですね。
お礼
ご回答、ありがとうございました。 携帯電話男も一味だったという解釈は面白いです! そうだとすると、脚本に一気に深みが出ました。 正に「インサイド・マン」です。 ナチスからの正式譲渡があったというのは、そうではないかと僕も思います。 友人でもあったというユダヤ人富豪の財産をナチスから正式に譲渡されるほどの結託関係をどうやって築いたのかを描いて欲しかったというのが僕の要望なんですが、そこまでやると演出がしつこすぎですかね。