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「インサイド・マン」のネタバレあり!犯人グループの正体や指輪の謎について
- 国際線の飛行機のビデオで観た「インサイド・マン」についての質問があります。
- 犯人グループの正体や指輪の謎、そして主犯格の行動の変化などについて教えてください。
- ネタバレ注意なので、まだ観ていない方はご注意ください。
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質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。他の方の書き込みがないので記憶に残っている所だけでもお手伝いさせて頂きます。 (1)はっきりと覚えていないのですが、後ろの席に「巨乳女」「引きずられ男」「老人」でしたっけ?私もここで人数が合わないな、と感じたのですが、その時は運転手は犯行に加わっていない無関係な人物だと解釈してました(映り方があっさりしてたので)。 だとすると、当初銀行に押し入ったのは3名で中で合流したことになります。3名だったような気もする・・・。ビデオが出たら確認してみます。 (2)人質のうち目立っている人物は共犯者か、他の重要な事実を説明するための役割を担っていると考えられます。 服を脱ぎたくないとダダをこねた婦人は、犯人の指示に従わなかったにもかかわらず、乱暴な扱いを受けることなく別室での着替えを許されました。このことから犯人は本物の人質に危害を加えない、乱暴されるのは共犯者だけ、という図式が浮かび上がってきます。 過去問もご覧頂いたようですが、あの銀行員はデンゼル・ワシントンに鍵を渡す人物でした。彼に大声で名前を呼ばれていました。 余談ですが他にもレトリック上絶対に共犯者でなければならない人物が複数名存在します。警察での証言の矛盾点をぜひご確認ください。 公開時のキャッチ・コピー「人質全員が共犯者になった」の通り、みんな怪しくなってきます。 (3)私もご家族の意見に賛成です。指輪を出した時にびっくりしたような表情をしてませんでしたか? あんな大きなダイヤは刑事の給料ではたとえローンを組んでもムリでしょう。まさか結婚指輪にガラス玉もないでしょうし。デンゼル・ワシントンを単なる正義の味方にしないところが、この映画が戦争犯罪を扱っているにもかかわらず、重苦しくならずにオシャレに仕上がっている所以だと思います。 問題の指輪は食事中のジョディ・フォスターと大物政治家に託されましたね。 (4)当初の予定はその通りですが、指輪を残した理由は「金目当てだと思われたくない」のではなく「自分たちが匿名で動くよりもデンゼル・ワシントンに預けた方が確実に事実が公表される」からではないでしょうか。 ラストで車に乗り込んだ時「指輪は?」「信頼できるヤツに預けた」という会話があったので。 公開当時あまりにも評価が低くて日本人の映像読解力のレベルに愕然としましたが、少しずつこの映画のおもしろさを理解できる人が増えてきて嬉しく思います。こんなややこしいが映画がもっと上映されるといいですね。
お礼
どうもありがとうございました。 (1) 気になるので、私もチャンスがあったら、確認してみたいです。 (2) 「警察での証言の矛盾点」これも確認してみます。 (3) 確かに、びっくりしていた気もします。 (4) 「デンゼル・ワシントンに預けた方が確実に事実が公表される」、なるほど納得です。確かに、「信頼できるヤツに預けた」と言っていました。あのセリフの意図を理解出来ていませんでした。 >公開当時あまりにも評価が低くて日本人の映像読解力のレベルに愕然としましたが、少しずつこの映画のおもしろさを理解できる人が増えてきて嬉しく思います。こんなややこしいが映画がもっと上映されるといいですね。 私は、すごく面白かったのですが、一回目ではちゃんと理解できないところがあって、(恥ずかしながら)同じフライト中に2回見たのですが、この程度の理解力でした。もう一回みなくては! silverfrogさん、 読解力もさることながら、凄い記憶力ですね! ありがとうございました。