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左腕は体感スピードが速く感じられる!?
- 解説の中畑清がドラゴンズの高橋聡文が145キロ以上のストレートを投げているときに、「左ピッチャーは右ピッチャーよりも体感速度が5キロ以上速い」と言っている。
- ピッチャーによって球の切れやのびなどによって体感速度が違うことは理解できるが、単に左であるだけで体感速度が速いというのは納得できない。
- 中畑清が「切れ、のび」などには言及せずに「左だから」という理由で話しているため、根拠について知りたい。
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ANo.8です。再度失礼致します。 決め手にはなり得ないかもしれませんが、左投手が有利な点について、いくつか聞いた話をお伝えしますね。 1.「左投手が速く見える」のは「右打者に対して」と注釈がつくようです。それは↓にも書きましたが、右投手が極力打者寄りでボールをリリースしようとすると、自然と右打者からボールは遠ざかっていく。→ 外角に逃げていく。であるのに対して左投手が同じことをやると右打者の膝元にボールが向かって来る(近寄ってくるように見える)というのはまぎれもない事実。つまりスピードガン表示よりも体感が速く見える。 2.野球は右打者も左打者も打ったら必ず右方向に走らなくてはいけない。だから右打者と左打者、フォームが左右対称ではない。また投手も左投手と右投手、左右対称ではなくフォームも球質も違う。(具体的に何が違うのかはわからないのですが・・・)これは人間の体のつくりが左利きであっても右利きであっても必ず心臓は左、胃は右であるが故だと聞いたことがあります。これはバレーボールでもテニスでも右と左は微妙にフォームと球質が違い、必ずしも裏返しではない、と言われていることから、ここに「左はタマが速く見える」何かがあるのかもしれません。 3.実戦でも練習でも対戦する回数はやはり違う。(右投手VS右打者)>(右投手VS左打者)>(左投手VS右打者)>(左投手VS左打者)となるはずです。後から作った左打者はイチローや松井を見るまでもなく大勢いますが、後から作った左投手は非常に少ないことから、上記のように絶対的に対戦回数が違ってきます。プロなんだから左投手で練習すりゃいいじゃん、と言っても各チーム、打撃投手も左はやっぱり少ないし、その少ない左打撃投手を下っ端打者ばかりが独占して打撃練習もしにくいでしょう。だから左投手VS右打者が怖いと感じるように右投手VS左打者だって、同様に怖いはずだ、というのも一理はある(これについては天下の大打者、王サンもイチロー選手も「実は苦手なのは左投手ではなく、右投手の膝元にシュート気味にストライクになるタマと食い込んでくるスライダーのコンビネーションだ」と語っていました。)のですが、やはり練習量の絶対的な違いは否定はできないでしょう。 4.またシュートは肘を痛める可能性が高いことから、投げる人が減っており、右打者の内角に食い込んでくるタマは左投手のスライダーの方が多い。また右投手のシュートより左投手のスライダーの方がボールの持ち時間のわずかに長いが故、左投手の方が威力がある、というイメージは否定できません。(ちなみに左投手VS左打者のセオリーは左打者の方が1塁方向に体を開きやすい(早く1塁行きたいから)ので、左投手の外角スライダーに空振りしやすい、ということからだと思われます。) 5.ランナーが一塁にいるときは右打者、左打者共、ライトヒッティング、がセオリーですよね。そうすると右打者はタマを引き付けてヒッティングしなくちゃいけないのに、左投手だと内角に厳しいタマが来る。往年の落合サンのように体を開いてライトに打つ技術があればいいのですが、そんな技術がない右打者は振り遅れてしまう。→ おお!タマが速く見えるじゃないか! すみません、私も野球は草野球レベルだし、私自信は左投手でしたが、一流左投手とは対戦したことがないので、自信はないのですが、一応聞きかじった知識を書いてみました。ご参考まで・・・