病気の診断
褐色色心腐れではないかなとおもいますが、これらは植えたところの栄養が窒素分の多い多肥状態で、ぐんぐんといもが肥大したときになりやすい病気です。その茶畑のあとなら、そうかもしれませんね。どうってないですよ。はじめから栄養たっぷりなのでありがたいことです。石灰でPH調整していろいろ作っているうちに普通のいい畑になるでしょうね。
この病気は、本当にばい菌で腐っているのでなくて瘢痕化して硬くなっているのです。(食べられるところは食べてよい。けど出荷できない:消費者からのクレーム対象です:URL参照)。
似た外観の病気にBlack leg (これは逆に水やりすぎて感染)、中にかびみたいなものがあります。
あと、心配ないかとおもいますが、Phytophthora infestansの感染でジャガイモが打撃を受けたために、歴史的に有名なアイルランドからの民族大避難が起こったのですが、その病気ではないかどうかも見てくださいね。potato diseaseでmsn.comのimageで検索すると、darwin大学のサイトから出てきます。late blight tuberといいます。
あと、サイト上げておきますので、ご参考までに見てください。
ジャガイモは病気の種類が沢山ありますが、おおくの背景は、無理にそればっかり作ろうとするからです。
痩せた土地でもできますが小さい、これを多肥で無理すると成長のバランスを失い中心がだめになるのです。
じゃあ、今、肥料が多すぎるときどうするか、ですが、じゃが芋の成長は、茎・葉・芋ともとても観察しやすいので、水やリするのか、しないのか、覆土するのかしないのか、追い肥するのかしないのか、植物の生理が分かってくれば、判断しやすいですよね。あと、土質が緻密(で酸素不足になる)なら、何かすきこむとか、砂を入れるとか、雨で固まるのがいやなら、(おジャガには邪道、でもラクチンの)マルチするとか、それぞれ一長一短の、対策がありますね。植え付ける(発芽させる)時期を早めるのも手です(収穫時期が最適(最大肥大)からずれる)。
あと、茶畑に関しては酸性土なので虫がつきやすく、そうでなければ、結構きつい農薬も沢山入っているとおもいますが、虫はどうでしたか?アルカリ性土にもっていけば必要な農薬の量は減るとおもいます。通気性の問題などが残っているかもしれません(やっぱり成長に急ブレーキかかる)。
お礼
なーるほど、大変に詳しい説明ありがとう御座います。 そういうことでしたか。 参考にさせていただきます。