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日本の天皇制度
日本の天皇制度はなんなのだろう?という 疑問に誰もが一度はぶつかるけれど 「伝統だから」「そう決まっているから」 という事で皆旗を振る国民。 こんな事をいっても非国民という時代でも無い今 素朴な疑問から 考えてみようと思いました。 当たり前と思い込んでいるだけで実際何故そうなのかわからないものって結構あるきがします。 当時、私の高校の社会科の先生が 天皇制について疑問を 率直に語っていました。 どっちが悪いというものではなくて。 今考えても、そういう問いを与えてくれた事に 感謝しています。 私は右翼でも左翼でもなくごく普通の一般人です。 あの、旗を振って天皇をあがめている国民は 何を支持しているのかわかっているとは思いません。 日本人って海外でバカにされがちですが こういうこともそのいい一例だと私は思うんですね。 おめでたいその雰囲気が気持ちいいから 乗っかるような、 まあ、それが日本人の優しい、いいところでもあると私は思ったりもするのですが。 天皇制が今現在かならずしも必要だとは思いません。 無い方がむしろ海外にも認められることもたくさんあるきがします。(韓国など)戦争をしないという意思でも 私は天皇制がなければと思ったりします。 税金を何故彼らに使うのか私には納得いきません。 簡単に、 天皇に対する素朴な疑問 国民と何が違うの? 天皇って何? 何故偉い? 必要? というような疑問があります。 同じように疑問をもつ人っていないですか? また、天皇制が必要だと思う人その理由が聞きたいです。 逆に、天皇制が無ければのメリットなどもたくさん 聞きたいです。 無知な私ですが単純な疑問なので よろしくお願いします。 興味ある人も、無い人もあなた自身国民の意見ってのが知りたいです。 簡単に書いてくだされば嬉しいです。
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この国は法治国家?であり、天皇の存在理由は憲法です。憲法無ければ、天皇は、細川 護熙元首相(肥後熊本藩主だった肥後細川家の第18代当主)と同じで、第125代天皇という肩書きでしかありません。 戦前は神であったため、国家の変化にスロープを設けて、現在のような象徴にされました。民主主義は、本当はタダではありません。真に民主主義を求めるならば、国民が憲法改正し、天皇制も廃止しなければならないでしょう。イギリスにもあるだのタイにもあるだのという話もありますが、諸外国とて同様。憲法改正を怖がる向きもあります。国民がタダで民主主義(仮想民主主義)が欲しいのであれば、憲法改正はしない方がいい。しかし、真の民主主義を手に入れるため、憲法第12条を実践しようと思うのなら、憲法改正は必要でしょう。 第12条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。… 今の日本の危機の根源は、この平和憲法にあります。自由と平等は、圧制下では皆無であるため、戦前のような危機を招きますが、タダで与えられても、手放しているも同然であり、現在のような危機を招きます。安定した国を作るには、憲法改正、天皇制廃止、を国民が常に求め続けなければなりません。 …というのが理想です。現実には、いくら民主主義を求めても、堕落するのが定めの人間、いつかは、現状に安住し、手放し、そして、取り返す、その繰り返し。天皇制は、日本の民主主義の欠落部分であり、国民が真の民主主義を求め、その欠落を埋めんがために活性し、安住しないための、嫌われ役、「理想を実現するための現実的補完」、と考えればいいのではないでしょうか。天皇制の目的、成立過程がどうであれ。
- 1962418
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まず、天皇は制度ではありません。昭和天皇は天皇機関説が問題になったときに、「機関でもいいじゃないか」と仰せになったそうですが、畏れながらそれも間違っていると思います。一言で云えば「国体」です。国体とは国柄、つまり、日本のアイデンティティーのことです。アイデンティティーのない人間など無価値であると同様に、アイデンティティーのない国など無価値です。天皇とは日本国、日本民族と一体不離のものなのです。 「日本人が海外で馬鹿にされる」云々との意味がよくわかりませんが、日本の皇室は海外では非常に尊敬されています。共産国のキューバでも、昭和天皇が崩御された際に一週間半旗を掲げたほどです。そのような皇室を抱く日本人が、この件に関して馬鹿にせれることなど絶対にありません。
- strychnine
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私は必要だと思っています。 天皇制があることによってメリットがあるからです。 ・現在の政治システムが円滑に行われる ・崇拝している人、親しみを持っている人が多数いる ・歴史的な遺産として貴重 ・国民統合に役立つ 例えば警察は残すべきか。もちろん残すべきだと思いますが、嫌だという人もいるでしょう。ですが多数の人にとってそれは必要なのでこれからも残されるでしょう。 天皇制のメリットをいくつか挙げましたが、もちろん全国民が同等のメリットを感じているわけではないです。ですが多数の国民がメリットを感じているのであれば、それは残すべきです。 国益に対して、そのメリットを上回るデメリットがあるのであれば廃止の方向に議論が進むでしょう。結局は多数決であり、天皇制廃止を本気で望む方がマイノリティであるということだと思います。
- 7zigennDNA
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天皇や皇室制度は是非必要で、後世に長く守り伝えていって欲しいと思っています。その理由の前に、まず、私の皇室観からご説明申し上げます。 私は、天皇や皇室を好きでも嫌いでもありませんし、普段は、意識もしていません。 私にとって、無意識な存在になっている証左かもしれません。 恐らく、多くの日本人もまた同様かと思います。 無意識な存在とは、空気のように当たり前で、普段はなかなか気付かない。 かえって、周りの人(外国の人、外国人的な発想の人)の方が気付いていたりする。 空気のような存在と言うものは、 逆に言えば、とても大事な存在だと思います。 壁にぶつかって、にっちもさっちも行かなくなって、困ったときのように、 よほどのことがあると、 自分達の価値観の根本として、ふと気付くもの。 その本質は、自分達の魂に照らして、何の違和感も無いと言う事。 魂とは、人の心の中核にあって、心を支えるもの。 自然景観や芸術作品が、人の心をとらえ、ゆさぶるのも、 その中核に「たましい」が、こもっているからだと思います。 「たましい」とは何か、語り尽くせないのですが、 次のURLも参考にして下さい。 http://web01.joetsu.ne.jp/~dimen/page004.html 皇室は、日本人にとっての魂を守り伝えていく、 日本人の魂の故郷であり、日本人の魂の象徴だと思います。 皇室が、いつまでも、いつまでも末長く続き、 日本人にとっての魂の象徴であり続けて頂きたいと切望するものです。
- WOTH
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私は天皇制に賛成です。天皇(皇族)は日本という国の誕生時からいたような訳で(というか~天皇が日本を作ったみたいなのが神話にありませんでしたっけ?)やっぱり一般人とは全然違うと思います。それに1族がこんなに長く続いているのって世界広しと言えどもそうそうないと思いますし日本が誇っていいことだと思います。それに先の大戦でこの天皇制=国体を守るためにどれだけの人が犠牲になったかも忘れてはいけないと思います。だいたい韓国とか外国を気にして天皇制やめるなんてことしたら日本は国としての尊厳を失うことになると思うんですが。
- mabito
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こんにちは。 今私は大学のディベートの授業で、 「天皇制に賛成か反対か」をテーマに論じ合っている 者です。この質問も参考にさせてもらいつつ、私の思 った事を述べさせてもらいます。 私は天皇制を今のまま維持させていこう、という立場 で考えていて、「天皇制は残すべきだが天皇を崇拝はし ない。」という。プチ右翼のような存在です。 そんな中ディベートにおいて「天皇制反対」側の意見 は、「皇室にかける200億近くの税金の無駄」,「権力者 (戦時の軍人など)に利用される天皇の力の危険性」など を挙げてきました。私はこれらの意見に対し、「もし仮 に天皇制をなくし、天皇をただの人に戻したら」を考え ました。 もし天皇制をなくし天皇を法律上人に戻しても、それ まで天皇を敬っていた人々が急に敬わなくなるという事 は、ありえないのではないでしょうか。別に天皇制があ るから人々が天皇を敬うわけではなく、天皇の権威は天 皇制に依らずに残っていく気がします。 そして、それまで様々な制約(政治的な発言の禁止等) があった天皇が自由になることで、極右団体などに利用 され、政治の道具に使われないとも限りません。最悪の 場合、元天皇の総理大臣などが誕生し、権力が集中して いく危険性もあるのではないでしょうか。(これは仮の 話で、今の天皇が国を支配するとは思いませんが。)そ ういう意味で今の憲法で定められている天皇制とは、天 皇の権力を制限するため法律にも見えるのです。 私はこのような意見から「天皇制は残すべき」という 反論をしたのですが、私は天皇制の詳しい歴史も法律も あまり知りません。何か私の意見に間違いや、不都合な どがあれば教えてほしいのですが。
- jasu
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皆さん法律用語などを持ち出していますが、天皇が必要なのは終戦の時のことを考えてみてください。マッカーサーが天皇を殺さなかったのは国家の統一する唯一の光だったからです。第二次世界大戦の時の日本は今のイラクとなんら変わりません。平和になって欲しいと望む人がいた一方、アルカイダみたいな「天皇は騙されているんだ」戦えっていう宣伝をする人たちもいました。残念ながらイラクには天皇に当たる人がいないせいで、アルカイダの発言に惹かれる人達も出てきます。←当たり前です、親族が殺されているんですから。 日本政府が終戦を呼びかけても、当時の軍は大和魂で本土決戦をするって言っていました。このような異なるイデオロギーをもった奴らの様々な宣伝を一瞬のうちに無にしてしまうもの、それが天皇の御聖断です。天皇が戦争は終わりだ、朕は望んでいないと言えば、それでこの国はまとまってしまうのです。 玉音放送の内容を読んでみてください。「まだ戦えるという国民の心、朕は分かるけれど」と、右翼をもなだめ、「気がかりなのは、様々な考えを持った人達の異なる主張で国家が二分されること」と言っています。日本は韓半島のように国土が分裂する危機にあったのです。それを一声で阻ぶことができたのは、天皇しかいなかったわけです。だから天皇は戦争が終わっても国民より一段高いところに置くしかなかったわけです。 とまぁ、平和になった今、役目は終わったでしょう。でも、いまさら・・・ってことで残っているわけじゃないですか?
- y-u-t
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私は、天皇制は廃止への過渡期にあると考えます。
- corocorocoro
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その通りです。天皇の権能に属する事項はすべて形式的・儀礼的な事項に限られております。私はむしろhisanoriさんが指名や任命の意味を良く分からずに勘違いしてらっしゃると思っていたのですが、違ったようですね。失礼致しました。全体的にも、私がhisanoriさんの意見を少し誤って解釈していた部分もあるようです。 「天皇制がなくなると新たな権威が生まれて恐ろしいことになる」という理論には私は同意できませんけど。少し現実的でないように感じます。まぁ世の中いろんな意見があって良いかなと思います。
ごめんなさい、回答をするかどうか迷ったのですが、no32さんが「任命」と「指名」との違いが判っていないようなので、すこし補足します。 まず、特別国会にて総理大臣をきめます。即ち総理大臣を決める権限を持っているのは、国会であり、天皇ではありません。 これを、内閣総理大臣の「指名」といいます。 そして、国会にて内閣総理大臣の「指名」が行われた後、その「指名」された総理大臣を、任命式にて天皇が内閣総理大臣を「任命」し任命式を終えて初めて正式に内閣総理大臣に就任します。 従いまして「任命」とは、儀式のことをいい、国会で指名された総理大臣を天皇は拒否することはできません。単なる儀式だからです。この内閣総理大臣の「任命」は天皇の国事行為のひとつとして定められています。 では、なぜこんな儀式があるかということを考えてみましょう。 それは、日本が民主主義国家になる前、日本の政権は、どんな政権であっても、天皇から政治を任されるという形態をとっていました。その名残であると考えられます。 従って今でも儀式上、天皇から首相に政権を任せるという形をとっていると考えてもいいと思います(あくまでも儀式上です。天皇に権限はありません。) 更に、「権威」と「権力」の意味も似ているようでまったく違うものです。 今の天皇には宗教的民族的「権威」はあっても政治的「権力」はありません。 他の立憲君主国でもこのような国はあります。 例えば、英国は、国王を「国家元首」としています。 これは、国王を国家を治める者として国民が認めていることを示しています。すなわち、英国民は国王を「権威」として認めているということです。 しかしながら、英国の政治を実際に動かしているのは首相であり、国王ではありません。 即ち、政治的「権力」を持っているのは、国王ではなく首相であり首相は議会で指名されます。 従って、イギリス国王も「権威」はあるが「権力」はない国王であるといえます。そういう意味で立憲君主制と民主主義は矛盾しないと言っているのです。 私が恐れているのは、天皇制がなくなったときに新な「権威」ができ、その「権威」が政治的「権力」と結びつくととんでもない独裁的な国家が出来上がってしまうのではないかと思っているのです。 例えばかつての織田信長のように、政治的実権を握っている人が、天皇に代わる民族的「権威」を名乗ったとき日本はどうなるのでしょう? とても恐ろしいことになりませんか? 考えてみてください。 以上