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抗うつ薬のSNRIについて質問があります。

抗うつ薬のSNRI(トレドミン等)は、シナプスにおけるセロトニンとノルアドレナリンの再吸収を阻害する、という内容がウィキペディア書いてあると思います。 http://ja.wikipedia.org/wiki/SNRI SNRIは、ノルアドレナリンの脳内での働きを活発化させて、興奮神経を刺激し、やる気や気分を向上させる効果を発揮させる、という事が、ウィキペディアに書いてあるように思われるのですが、ノルアドレナリンというのは、働きが活発化すると、良い事ばかりではなく、悪い面もあると、言われていると思います。下記のページによると、ノルアドレナリンは、 http://www2.health.ne.jp/word/d5007.html 「不安や恐怖を引き起こしたり、覚醒、集中、記憶、積極性、痛みを感じなくするなどのはたらきがある。」と書いてあります。 「不安や恐怖を引き起こす」という部分は、精神の為に良くないと思います。また、ノルアドレナリンに複数の作用がある事も不思議に感じます。 また、セロトニンは精神を安定させる効果のある物質のようですが、喜びなどの良い感情にもブレーキをかけてしまうみたいです。↓ http://www2.health.ne.jp/word/d3027.html また、セロトニン症候群などという、病気もあるようですが、これはどうするとなってしまう病気なのでしょうか? http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AD%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%B3%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4 ノルアドレナリンやセロトニンの働きが活発化する事は良い事ばかりではないという印象をネットの文章から受けます。 私は、これらの問題について、どういう認識を持ったら良いのでしょうか? あと、これらの問題と、「コルチゾール」は、どういった関係があるのでしょうか? 質問が長くて、分かりにくい文章になってしまったと思います、分かる範囲だけでも良いので、何かアドバイスをお願いします。<(_ _)>

質問者が選んだベストアンサー

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  • -kanta-
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回答No.2

お返事ありがとうございます。 確かにセロトニン障害は抗うつ薬のオーバードーズで起こります。 セロトニンは例え方に悩んだんですが・・・ (ノルアドレナリンがガソリン、セロトニンがアクセル アセチルコリンがブレーキなど) アクセルというより、調節役ですね。 精神作用としてセロトニンは、 快感やポジティブな感覚を呼び起こすドパミンと、 不安・緊張を呼び起こすノンアドレナリン神経 の両方を抑えるので、ブレーキ役と言われることが多いみたいです。 体の作用はセロトニンが減っていると朝の寝起きが悪く、多いと朝の目覚めがよく、元気になります。 aeroさんの言う ノルアドレナリンも、恐怖や不安を引き起こす作用と、積極性を引き起こす作用がある、というのは、矛盾している というのも、前者は精神作用、後者は体の作用と分けてみるとうまく理解できるでしょうか? 文章力がなく、かえって混乱させてしまったらすいません

noname#24152
質問者

お礼

-kanta-様、こちらこそ、お返事頂き、ありがとうございます。(^-^) セロトニンやノルアドレナリンについては、体の作用と精神の作用とを、分けて考えるべきなのですね。 深く考えてみると、 どんな実験から、セロトニンやノルアドレナリン等の物質の作用が明らかになったのかな?と思いました。 -kanta-様は、大学で教わられましたでしょうか? 御回答有り難うございました。<(_ _)>

その他の回答 (2)

  • myachide
  • ベストアンサー率72% (229/317)
回答No.3

アドレナリンの作用は本来生物が持っている敵の攻撃に対する防御機能とよく言われます。例えば、「心拍数を上げ、全身の循環をよくし、すぐに逃避動作に移れるように準備する」、「末梢血管を収縮させ、万一のけがの時の出血を押さえる」、などです。このようなときに不安感がなくなってしまったり、集中力がとぎれたり、決断に迷っているようでは敵に補食されてしまいます。そのため、適度に不安感や恐怖感を覚えるように作用するのです。また、痛みを感じにくくするのも多少のけがであってもその場から逃げる事を優先するため、身体の発する危険信号である痛みを無視出来るような作用を持っていると考えると理解出来ると思います。 しかし、ヒトが送る日常生活ではこのような危険回避行動を取る事はほとんどなくなってきています。適度な緊張も過度になると不安になりますよね。非常時ではないときの極度の不安や興奮はかえって日常生活を妨げます。セロトニンはNo.1の方が仰っているように、この作用を調節して、日常生活が潤滑に行えるようにしているのです。 要は、それぞれの持つ薬理作用の発現の程度の問題だと思います。適度なアドレナリン刺激は緊張感や活動性など、日常生活の多くの点で重要な役割を担っています。 大抵の物質は複数の作用を持っており、別の物質と相互の作用を持ち、調整されています。健康食品の宣伝などでよく使われる手法ですが、薬理作用を持つ物質の作用機序の一面のみが強調されると、誤解を生んでしまいます。 本題とはちょっと離れてしまったかも知れませんが、アドレナリンの作用という点で御参考になれば幸いです。

noname#24152
質問者

お礼

回答ありがとうございます。<(_ _)> 回答者様の御回答を読んで、頭の中が、大分整理されてきたように、感じます。有り難うございます。<(_ _)> うつの人は、脳内のセロトニンとノルアドレナリンの量が減っていて、 さらに、ノルアドレナリンの受容体の感度が上がっている状態にある為、それほど、多くない量のノルアドレナリンでも、強い不安を感じてしまう状態にある、訳ですよね?(今までネットで読んだ文章を頭の中で整理すると、そんな感じかな?と思うのですが・・・。) SNRIは、ノルアドレナリンの量も正常に戻しつつ、セロトニンの量も正常に戻すので、抗うつ薬としては、副作用なくきっちり働けば、抗うつ薬として完璧!なのでしょうか? それとも、まだまだ、抗うつ薬は、改良の余地があって、改良されていくのでしょうか? 色々、次の疑問が湧いてきてしまいますが、myachide様の御回答、参考になりました。有り難うございます。<(_ _)>

  • -kanta-
  • ベストアンサー率40% (2/5)
回答No.1

アドレナリンやセロトニンの話は、薬学部の学生時代イヤほど授業でしましたが、詳しく話すと長いので簡単に・・ 人を車で例えると(多少違いがありますが) (ノル)アドレナリンやセロトニンをアクセル アセチルコリンをブレーキ になります。 起きるときは、アドレナリン(アクセル)が活発になり、寝るときはアセチルコリン(ブレーキ)が活発になります。 うつとは、アクセルが緩まった状態(正確には少し違いますが簡単に説明しています)で、抗うつ薬はアクセルを踏む効果があります。 例えば抗うつ薬の量が多いと、効きすぎて車ならエンジンに、体なら心臓、血管、興奮に負担がかかります。 セロトニン症候群とは、このような症状で、薬の副作用のことです。抗うつ薬を飲んでいない人は通常なりません。 アクセルとブレーキのバランスが壊れると病気になると考えるといいかと思います。大切なのはバランスです。 またコルチゾールはステロイドで、間接的にアクセルの効果があります。

noname#24152
質問者

お礼

回答ありがとうございます。<(_ _)> 分かりにくい文章を書いてしまったと思っていたので、 誰も返事をしてくれないかも、と思ってました。 御回答嬉しかったです。<(_ _)> セロトニン障害は抗うつ薬のオーバードーズで起こる症状という事なのですよね? しかし、ネットの文章からすると、セロトニンは、車で例えると、ブレーキのような気がしてしまうのに、不思議ですね。 ノルアドレナリンも、恐怖や不安を引き起こす作用と、積極性を引き起こす作用がある、というのは、矛盾しているような気がして、相変わらず不思議さが残ります。

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