参考になれば
頭痛には、いろいろな原因があります。血管性、神経性、筋肉性、牽引性、疲労性・・・などなど。いずれにせよ、脳には痛覚神経がないことから、頭蓋骨を覆う表面の筋膜の緊張や発痛物質が蓄積することにより、頭痛として表出します。
しかし、同じ環境においても、ストレスを受けても、頭痛になる人、ならない人に分かれます。それは、頸部の緊張の有無によって決まるといわれています。
ようするに、頭痛持ちのひとは、頸部の筋肉が緊張することにより、頸部リンパ管が圧迫され、頭蓋を覆う筋肉や皮膚のリンパが停滞してしまうのです。頭痛がしている人の前の左右頸部のリンパ管の部位を軽く圧迫すると、頭痛がひどくなります。この部位が、筋肉の緊張で圧迫されていることを意味します。
頭痛持ちのひとの頸部が過緊張していることは臨床データからも明らかなようです。
したがって、頸部の緊張を緩めれば、リンパの流れが改善され、発痛物質が除去されることになります。
頸部筋を緩めるには、冷却療法のほうが効果があります。
右偏頭痛の場合は、右の前頸部を10分~15分冷却することにより、特に関係している胸鎖乳突筋を弛緩させます。続けて、後頭部右下の頸部との境目あたりを同じく冷却します。次に頭痛がする部位を同じく冷却します。これを何度か繰り返すことにより、かなり改善されます。
また、睡眠時に枕や、自分の肩や肩甲骨で頸部を圧迫していると、やはりリンパが停滞し、朝目がさめると頭痛がしていることになります。
そのほか、簡単な改善方法として、ガムを15分ぐらいかみます。
それを、一時間おきごとに、何度か繰り返すのも、リンパの停滞を防ぎ、頭痛を改善します。
試してみてください。
お礼
お礼が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。大変参考になる御意見、有難う御座いました。最近、ガムを噛むようにしています。改善に向けてがんばります。本当に有難う御座いました。