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ワインの輸送(船便 VS. 航空便)

この週末にアメリカから日本に引っ越します。少々迷っていることがあります。実はワインを70本程持ち帰るのですが、船便だと船底にコンテナが置かれた場合、かなりの高温、高湿度でワインがだめになってしまうと聞いたことがあります。ワインはそもそも何度くらいまでなら問題無く保存可能でしょうか。また、船便の場合の最悪の条件はどうなるでしょうか。特にご経験のある方のアドバイスをお願いします。またワインに詳しいからアドバイス是非お願い致します。

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回答No.2

私も航空便を推します。というより、船便の選択は確実にワインをダメにします。保証します。 航空便の場合でも、ただ段ボールにワインを詰めるのではなく、ワイン輸送用の発泡 スチロールでできた断熱ケースを利用すべきです。海外展開している日系の大手 運送会社で手配すれば比較的簡単です。 飛行機の貨物室温度は、#1の方がおっしゃるように、ワインの輸送には問題ない のですが、飛行機のLoading、Unloading、通関その他で外気に長い時間ワインが さらさられると、劣化が促進されます。特に今日本は暑い夏ですので危険です。 ワインの劣化ですが、発酵温度を超えると劣化が始まります。だいたい摂氏25度 ぐらいでしょうか。劣化に強いワインと弱いワインがあります。アルコール度数 の高いワインの方が一般に劣化しにくいです。シャンパーニュ、スパークリング ワインは温度変化に極めて弱く、ついで白ワイン全般(貴腐ワイン除く)、赤 ではピノノワールややネッビオーロ系の方が、カベルネ・サンジョベーゼ系より 劣化しやすいです。 高温以外に、そもそも急な温度変化でワインは劣化します。 急に温度を冷やすのも実はあまりよくありません。 国内で夏はクール便など使いますが、あれは30度を超えるぐらいなら まだ冷やした方がまし、 という考え方によるもので、理想的な温度とはいえません。 温度以外に、継続的な振動・光(紫外線)なども劣化の元ですが、数時間程度であればほとんど 問題にならないでしょう。 輸入ワインの大半は船便で運ばれますが、最近はほとんど定温コンテナ(リーファー)を使うので そこそこの品質がなんとか維持できています。 70本=約6ケースでは、リーファーを借りることは難しいと思うので、 その場合、船内の常温、運が悪いとワインの温度は30度~40度になり、 熱膨張でまずワインが栓を押し出して吹きこぼれてしまいます。 昼間は30度~40度、夜は20度などという温度変化が数ヶ月続けば、 たいていのワインはビネガーになってしまいます。 こうなると、サラダのドレッシングにするか、あるいは劣化がひどければ それにも使えず、その場合は「ヘアリンス」にするか「手を洗う」ぐらい しか用途がありません。

mike2003
質問者

お礼

大変参考になるアドバイスありがとうございます。本当にお詳しいですね。殆どを航空便で送ることにして正解でした。このアドバイスは別に貼り付けてファイルしておきます。

その他の回答 (1)

  • masa123da
  • ベストアンサー率28% (16/57)
回答No.1

空輸をおススメします。 前職 某航空会社貨物で働いていました。 ワインについて詳しくはありませんが・・・ボジョレー解禁の時は、航空貨物で大量に輸送しています。 貨物室は、客室と同じ気温に保たれている為、安全だと思われます。 友達が、船舶貨物会社で働いていますが、時間がかかる点と温度の問題があるねとアドバイスをいただきました。 ワインについてではありませんが、輸送に関して参考にしていただければ、大変嬉しいです^^) 気をつけて帰ってきてください。日本へお帰り~^^) では・・・!!

mike2003
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございます。結局ほとんどは航空便で送る手配をしました。また、24本はハンドキャリーします。

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